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柔道整復師国家試験対策校 ジャパン国試合格

「ジャパン国試合格」による講習会や模擬試験の案内等

今週の問題です。

2013-07-29 09:27:47 | 今週の問題
おはようございます。中里です。7月も残り3日ですね。
昨日は「必修対策いちにち講習会」でした。参加してくださったみなさん、4時間の講習お疲れさまでした。必修に不安を持っている方が多かったようでしたが、受講して「自信がついた」と帰られた方もいらっしゃいました。必修出題傾向や対策の話が講義中にあり、良い1日だったと思います。

問題 外力の働き方による分類でないのはどれか。
1.剥離骨折
2.屈曲骨折
3.斜骨折
4.捻転骨折

【解答】3
【解説】柔整理論p.28~30
斜骨折は骨折線の方向による分類である。
斜骨折の他に横骨折、従骨折、螺旋状骨折、複合骨折に分類される。

骨損傷の分類は骨の性状、骨損傷の程度、骨折線の方向、骨折の数など様々な分類があります。柔整教科書の図と共に整理すると良いと思います。

今週の1問をご紹介します。

2013-07-22 09:37:38 | 今週の問題
おはようございます。中里です。
夏期休暇に入った学生さんもいると思いますが、この夏にやるべきことを明確にし、国試に向けて勉強をしていくことが大切だと思います。
この暑さにも徐々に身体も慣れていくことと思いますが、油断はできません。しっかり水分・塩分を補給し、有意義な夏期休暇にしてくださいね。
では、今週の問題です。

問題 鎖骨骨折に関する記述で正しいのはどれか。
1.肘関節を伸展して倒れたり、肩を下にして転倒した際の介達外力によって受傷することが多い。
2.骨折部位は内側1/3での発生が最も多い。
3.患者は患側上肢を胸郭より離し、健側の手で支える格好をとりながら来院することが多い。
4.観血的な治療が原則であるが、第3骨片が鋭く皮膚を圧迫している時や、腕神経叢圧迫症状がある時は保存的治療となる。

【解答】1
【解説】柔整理論p.183~185
鎖骨骨折の発生機序の多くは介達外力である。(中外1/3部に発生)
直達外力での発生は稀である。(外1/3部に発生)

鎖骨骨折は実技認定試験の項目にもあります。夏期休暇後に実技認定試験対策等も始まると思います。発生機序や症状等口頭でも言えるようにしておくと安心です。

今週の1問をご紹介します。

2013-07-16 10:01:44 | 今週の問題
おはようございます。中里です。
今日は久しぶりに涼しく気持ちの良い朝ですね。日中も過ごしやすいといいのですが。
昨日が海の日でお休みでしたので、今日問題を1問ご紹介します。

問題 フォルクマン拘縮について誤っているのはどれか。
1.深層にある筋ほど変性が強くみられる。
2.他動的に手指を伸展すると激しい疼痛が誘発される。
3.手関節軽度屈曲、MP関節過度伸展、PIP関節屈曲、DIP関節屈曲の変形を呈する。
4. 5P徴候として疼痛、知覚過敏、脈拍減弱、痙性麻痺、発赤がみられる。

【解答】4
【解説】柔整理論p.39,84,213(図)
 5P徴候:pain(疼痛)paleness(蒼白)pulselessness(拍動消失)paresthesia(感覚異常)paralysis(麻痺)

 フォルクマン拘縮はよく問題にも出題されます。
 私は図と一緒に覚え、どのような肢位になるか自分の手でやって覚えていました。

今週の1問をご紹介致します。

2013-07-08 09:47:03 | 今週の問題
おはようございます。中里です。
3日連続でこの暑さは身体にはキツイですが、体調はいかがでしょうか?
昨日は東京会場で第1回ジャパン模試を実施致しました。とても暑い中、多くの受験生が会場に足を運んでくれました。
今後12月と2月にジャパン模試が実施されますので、興味関心のある方はご連絡ください。

本日の問題はこちらです。
問題 次のうち、最も早期に発見されるのはどれか。
1.偽関節
2.無腐性骨壊死
3.骨化性筋炎
4.脂肪塞栓

【解答】4
【解説】柔整理論教科書p.36~39
偽関節、阻血性骨壊死(無腐性骨壊死)、骨化性筋炎は後遺症である。
脂肪塞栓は続発症である。受傷後1~3日間に起こる。

必修で出題されやすい項目なので、どんな形式で出題されても得点できるようにしっかり整理しておきたいですね。

今週の1問です。

2013-07-01 10:08:31 | 今週の問題
おはようございます。中里です。今日から7月です。あっという間に暑い暑い夏になりますね。体調管理はしっかりおこなってくださいね。
先週に引き続き日曜講習での演習問題(柔理:総論)を1問ご紹介致します。
包帯固定学の教科書は柔理に比べあまり見ないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。用語を再確認するのに良いと思います!

問題 正しいものはどれか。
  1.良肢位と機能的肢位は同義である。
  2.安全肢位とは拘縮が起こった際、日常生活動作上最も支障の少ない肢位のことである。
  3.手のMP関節の側副靭帯は屈曲時に弛緩し、伸展時に緊張する。
  4.手網靭帯はMP関節の過伸展を防止している。
                                         
【解答】1
【解説】教科書(包帯固定学)p.1
固定肢位は機能的肢位(良肢位)を原則とする。
良肢位:関節が硬直を起こして機能を失った場合に、日常生活に最も便利で、苦痛のない肢位。
*良肢位=機能的肢位=便宜肢位
*安全肢位=不便宜肢位(拘縮しにくい肢位)

日曜講習会第1期で取り組んでいる問題を1問ご紹介します。

2013-06-24 09:36:41 | 今週の問題
おはようございます。今週より毎週月曜日(祝日の場合は火曜日)に国家試験対策に役立つ問題を私、中里が掲載していきます。
今回は日曜講習会でおこなった柔整理論(総論)1問をご紹介します。
各論を中心に勉強している方が多いと思うので、総論の忘れがちな項目を思い出して頂ければと思います。
18回の必修にも出題させているので、ぜひチェックしてみてください。

問題 手技療法について誤っているのはどれか。
   1.軽擦法は治療の開始と終止の際に用いられる主要な手技である。
   2.強擦法は病的産物を粉砕してリンパ管に送り出す作用を持っている。
   3.揉捏法は主として筋に作用させる。
   4.伸長法は筋紡錘の興奮性を亢進させる。
【解答】4
【解説】教科書p.101~102
 軽擦法:手掌を患部に密着させ、末梢から中枢に向かって平らに撫で擦する方法
 強擦法:皮膚上を滑らないように深部に向けて押しつけながら円を描きつつ移動していく方法
 揉捏法:筋をつかみ、圧搾するような動作を繰り返し、遠位から近位方向へ進んでいく方法
 伸長法:徒手的に筋腱を伸長させ、筋紡錘の興奮を抑制させ、関節可動域の拡大効果を期待するもの
 *筋紡錘の興奮性を亢進させるのは叩打法である。

過去国家試験に出題された問題
第9回(一般)
問題 手技療法の開始と終了の際に用いる手技はどれか。
   1.軽擦法 2.揉捏法 3.振戦法 4.叩打法            【解答】1

第18回(必修)
問題 手技療法の開始と終了の際に用いるのはどれか。
   1.振戦法 2.揉捏法 3.軽擦法 4.圧迫法            【解答】3