イギリスの作家レイ・ハリスンの長篇ミステリ作品『ジョン・ブルの誇り(原題:French Ordinary Murder)』を読みました。
エリス・ピーターズの『死体が多すぎる―修道士カドフェル〈2〉』に続き、イギリスの作家の作品です。
-----story-------------
1890年晩秋。
霧深いロンドンの高架下で、その夜一人の男が殺害された。
状況から追いはぎによる犯行の線は消えたが、ではなぜ、平凡な一市民がこのような最期を遂げたのか?
未亡人の窮状に接した市警察のブラッグ部長刑事は、真相究明を心に誓うが…。
世紀末ロンドンに殺人犯を追う、たたきあげの硬骨漢ブラッグと貴族出身の新米巡査モートン。
時代ミステリの新シリーズ登場。
-----------------------
1983年(昭和58年)に刊行された作品……19世紀末、ヴィクトリア朝時代のロンドン市警の警官コンビの活躍を描いた、ブラッグ部長刑事&モートン巡査シリーズの第1作です。
1890年晩秋のロンドンで海運会社の事務員アーサー・ポッターが殺された……何らかの不正に関わっていたようだが、、、
荷馬車屋生まれの庶民ジョゼフ・ブラッグ部長刑事と上流階級のお坊ちゃんジェイムズ・モートン巡査がコンビを組むシリーズ第1作。
不正経理が殺人事件に発展……ロンドン市警察のブラッグ部長刑事とモートン巡査は、真相を確認するためにフランス・マルセイユやモナコ・モンテカルロを訪れ、容疑者を追い詰めていく、、、
平民出身でたたきあげの硬骨漢のブラッグ部長刑事と貴族出身のモートン巡査の、あるときはとんちんかんな、そしてあるときはぴったり息の合ったコンビ振りが巧く描かれていましたね……困窮生活を余儀なくされている未亡人への対応が心憎いラストも良かったですね。
エリス・ピーターズの『死体が多すぎる―修道士カドフェル〈2〉』に続き、イギリスの作家の作品です。
-----story-------------
1890年晩秋。
霧深いロンドンの高架下で、その夜一人の男が殺害された。
状況から追いはぎによる犯行の線は消えたが、ではなぜ、平凡な一市民がこのような最期を遂げたのか?
未亡人の窮状に接した市警察のブラッグ部長刑事は、真相究明を心に誓うが…。
世紀末ロンドンに殺人犯を追う、たたきあげの硬骨漢ブラッグと貴族出身の新米巡査モートン。
時代ミステリの新シリーズ登場。
-----------------------
1983年(昭和58年)に刊行された作品……19世紀末、ヴィクトリア朝時代のロンドン市警の警官コンビの活躍を描いた、ブラッグ部長刑事&モートン巡査シリーズの第1作です。
1890年晩秋のロンドンで海運会社の事務員アーサー・ポッターが殺された……何らかの不正に関わっていたようだが、、、
荷馬車屋生まれの庶民ジョゼフ・ブラッグ部長刑事と上流階級のお坊ちゃんジェイムズ・モートン巡査がコンビを組むシリーズ第1作。
不正経理が殺人事件に発展……ロンドン市警察のブラッグ部長刑事とモートン巡査は、真相を確認するためにフランス・マルセイユやモナコ・モンテカルロを訪れ、容疑者を追い詰めていく、、、
平民出身でたたきあげの硬骨漢のブラッグ部長刑事と貴族出身のモートン巡査の、あるときはとんちんかんな、そしてあるときはぴったり息の合ったコンビ振りが巧く描かれていましたね……困窮生活を余儀なくされている未亡人への対応が心憎いラストも良かったですね。