雲の絶間の絶え間ざる日常

日常を続けることが意外と大変。鬱と戦う嫁やってます。新薬に変えてから好転しつつあります

寄付することの難しさ

2010年10月23日 19時56分59秒 | ひとりごと
募金箱を持ってずらーっと並ばれるのは嫌い。でも今日は、女子高生三人とか二人とか分散していたので、遠くで千円札を一枚折りたたんで彼女達の前に行った。
募金箱の前でバッグを開けて、財布からお金を出すのがカッコ悪すぎる。
なるべくささっと募金箱に用意したお札を入れた。
募金箱を持っている女子高生も、タイミングを外されたので、声を揃えることができなかった。バラバラに「ありがとうございます」と言ってくれた。
足が短いオバサンだけど、一瞬、あしながおじさんになった瞬間だ。
寄付というのは難しい。自己満足なのか、自己欺瞞なのか、それさえ定かではないところで見知らぬ他人にいくばくかのお金を託してみる。
かつてフォスターペアレントになって、エジプトの男の子をフォローしていたが、2年半ほどで相手から断られた。地域の中で問題があったらしい。私とのわずかな交流が、その家族の日常の負担になってしまったのなら、私が何もしないほうが良かったのか。
彼らだけに新しい布団と、医者にかかる特権が与えられたことが地域住民か親戚などとの軋轢になってしまったのか。
短足のオバサンは、嘆息する。

最新の画像もっと見る