Suさんの学球日誌

理科&日本語教師のSuさん(旧名SunQ)が、
国内・国外様々な学校を渡り歩き、
いろいろなチャレンジを試みます。

有名クラブ訪問

2010年02月14日 | 卓球
小雪がちらつく首都高速を移動し,昨日から八王子に来ている。息子とチームメート5名を,東京の有名クラブの練習に参加させるためだ。

練習場には,1階と2階に台が4台ずつあり,たくさんの練習メニューが壁一面に張り出されている。さすが全国制覇の経験もあるジュニア世代の名門チームだ。

今回の遠征は,地元のスポ少クラブの監督をしている友人の企画だ。「せっかく県で優勝したのだから,ちょっと簡単には行けないところに連れてってあげましょうよ」と,各方面に連絡をとり,計画を立ててくれたが,直前に体調を崩したため,私一人の引率となってしまった。

 監督(コーチ)の先生は,この道30年以上のベテラン,独自に研究・開発した効果的な多球練習パターンは100種類以上,毎日1万5千球もの球出しを行いながら,子供たちを指導しているという。


こわそうなオジサンの多球練習に,子供たちは最初ビクビク。次々と打球やフォームの欠点を指摘され,へこみまくっていた。

 しかし何点かは私も常々気になっていたところなので,的確な指導に感謝&感謝。そして一番感動したのは,合理的な体の使い方をしないとついて行けない送球パターンだ。

 初級の○番,チャレンジの○番などと名づけられたそれぞれのパターンは,卓球の打法や動きの様々な要素がちりばめられており,合理的な打法・動きが身につくように工夫されている。だから,打法や動きに無駄や欠陥があると,そのパターンをこなしきれないのだ。

 へこんでる子供たちにそのことを伝え,励まして,頑張らせていくと,次第に適応しだし,見る見る良くなってきた。

 大きな声で指導するコーチの先生の指示に,一生懸命ついていこうとする子供たち,その指導のすみずみまで理解しようと,後で球拾いをしながら,先生の一挙一動に注目するsunQ。とても疲れたが,とても有意義な経験ができた。

 夕方まで練習し,8時前に帰着,早速先生に御礼のメールを送ると,「素直で真面目な生徒と先生で,とても指導しやすかった」という内容の返信をいただいた。暖かいお言葉,再び感謝&感謝だ。

 やはり,道を究めようとしている人は凄い!自分ももっともっと研究と努力を続けなければいけないなあとしみじみ思ってしまった。

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