しまくろ日記

野良猫から飼い猫の道を選んだ「まっくす」の思い出と、増殖するジニーファミリー。「日記」というほど更新出来てません(殴〉

猫にも劣る人間達

2012年07月14日 11時05分12秒 | 日記
明け切らぬ梅雨のジメジメした空気に包まれた週末、
鬱陶しい気持ちを更に憂鬱にさせるニュースが世間に渦巻いています。
特に気になったのが大津のいじめ問題、
そして名古屋の闇サイト殺人死刑回避確定問題です。


猫を含め、動物は「種の保存(繁栄)」という究極の本能と、それに基づく「個の保存」のための行動をとります。
たとえば縄張りを作り維持する行為も、"餌場と寝床を確保し「個」"を守るため"と"近親交配のリスクを減らし「種」を守るため"
の行動と考えられます。


同族同士で必要以上の争いはしない、ケンカで致命傷は狙わない、同族同士の捕食をしない、というのも「種」を守るための本能です。


孤独を好むといわれるイエネコですが、相性が良い固体同士は共同生活が苦にならないことは、愛猫家には常識ですね。


そして、つかず離れずの距離で地域社会を築いているの外猫達の暮らし。


本能に従った行動で生きているのが動物達です。
少し驕っているとは思いますが、人間は「本能の目的」をより効率よく実現する知性と理性を授かった、と私は考えています。


ところが、本能も理性も無視し偏った快楽だけを求めた「いじめ」行為や、
そういう歪みを見なかったことにして「歪みが無い教育現場である報告」のみを作ろうとした組織、
また、法の趣旨や目的を考えようとせず字面と判例のみを尊重する裁判所。

どちらも、人が人であることを放棄した行動に思えてなりません。
というか、本能の目的すら無視する「生物種」としての存在すら危うくする行動だと思います。



知性も理性も無視するのであれば、
本能と機械的判断のみに従う社会のほうがマシかもしれません。

組織に埋もれて目的を見失っている方々、
ネコの暮らしをみて反省してはいかがでしょう。





今日はいつもと違う趣旨の内容になってしまいました。
ご意見をお寄せいただけるとありがたいです。
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コメント
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