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柔道整復師国家試験対策校 ジャパン国試合格

「ジャパン国試合格」による講習会や模擬試験の案内等

今日の2問

2013-12-23 09:30:00 | 今週の問題
おはようございます。
石川です。
最近体調を崩されている方が多いですが、皆様はいかがでしょうか?
今日も寒いですが元気に頑張りましょう。

クリスマスには2日ほど早いですが、皆様へプレゼントです。
受験勉強にお役立てて頂けましたら幸いです。
「第1回ジャパン模試」より柔整理論の一般問題を2問出題致します。

問題 骨折の治癒に影響を与える因子の好適な条件でないのはどれか。
1. 骨折部に絶えず屈曲力、牽引力、回転力、あるいは剪断力が作用している場合
2. 海綿質の骨折の場合
3. 噛合した骨折の場合
4. 骨折面の密着した骨折線の長い螺旋状、または斜骨折の場合

【解答】 1 【柔理】p.45  
骨折部にかかる力がすべて圧迫力になり、剪断力が働いていない場合が好適な条件と言える。なお、海綿質は骨髄があるため仮骨の新生を促進することができ、噛合した骨折では骨折端同士が噛み合う圧迫骨折の一種であるため治癒に期待ができる。また、骨折端が密着している条件を満たしている場合のみ螺旋状でも斜骨折でも好適条件となる。

問題 足根骨骨折のうち、最も発生頻度の高い骨折はどれか。
1. 踵骨骨折
2. 舟状骨骨折
3. 楔状骨骨折
4. 距骨頚部骨折

【解答】 1 【柔理】p. 361~363  
1.踵骨は、足根骨の中で一番大きい骨であり、また、足部接地の際に外力が一番に伝わる部位にあるため最も発生頻度が高くなる。
4.距骨頚部骨折は、距骨骨折の体部骨折、後突起骨折と比較して多い骨折である。


平成26年3月2日(日)まで残り70日を切りました。
苦手なところ、不安なところは少しでも減らして新年を迎えましょう。
当校では明後日12月25日(水)~27日(金)の3日間「‐冬期集中講座‐必修対策講習会」を実施致します。
興味関心のある方は、ぜひご連絡ください。


ジャパン国試合格スタッフ一同、皆様の国家試験合格へ応援していきます!


 http://jkokushi.jp/

今日の2問

2013-12-16 10:32:18 | 今週の問題
おはようございます。
石川です。
毎日とても寒いですが、元気に頑張りましょう。

「第1回ジャパン模試」より柔整理論の一般問題を2問出題致します。

問題 ゴルフスイングによる肋骨骨折で正しいのはどれか。2つ選べ。
1. 背部痛を訴えることが多い。
2. 右スイングでは左肋骨に発生することが多い。
3. 第1 ~ 第3肋骨に発生頻度が高い。
4. 胸骨に近い肋軟骨移行部に好発する。

【解答】 1.2 【柔理】p. 144~145
[基](各論・骨折)1.頭部・体幹 H.肋骨骨折 
ゴルフスイングによる疲労骨折は、右利きの人の場合、左第2 ~ 第9肋骨の肋骨角付近に発生することが多い。

問題 鎖骨骨折について正しいものはどれか。
1.乳幼児の不全骨折では、両腋窩を持って抱きかかえると疼痛が増悪する。
2.成人では非観血的治療によって変形を残すことは稀である。
3.定型的転位では、遠位骨片は小・大胸筋の緊張により前方に転位する。
4.綿包帯による固定は、セイヤーの固定法が採用される。

【解答】 1 【柔理】p.183~189  
2.非観血的治療によって、固定肢位の維持が困難であるため再転位・変形を残しやすい。
3.遠位骨片は、上肢の重さにより下垂、小・大胸筋の収縮により短縮転位する。
4.綿包帯による固定はデゾー包帯固定法である。セイヤーは絆創膏固定法。


今年ももうすぐ終わってしまいますね。
苦手なところ、不安だと思うところは今年のうちに克服していきましょう!

昨日12月15日(日)は仙台で必修対策講習会がありました。
ご参加くださった受験生の皆様、誠にありがとうございました。

また来週月曜日、12月23日(祝・月)に名古屋で必修対策講習会を実施致します。
東京では12月25日(水)~27日(金)の3日間、必修対策講習会を実施致します。
興味関心のある方は、ぜひご連絡ください。

ジャパン国試合格スタッフ一同、皆様の国家試験合格へ応援していきます!


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今日の2問

2013-12-09 15:57:38 | 今週の問題
こんにちは。
お待たせいたしました。石川です。
今日も寒いですが、体調はいかがでしょうか?
今週も元気に頑張りましょう。


「第1回ジャパン模試」より柔整理論の一般問題を2問出題致します。

問題 膝蓋骨について誤っているものはどれか。
1. 分裂膝蓋骨は男性に多い。
2. 分裂膝蓋骨はⅢ型が最も多い。
3. 膝蓋骨の横骨折では、膝関節の伸展が不能となる。
4. 膝蓋骨骨折は大腿四頭筋の牽引によっても起こる。

【解答】 3 【柔理】p. 336~339
膝蓋骨横骨折では、腱膜下骨折の場合、膝伸展が通常どおり可能な場合もある。また、膝蓋腱膜の離断した骨折でも膝関節の伸展が著しく障害されるが不能となることはない。

問題 膝蓋骨脱臼の先天的要因について誤っているものはどれか。
1. 内側広筋の脆弱化
2. 内反膝によるQ角の増大
3. 大腿骨前捻角が過剰なもの
4. 膝蓋骨、大腿骨遠位端の形態異常

【解答】 2 【柔理】p. 375   
Q角は膝蓋骨を牽引する方向を表しているものである。Q角が増大するということは膝蓋骨が外方に傾いた外反膝であると同時にX脚であることを指す。これは内側広筋が外側広筋に力負けしてしまったために起こるとも言える。前捻角が増加すると、大腿部の内旋が強まり外反膝となる。また、膝蓋骨の外側関節面の傾斜と大腿骨外側顆の傾斜が正常より小さいのも要因のひとつとなる。


昨日、東京会場と仙台会場で第2回ジャパン模試を実施致しました。
寒い中、多くの受験生が会場に足を運んでくれました。
ありがとうございました。
来年2月には「第3回ジャパン模試」が実施されます。
今度は東京、仙台、そして名古屋会場でも実施致しますので、興味関心のある方はぜひご連絡ください。

スタッフ一同、皆様の国家試験合格へ応援していきます!


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今日の2問

2013-12-02 10:13:08 | 今週の問題
おはようございます。
今日は石川が発信いたします。
昨日から12月が始まりました。
外を見ると裸の木も多くなり、いよいよ冬本番ですね。
寒いですが、元気に頑張っていきましょう!

「第1回ジャパン模試」より柔整理論の一般問題を2問出題致します。

問題 コーレス骨折の典型的骨折について誤っているものはどれか。
1. 手の橈側偏位
2. 急峻な背面の突出
3. 手関節の横径の増大
4. なだらかな円形の背側突出

【解答】 4 【柔理】p.233  
コーレス骨折では、見た目の変形を正面と側面から見たものがある。ひとつはフォーク状変形(側面)と言い遠位骨片の急峻な背面の突出かつ、なだらかな円形の掌側突出のことを指す。もうひとつの銃剣状変形(正面)では腫脹と転位による手関節の横径の増大、遠位骨片の橈側偏位がみられる。どちらも見る方向が違うだけでコーレス骨折の典型的な変形のことをいう。

問題 肘関節脱臼について誤っているものはどれか。
1. 尺骨、橈骨それぞれの単独脱臼は稀で、前腕両骨の脱臼が多い。
2. 前腕両骨後方脱臼の合併症として尺骨神経、橈骨神経、正中神経の損傷がある。
3. 前腕両骨前方脱臼は、観血療法の適応が多い。
4. 前腕両骨分散脱臼の固定肢位は、肘関節90°前腕回内回外中間位にて固定を行う。

【解答】 4 【柔理】p. 271~275
前腕両骨分散脱臼は稀な骨折である。前後型、側方型の2つに分類される。前後型の固定肢位は前腕回外位とし、循環障害を起こさない程度に可能な限り肘関節の屈曲を行う。側方型の固定肢位は、前腕回外位にて肘関節を90°屈曲する。どちらの固定も前腕は回外させること。尚、肘関節90°前腕回内回外中間位の固定肢位は前腕両骨の後方脱臼、前方脱臼、側方脱臼に適用される。
前腕両骨前方脱臼は、多くが肘頭骨折を合併するため、徒手整復後は観血療法を行う必要がある。

今週末、12月8日(日)に「第2回ジャパン模試」を実施致します。
日頃の成果を存分に発揮できるように落ち着いて模試に臨みましょう。

スタッフ一同、皆様の国家試験合格へ応援していきます!

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今日の2問

2013-11-25 10:00:00 | 今週の問題
おはようございます。
今日は石川が発信いたします。
紅葉がきれいな時期になりましたね。
風邪を引かないように、元気よく頑張りましょう!
「第1回ジャパン模試」から柔整理論の必修問題と一般問題を1問ずつ出題致します。

必修問題 極度の開口時におこる顎関節脱臼について最も多いものはどれか。
1. 前方脱臼の片側脱臼
2. 前方脱臼の両側脱臼
3. 後方脱臼
4. 側方脱臼

【解答】 2 【柔理】p.134~135  
極度の開口時に起こる脱臼は、前方脱臼の両側脱臼となる。片側脱臼は、開口時の衝突、打撃などによって発生する場合がある。後方脱臼は閉口時に強力な打撃が頤部に加わった場合に発生。側方脱臼は骨折の合併症としてみられる。

一般問題 病的脱臼の種類と原因になる好発疾患についての組合せで正しいものはどれか。2つ選べ。
1. 拡張性脱臼―関節リウマチ
2. 拡張性脱臼―急性化膿性股関節炎
3. 破壊性脱臼―股関節結核
4. 麻痺性脱臼―肩関節不全脱臼

【解答】 2.4 【柔理】p.59  
拡張性脱臼とは炎症により滲出物が貯留し関節包が拡張したものを指す。股関節結核というのは、肺から侵入した結核菌が股関節に転移したために水が溜まり炎症を起こしたものをいう。破壊性脱臼とは関節包や関節体の破壊が原因で脱臼するものを指す。関節リウマチは非化膿性の関節炎であり細菌などが原因でないため滲出物は貯留せず関係性がない。

国家試験本番まであと98日となり、100日切りました。
焦らず、1つ1つ、確実に点を取れるように取り組んでいきましょう。
ジャパン国試合格では「第2回ジャパン模試」を12月8日に実施致します。
実力を試したいと考える受験生の皆様!ぜひともチャレンジしてください。

スタッフ一同、皆様の国家試験合格へ応援していきます。

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今日の2問

2013-11-18 10:26:14 | 今週の問題
おはようございます。
今日から1週間が始まりますね。元気よく頑張っていきましょう!
それでは石川が今日の2問を発信していきます。
「第1回ジャパン模試」必修問題(柔整理論)からの2問です。

問題 牽引直圧整復法について正しいものはどれか。
1. この整復法は特殊な骨折型に適応するものである。
2. 高度な捻転転位は牽引により整復される。
3. 側方転位は優先的に整復する必要がある。
4. 牽引を緩徐に持続的に加えることで、短縮転位が整復される。

【解答】 4 【柔理】p.92~93
1.牽引直圧法は一般的な骨折型に適応する。
2.高度な捻転転位は牽引により整復されることは少ないため、牽引前に捻転転位の整復を行う。
3.側方転位は短縮転位が整復されてから側方から圧を加えて整復する。

問題 サルカス徴候が陽性となるものはどれか。
1. 五十肩
2. リトルリーガー肩
3. ベネット損傷
4. 動揺性肩関節

【解答】 4 【柔理】p.275~276,292,295~298
サルカス徴候は、患者の上腕を下方に引き下げると肩峰と上腕との間に間隙ができる検査であり、動揺性肩関節の検査となる。
1.五十肩とは、腱板損傷、石灰性腱炎、肩峰下滑液包炎、上腕二頭筋長頭腱炎を除外した誘因のない肩関節の痛みを伴った運動障害を指す。
2.リトルリーガー肩の主症状は投球動作時の疼痛である。圧痛は、骨端成長軟骨板の高さの側方にみられる。急性期には熱感がみられる。
3.ベネット損傷は、肩関節窩後下方あるいは上腕三頭筋長頭腱の起始部の骨棘をさす。無症状のものが多いが投球時に肩後方の疼痛や脱力感を訴える。

電車の中でマスクをしている人をよく見かけるようになりました。
皆様も風邪等には気を付けてお過ごしください。
ジャパン国試合格スタッフ一同、皆様の国家試験合格へ応援してきます!

いよいよ来月12/8(日)に「第2回ジャパン模試」を実施致します。
東京会場:高千穂大学(杉並区)
仙台会場:戦災復興記念館(仙台市)
只今お申込受付中です。

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今日の2問

2013-11-11 10:16:36 | 今週の問題
おはようございます。
本日も石川が元気よく皆様に発信していきます。
下記に「第1回ジャパン模試」必修問題(柔整理論)からの2問を載せます。
受験勉強にお役立ち頂けましたら幸いです。

問題 小児骨折の特徴について誤っているものはどれか。
1. 骨の成長はおおむね男子15~16歳、女子17~18歳までに完了する。
2. 骨癒合期間は、成人の2/3程度であり、骨癒合も良好で偽関節を生じることは少ない。
3. 低年齢児は、正確な受傷原因、経過等を正確に把握することは困難である。
4. 大腿骨骨幹部骨折では、充血により軟骨板が刺激され骨の過成長が促進される。

【解答】 1 【柔理】p.39~41    
骨の成長は、女子で15~16歳、男子は17~18歳までに完了する。通常、成長は女子の方が男子に比べ早熟である。骨の成長においても女子が早く完了する。この年齢については、骨折の治療の判断材料にもなるため重要となる。

問題 肘内障について正しいものはどれか。
1. 腕尺関節の亜脱臼となる。
2. Pulled elbow syndrome とも呼ばれる。
3. 患側上肢の運動は不能となる。
4. 一般に整復困難であり、整復不能な事が多い。

【解答】 2 【柔理】p. 275~276  
1.輪状靱帯から橈骨頭がすり抜けることで、近位橈尺関節の亜脱臼となる。
3.ある程度の肘関節屈曲および前腕の回旋は可能となる。
4.肘内障の整復は比較的容易であるが、完全脱臼し輪状靱帯が嵌頓した場合は整復不能となることがある。

朝夕めっきり冷えてきました。どうぞ体調管理にもご注意くださいね。
ジャパン国試合格スタッフ一同、皆様の合格へ応援していきます!

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今日から2問です。

2013-11-05 10:31:22 | 今週の問題
おはようございます。
今月より私、石川 瑛弥が発信していきます。どうぞ宜しくお願い致します。
また国試まで117日前となりましたので、今日から2問ずつ発信していきます。
受験生の皆様へ力強いサポートができるように頑張っていきます。
「第1回ジャパン模試」必修問題(柔整理論)からの2問です。

問題 骨折の局所症状における介達痛でないのはどれか。
1. 自発痛
2. 軸圧痛
3. 圧迫痛
4. 牽引痛

【解答】 1 【柔理】p.32       
介達痛は患部から離れた箇所を刺激して患部に生じる痛みであり、軸圧痛、叩打痛、圧迫痛、牽引痛および動揺痛に分類される。自発痛は何もしていなくても患部から起こる痛みのことであり、感覚神経の多い骨膜から発生する。そのため介達痛とは異なる。

問題 骨折の後遺症でないのはどれか。
1. 褥 瘡
2. 偽関節
3. Sudeck骨萎縮
4. フォルクマン拘縮

【解答】 1 【柔理】p.36~37    
褥瘡は、長期臥床による続発症のため後遺症に該当しない。

11月になり日ごとに寒さが増していく気がしますね。皆様、風邪などには気を付けてお過ごしください。

ジャパン国試合格は、みなさんの合格を心より応援しております!!

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今週の1問です。

2013-10-28 09:23:19 | 今週の問題
おはようございます。中里です。
土曜から日本シリーズが始まりましたね。昨日の試合をテレビで観戦していましたが、東北は寒そうでした。
東北の受験生をはじめ、受験生の皆さんくれぐれも体調には気をつけてくださいね。
今週も第1回ジャパン模試必修からの出題です。

問題 変形性膝関節症について正しいものはどれか。
1. 男性に多く、女性の約5倍である。
2. 急性の破壊性の関節疾患である。
3. 国内患者の大多数が外反変形を呈する。
4. 階段昇降時、とくに降りる際に痛みを生じる。

【解答】 4 【柔理】p. 401~402  
1.女性に多く、男女比は1:3である。
2.慢性の進行性の変形性関節疾患である。尚、変形性関節症の定義は「病理学的に関節軟骨の変性、摩耗による荒廃と軟骨および骨の新生と増殖、つまり摩耗相と増殖相の混在によって特徴づけられる慢性、進行性の変形性関節疾患」である。
3. 85%以上が内反変形を示し、外反変形の症例は少ない。

今週の1問です。

2013-10-21 09:20:59 | 今週の問題
おはようございます。中里です。
昨日は冷たい雨でしたが、今日は過ごしやすい1日になりそうですね。
専門学校の3年生は実技認定試験がそろそろ始まりますね。
今から緊張している学生さんもいると思いますが、程よい緊張感を保ちつつ本番を迎えてくださいね。
今週も第1回ジャパン模試必修より出題します。

問題 コーレス骨折について正しいものはどれか。
1. 直達外力により発生することが多い。
2. 橈骨遠位端部屈曲型骨折である。
3. ズデックの骨萎縮が起こり易い。
4. 限局性圧痛および介達痛は不明瞭なことが多い。

【解答】 3 【柔理】p.38, 232~234   
1.直達外力により発生することは稀である。
2.橈骨遠位端部伸展型骨折である。
3.ズデックの骨萎縮は交感神経系の異常によって血流障害を起こすために発生するとされている。また、心因性因子も関係するとされている。コーレス骨折以外に踵骨骨折時によくみられる。
4.他の骨折と比較して自発痛は甚大なものでは、限局性圧痛および介達痛は明確にみられる。