ずーが来た！

しばらくまっくすの子育てを振り返っていますが、かつて（その時のことはこちら）子育て中のまっくすを追い掛け回した「ずー」が久しぶりにやって来たので報告します。

10月13日庭の不用品を片付けていたら縞模様が視界の隅をよぎりました。
一瞬みいが帰ってきたのかと思いましたが明らかに動きが違います。
よく見たら…

ずーでした。

久しぶりに姿を見せたずー、すっかり野良生活が板についてしまったようで私の姿を見ると車の下に隠れ、急いでままに報告したのですがすぐに逃げていってしまいました。
でも元気そうで良かった（＾_＾）

10月14日
子供たちは学校、ままはお仕事に出掛け、私は休みを利用して家族用のPCに新しいプリンターをつないでいました。みいはどこかにお散歩、まっくすはお隣の物置の屋根でくつろいでいます。
そこへ再びずー登場


ご飯をあげたら以前と同じように少しだけ食べ、その後恐る恐る家の中へ


お部屋を一周して外へ出て行きました。
我が家を覚えているのか、それとも単にずうずうしいだけなのか(^◇^ ;)
でも、マーキングはしていなかったので去勢手術の効果はあったのかな…

さて、ここでずーの来訪に気付いたまっくす、庭に帰ってずーとご対面


しっぽが太くならなかったので警戒しているわけではなさそう〈写真では太く見えますが、まっくすのしっぽは元々太めなのです〉
この後お外で、なんとなく二人で触れ合っていましたが、何が起こるでもなくずーはどこかへ行ってしまいました。

元々仲良しだったニャンコたち、人間が知らなかっただけで猫社会での交流は続いていたのでしょう。


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まっくすの子育て5〈生後第3～4週〉

青い目がパッチリとし、耳も上にたち始めて少しずつ猫らしい姿になってきた仔猫たち。
いずれは里親さんを見つけようと考え名前は付けていなかったのですが、子供たちが話し合って命名してしまいました(^^;)

判りにくいのですが、左から「にい」♀、「しま」♂、「ひめ」♀、「くろ」♂です。
ほとんど見たまんまですが、にいだけは由来が判りません。子供たちに聞くと
1女の子である
2毛を逆なですると白くなる
3なので、まっくす二世である
4二世では可愛くないので「にい」とする
という理由だそうです…。

とにかく、子供たちもすくすくと成長し、ベッドの中を遊びまわるようになりました。
その分まっくす独りでは子供たちのおしりの世話が間に合わないことがあり、シーツを汚したりもしました。
箱の中から外に出ていることが多くなり、ベッドからの転落もたびたびです。


生後一ヶ月を控え、思いきって箱を1階に下ろすことにしました。


ダンボールの半分を更に大きい箱で覆い入り口にタオルでカーテンを付けました。
トイレもご飯も近く、階段の上下も不要になってまっくすの負担はかなり減るはずです。
幸い親子で気に入ってくれたようで一安心です。

続く


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まっくすの子育て4〈お母さんの受難〉

モテる女

まっくすが我が家に来て1週間ほどたったある日、朝出かけていったまっくすが夕方になっても帰ってきません。じっと待っていた仔猫たちも、そろそろお腹が空いて我慢の限界のようで、小さな声でお母さんを求めて鳴き始めました。
「まっくす～」
小雨の中を探していたら、旧おうちの資材置き場でまっくすを発見！しかし様子が変だ？
「まっくす、おいで～」
こちらをちらりと見たもののすぐに資材の影に隠れるまっくす、そしてそれを追いかける影。
「ずー」です。しかし遊んでいるわけではなさそうです。

なんと、春が来たずーがなぜかまっくすを追いかけていました＼(◎ｏ◎）／！

必死に逃げるまっくす。毛を逆立てて威嚇をしますがまったく通じません。

なんとか二人を引き離そうと、餌やマタタビを用意しましたがなかなか捕まりません。
そのうち、騒ぎに気付いた資材置き場の持ち主様が現われ、事情を話すとハンドライトを持ってきて下さいました。
雨の中捕獲作戦再開。結局、ずーが餌に気をとられた隙にままが捕獲成功！近くの駐車場にある私の車に押し込んでしまいました。
その後、警戒するまっくすを何とか保護し仔猫たちのもとに連れ帰りました。



そして、車の中のずーを抱きかかえ家から少し離れた（もちろん、ずーの縄張り内ですが〉場所に放したのですが…

夜中に我が家に来てしまいました。
そして、家の周りを回りながらあの声で鳴き続けています。

朝になっても状況は変わらず、まっくすは警戒してご飯も食べに来ません。
仕方がないので外に出て、再度ずーを捕獲！それにしても警戒心のない猫です(^_^;)
今度はお風呂場に閉じ込め、その後ままがお医者さんに連れて行ってしまいました…

夕方、哀れ元♂になって帰ってきたずー、打ちひしがれてみいのベッドで寝ています。


この日一晩我が家ですごしたずー、翌朝はご飯を食べると自分の縄張りに帰ってしまいました。
お薬が1回しかあげられなかった…

その後もずーは何回か遊びに来ましたが、この夏以来は来ていません。縄張りが移動したのかな…


手術済みでまったく相手にされず、今回も出番がなかったこのひと

だれかあそんでよ～

続く


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まっくすの子育て3〈生後第2週〉

生後７日

突然娘の部屋で子育てを始めたまっくす。机の隙間に入り込んでいましたが、あまりに狭いためまっくすが動くとすぐに仔猫が押し出されてしまいます。
そこでダンボール箱を切ってバスタオルをひき、ベッドの下の隙間に入れてみました。
まず親の留守中に仔猫を強制移動！
散歩から帰ったまっくすを新しいおうちの前に連れて行くと…

素直に入ってくれました。

これで楽な姿勢で子育て出来るはずです。
ただ、親も子もまだ落ち着かないでしょう、しばらく写真撮影は控えました。

一方みいは、お気に入りの部屋を取られ少々ご機嫌斜め。
遊び相手もいないので退屈そうです。

独りで階段で遊ぶみい。


生後第２週

ある日、まっくすは突然また引越しをしました。
今度の引越し先は娘のベッドの上！
一匹ずつ仔猫をくわえてベッドの上に飛び上がったそうです。
娘はいい迷惑でしょうが、脚が悪いのに頑張ったまっくすに感動してベッドの一部を貸す事にしました。
とはいえ、そのままでは寝ているときにつぶしかねません。ダンボール箱を移動してその中に仔猫を入れました。
あえて目立つ場所に引っ越したくらいだから大丈夫でしょう、子供たちの写真を撮らせてもらいました。

クロ♂、サバトラ♂、グレー♀、ミケ♀です。
どの子もメインの毛色のほかに白毛が混ざっており、唯一赤毛をもつミケも日本猫のブチ模様とは程遠い色合いです。
う～ん、里親探しに苦労しそうだ…

で、授乳しているときはこんな感じです。

なんかモノクロの世界ですよね(^◇^ ;)

続く


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まっくすの子育て2〈生後第1週〉

生後２日（続き）

まっくすが独りで無事に出産した事、産まれた仔猫を見せに来てくれた事、安心と感動で涙が滲んできました。（この時の事は今でもママに言われます、パパは自分の子供より猫の仔が産まれた時のほうが感動してたと…。決してそんなことはないですよ！）
でも、感動はいいけどこの仔はどうするの？

少しすると再びまっくすが来て餌を食べ始めたので、横に仔猫の入った洗面器を置いておきました。
なのに、まっくすはまた独りで帰ってしまいました。
まさか…、育児放棄？
慌ててまっくすの後をつけると近所の資材置き場に入って行きました。その中の、資材を囲むブルーシートに入っていったまっくす。そっと近づき耳を当てると…
「みゅう、みゅう」
帰ってきたお母さんに擦り寄っているのでしょう、数匹の仔猫の鳴き声がかすかに聞こえました。

ついに隠れ家発見！

朝から時間も経ち、こちらの仔猫もだいぶお腹が空いているはず。早速仔猫を連れて隠れ家まで行きました。入り口付近でまっくすを呼んだら素直に出てきました。お母さんが居るのがわかるのでしょう、みゅうみゅう鳴く仔猫を見せるとその臭いを嗅ぎ…

大切そうにくわえて隠れ家に入っていきました。

最初から置いて行くな～＼( ￣■￣)/

その翌日は姿を見せず、ままとは
「子育て中はなるべく巣から出ないんだね」
と話をしていました


生後４日

今日は朝からご飯を食べに来たまっくす、やはりだいぶお腹が空くのでしょう。

ご飯を食べたあと珍しく家に上がり、中を一周して帰って行きました。

少しして再度やって来たまっくす、口には仔猫が！Σ（￣□￣;）
我々には目もくれず家に入り二階へ直行！
娘の部屋に入り仔猫を置くと一目散に戻っていきました。
部屋の隅の隙間に先日とは違う仔が…
とにかく洗面器とタオルを用意していると再びまっくす登場！


結局これを4回繰り返し、一家で我が家に引っ越してきてしまいました（・．・；）


ずいぶん狭い空間ですが、とりあえずダンボールを切って隠れ場所を作り、中にタオルをひきました。

学校から帰ってきた娘たちもびっくり（〇o〇；） ！！
しかし自分の部屋を選んでくれたことに嬉しそうです。

この日がまっくすの「うちの子記念日」になりました。

続く


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