美人の妻（恋人）

年度末、ごたごたの合間にコンビニに立ち寄った。
雑誌コーナーに目をやると「リア・ディゾン」の写真集があるではないか。

およそ現実離れした美形の女性である。
ふと、「もし彼女が妻、恋人だったらどうしよう」と妄想モードに入った。

リア・ディゾンを連れて町中を散歩する。当然、周りの視線が痛い。可愛いふうなワンピースでも着ていたら、すべての男は振り返るだろう。

リア・ディゾンとラーメン屋に入る。可愛い子がラーメンを食べるミスマッチ。麺をすする音に、周りの男はノックダウン。

ああ、ダメだ。あんな可愛い子と普通に生活なんぞ、できっこない。
こちらの神経が先にまいってしまう。

ま、ただの妄想というか、煩悩だな。