Suさんの学球日誌

理科&日本語教師のSuさん(旧名SunQ)が、
国内・国外様々な学校を渡り歩き、
いろいろなチャレンジを試みます。

中国で働くための手続きPart1

2021年08月12日 | 諸手続き・申請
 中国で働くためには、中国政府の許可が必要である。この許可を得るためには、多数の書類を用意して2段階3段階の証明が必要なため、とても時間がかかる。
 Suさんも、最初は手続きの全貌がまったく理解できなかったが、昨日ようやく最終許可を得ることができたので、記憶が新しいうちに、手続きの概要と注意点を3回に分けて記録しておこうと思う。今回はその1回目だ。
 
113.jpg
これが最終許可=就労ビザ、パスポートの1ページに貼付される

 手続きの概要

 手続きはけっこう頻繁に変わるため、常に最新のものをチェックする必要があるが、2021年8月現在の状況では下記の様になる。

 手続き1 中国企業(Suさんの場合は学園)に採用が内定した者は、必要な書類を集め、しかるべき機関で証明を受け、企業(学園)の担当者に送る。※ここがかなり複雑で、1カ月~1カ月半程かかる。

 手続き2 企業(学園)の担当者は、中国政府に申請し、就労許可証を得る。その後就労場所の市政府に申請し、招聘状を得る。
   ※学園の担当者は、就労許可取得に約1カ月、招聘状取得に約1カ月半かかると言っていた。

 手続き3 担当者から就労許可と招聘状を送ってもらった内定者は、中国ビザセンターのホームページからオンライン登録を行い、必定事項を入力したのち、申請手続きの予約をとる。予約日には本人が行って指紋登録をする必要がある。書類に不備がなければ、一週間後に最終許可(就労ビザ)が取得できる。
※2021年8月現在、ビザセンターの申請手続きは月・火・水の午前中しか行えないので、オンライン登録からビザ取得まで8~14日程度かかる。

 さあ、概要はつかめたかな? ネットで調べていくと、様々な代行業者が宣伝している。手続き1の段階で使うのはありかもしれないが、手続き3では申請の時自分が行かなければならないので、業者は使わなくてよいというのがSuさんの意見である 。 
では次回、手続き1について詳しく解説しよう。

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