Suさんの学球日誌

理科&日本語教師のSuさん(旧名SunQ)が、
国内・国外様々な学校を渡り歩き、
いろいろなチャレンジを試みます。

再会

2008年09月14日 | 卓球
一昨日,前任校の教え子から電話があった。長身のカットマンで文化祭好き(3年時は文化委員長),他校の先生から「Qさんの分身」と呼ばれていたかつてのキャプテンだ。大学を卒業した後故郷に戻り,今は家業を手伝っている。

東京で就職している同期のチームメイトが明日久しぶりに帰省し,集まって卓球をやるのだという。先生もお時間ありませんか?というので,もちろん行く行く!と出かけた。

高校卒業後は1~2度会ったが,それ以来5年ぶりくらいだろうか。みんな立派な大人になった。しかしボールを打つ姿はぎこちない。さもありなん。今のボールは直径40ミリ,彼等が現役のときはまだ38ミリのボールを使っていたのだから。

2時間ほど汗を流し,「じゃあビール飲みにいくか」ということになり,飲み屋さんに移動。それぞれの現状を聞きあったり,今だから話せる高校時代のヒミツを暴露したり・・・楽しい話題で盛り上がり,ついつい飲みすぎた。

立派に成長したかつての教え子と再会し,飲み語り合うことは嬉しい。教師にとってこの上ない喜びだ。ありふれた言い方だが,元気をもらえる。

思い出してみると,この子たちが1年生の頃は,部員も少なく卓球も弱くて,県大会出場が目標だった。シングルスやダブルスの代表が1つでも取れたら大喜びしていたっけ。そんな状態からキャプテンがリーダーシップをとり,徐々にチームの体質を変え,県でも勝てるようになっていったのだった。後に関東大会に出場するチームの礎はこの子たちが築いたといってもよいだろう。

苦しい厳しい条件のもとでもコツコツと頑張ることが大事。やがて状況は良くなっていく!そうだよね。

ありがとう教え子たち,先生は元気出して頑張るよ,君たちがそれぞれの世界で活躍してくれることを心から祈っている。そして,新しい楽しい話題を持ち寄って,また会おう!



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1 コメント

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Unknown (A町の兄キツネ)
2008-09-17 22:00:13
同じ「教育」をなりわいとしている者として、いいなあと思った。
私も、小学生という、いかにも「子ども」を相手に教えてきたが、一番うれしいのは、大人になった姿に会い、しっかり自分の人生を生きているなあと実感する時だ。
小学校時代には頼りなかった人でも、その後自分で自分の人生をしっかり歩んでいる人が多いのだ。
それを思うと、一人一人の持っている力はすごいものがあるのだと思う。
私たちは、一人一人のその力を信じて、「今」という時間をよりよく共有していきたいと思う。
先生なんていなくても、子どもは大きくなる。だけど、その一人一人のよりよい人生のために、少しでも力を尽くしたいのが、われわれなんだよね。
いずれにしても、どの教え子にも、現在も未来もよき人生であれ、と思うのだ…。
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