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柔道整復師国家試験対策校 ジャパン国試合格

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今週の1題

2013-10-15 09:15:53 | 今週の問題
おはようございます。中里です。
もう10月も半ばに入りました。今日は涼しいと言うより寒いくらいですね。
台風の影響で今夜から雨が降り出すようです。
夜間部の学生のみなさんは帰宅時十分気をつけてくださいね。
今週も第1回ジャパン模試必修より出題します。

問題 次の説明について習慣性脱臼に該当するものはどれか。
1.初回治療の中止や固定期間の不足などの原因により、軽微な外力や筋力によって繰り返すもの。
2.明らかな外傷の既往がなく発育障害、関節の弛緩などのある患者に軽微な外力等により続発するもの。
3.本人の自由意志で自家筋力により脱臼を起こし、原位置に復すことができるもの。
4.関節の急性・慢性炎症により関節内に炎症物質が多量に貯留し、関節包が拡張して脱臼したもの。

【解答】 2 【柔理】p.62       
1.反復性脱臼
3.随意性脱臼
4.拡張性脱臼
拡張性脱臼は「関節の性状による分類」に属し、「脱臼の頻度と機序による分類」には該当しない。



今週の1問をご紹介します。

2013-10-07 09:16:59 | 今週の問題
おはようございます。中里です。
最近、新宿や地元で国体選手を見ることが多くなりました。
私の家の近くの体育館も会場となっているのですが、観客が多いみたいでちょっと行って観てみようという感覚では観戦出来ない様子でした。
今週も第1回ジャパン模試必修からの出題です。

問題 膝蓋骨脱臼について正しいものはどれか。
1.膝関節を過度に屈曲した状態で直達外力が働き発生する。
2.恒久性脱臼は膝の状態に関わらず、常に脱臼している。
3.内側広筋の働きにより内側脱臼が多い。
4.自然整復されることが多く、治療の必要はない。

【解答】 2 【柔理】p. 375~376  
1.脱臼は跳躍等の際に膝関節に過度な伸展と捻転が加わり発生する。
3.解剖学的構造と骨の形態的な関係から側方脱臼の外側脱臼が多い。また、内側広筋の脆弱化をきたしたものは外側脱臼の要因となる。
4.膝を伸展することで自然整復されるが、治療を怠ると脱臼を繰り返しやすく、膝関節症を起こす。

今週の1問です。

2013-09-30 09:33:06 | 今週の問題
おはようございます。中里です。
9月も今日で最後ですね。
9月28日に東京国体の開会式が味の素スタジアムで行われましたね。
近くの会場でやっている競技を観に行くのもいいのではないでしょうか。
今週も第1回ジャパン模試必修からの出題です。

問題 肩関節前方脱臼の整復法において吊り下げ法は次のうちどれか。
1.ミルヒ(Milch) 法
2.モーテ(Mothe) 法
3.スティムソン(Stimson) 法
4.ヒポクラテス(Hippocrates) 法

【解答】3【柔理】p. 267      
1.Milch 法は挙上法である。
2.Mothe 法は挙上法である。
4.Hippocrates 法は踵骨法ともよばれ下方脱臼の際も応用される。

今週の1問です。

2013-09-24 09:17:47 | 今週の問題
おはようございます。中里です。
秋らしくなってきましたね。みなさん、体調を崩していないでしょうか??
今週26日(木)から国試対策授業(半年通学)が開始します。
興味関心のある方はお気軽にご連絡くださいね。
今週も第1回ジャパン模試必修問題より出題致します。

問題 大腿骨頸部骨折について誤っているものはどれか。 
1.外側骨折は中間部骨折と転子間骨折に分類される。
2.内転型骨折の骨折部は、内反股の状態を呈する。
3.転倒時に発生することが多い。
4.高齢者では小児に比較して、頸体角が減少する。

【解答】1
【解説】柔整理論p. 323~325  
1.外側骨折は、転子間骨折と転子貫通骨折に分類される。
3.転倒時に大腿部を打った場合に発生することが多い。
4.高齢者では、頸体角(成人約130度)および前捻角(成人約14度)が減少する。

今週の1問をご紹介します。

2013-09-17 09:08:55 | 今週の問題
おはようございます。中里です。
昨日の台風の被害はみなさん大丈夫だったでしょうか?
関東も雨・風が強かったですね。
昨日は敬老の日でお休みだったので、本日「今週の1問」をご紹介します。
7月に実施いたしました第1回ジャパン模試必修問題より出題致します。
模試を受験された方は復習としてもう一度解いてみてください。

問題 上腕骨外科頸骨折について正しいものはどれか。
1. 結節上骨折に分類される。
2. 三角筋の膨隆消失が認められる。
3. 上腕二頭筋長頭腱の脱臼を合併することがある。
4. 骨頭から結節部および骨幹部に移行する部分で発生する。

【解答】 4 
【解説】柔整理論p.193~199  
1.上腕骨外科頸骨折は上腕骨近位端骨折の結節下骨折に分類される。
2.三角筋の膨隆消失がみられるのは外科頸骨折と類似する肩関節前方脱臼にみられる。
3.上腕二頭筋長頭腱の脱臼を合併するのは小結節単独骨折である。

今週の1問です。

2013-09-09 09:11:32 | 今週の問題
おはようございます。中里です。
昨日は2020年東京オリンピックパラリンピックの開催が決定し、レスリングが最終種目に選ばれましたね。7年後が楽しみですね。
7年後、どんな形であれオリンピックパラリンピックに関係できればと思っています。
柔整師として活躍される方もいるのではないでしょうか。
本日は一般臨床からの出題です。

問題 誤っている組合せはどれか。
1.漏斗胸 ―――― マルファン症候群
2.扁平胸 ―――― 粘液水腫
3.樽状胸 ―――― 肺気腫
4.鳩 胸 ―――― くる病

【解答】2
【解説】一般臨床p.26(改訂第2版・3版)
扁平胸:胸郭は狭長で、前後に扁平な状態。病的ではなく無気力体型の人にみられる。

今週の1問をご紹介します。

2013-09-02 09:21:11 | 今週の問題
おはようございます。中里です。
昨日より9月になりました。あっという間ですね。
体調管理はしっかりしていきましょう。
先週に引き続き腫瘍の問題をご紹介します。

問題 腫瘍マーカーはどれか。
1.アルブミン
2.α-フェトプロテイン
3.ビメンチン
4.インターロイキン

【解答】2 
【解説】病理学概論p.88(改訂第2版)p.99(改訂第3版)
腫瘍マーカー:α-フェトプロテイン(AFP)、癌胎児性抗原CEA、CA19-9、PSA 等

腫瘍に関しては外科学概論でも出題されているので、確実に得点できるようにしたいですね。


今週の1問をご紹介します。

2013-08-26 09:40:26 | 今週の問題
おはようございます。中里です。
やっと朝、涼しくなってきたように感じられますが、日中はまだまだ暑いですね。
過ごしやすい秋になるのが待ち遠しいです。
今週も病理学の問題です。必修での出題も多い「腫瘍」についての問題を続けてご紹介していきたいと思っています。

問題 良性腫瘍はどれか。
1.血管腫
2.脂肪肉腫
3.急性リンパ性白血病
4.多発性骨髄腫

【解答】1
【解説】病理学概論p.97(改訂第2版)p.100(改訂第3版)
血管腫は非上皮性の良性腫瘍である。

腫瘍の分類は良性、悪性、上皮性、非上皮性と分類されるため、教科書の腫瘍の分類の表を活用すると覚えやすいと思います。

今週の1問です。

2013-08-19 09:30:43 | 今週の問題
おはようございます。中里です。
お盆も終わり暑さも和らぐのかと思いきや、今週も暑いようです。
8月ももう折り返しです。みなさん、国試勉強は順調でしょうか。
今日は夏期集中講座でおこなった臨床系問題(病理学)から1題ご紹介します。

問題 自覚症状でないのはどれか。
1.耳鳴り
2.頭 痛
3.掻痒感
4.高 熱

【解答】4 
【解説】病理学概論教科書p.6(改訂第2版)p.7(改訂第3版)
自覚症状:病人が自分で感じることができる症状
     (例:倦怠、疼痛、熱感、咳嗽、悪心、嘔吐、めまいなど)

臨床系からの必修問題は一般臨床は2問、その他は1問の出題となります。
1問1問を確実に得点できるようにしたいですね。

今週の1問をご紹介します。

2013-08-05 09:34:02 | 今週の問題
おはようございます。中里です。
8月に入り今週からまた暑さが厳しくなるというニュースをみました。
クーラーなしでは過ごせない日々が続いていますが、扇風機を一緒に廻したりドライにしてみたりと色々やっています。
夏によく耳にするクーラー病にならないようにしたいですね。
明日から「夏期集中講座」が始まります。5日間みっちりの授業内容となっています。
興味関心のある方はご連絡ください。
なお、来週12日(月)は夏期休暇の為、次回の「今週の1問」は19日(月)にアップ致します。

問題 誤っている組合せはどれか。
1.亀裂骨折 ――― 肩甲骨
2.若木骨折 ――― 鎖 骨
3.陥没骨折 ――― 頭蓋骨
4.骨膜下骨折 ―― 距 骨

【解答】4
【解説】柔整理論p.24
亀裂骨折(氷裂骨折):扁平骨に発生する。肩甲骨の他、頭蓋骨、腸骨など。
若木骨折(緑樹骨折・生木骨折):幼少児の鎖骨、前腕骨などに発生。
陥没骨折:頭蓋骨などの扁平骨に発生。完全骨折である。
     陥凹骨折は不全骨折である。
骨膜下骨折:幼少児の脛骨骨幹部に発生する。

*近年国試ではカッコ書きや小文字で記載されている細部からも出題されているように思います。必修出題基準に記載のある項目は見落としのないように注意してください。