Suさんの学球日誌

理科&日本語教師のSuさん(旧名SunQ)が、
国内・国外様々な学校を渡り歩き、
いろいろなチャレンジを試みます。

折れない心

2012年11月16日 | 卓球
 新人戦県大会は3日目に突入 今週の舞台は東金アリーナだ

ウチのチームは男子シングルスに2名出場,それなりに頑張ったが,1・2回戦で敗退horori

一方,息子の方は順調に勝ち上がっている。

「東金アリーナは中学生の頃から馴染んでるのでホーム感覚だね」と語っていた通り,リラックスしてプレーしているniko

そしていよいよ4回戦,これに勝てばベスト16,来春・夏の県大会の出場権を獲得できる。相手は優勝したKS高のレギュラー選手,ベンチの監督はカットの名手でカットマンの戦術を知り尽くしている。息子果たして勝てるのか?

ドライブ対カット,息詰まるラリーが続く,1・2ゲーム目はわずかの差で息子が取ったが,3ゲーム目を取り返される,そろそろ慣れられてきたヤバイぞhiいつもならこの辺で落ち着かなくなってくる頃だが,今日の息子は落ち着いている。もう一度展開を作り直して3-1勝ちkirakira2

続く5回戦は宿敵X高の1年生エースくん,先月の県民大会では敗けている相手だ。案の定1ゲーム目を奪われるが,2ゲーム目から息子の変化カットが効きだし連取,このまま行けるか? しかしエースくんはメンタルが素晴らしく強いgoo 気持ちを切り替え,ツッツキと強弱のドライブで丁寧にコースをつき4ゲーム目を奪取,敵ながら天晴れだ。

5ゲーム目は息詰まるシーソーゲームとなった。延々と続くラリー,打たれても打たれてもカットを返し続ける息子。試合はデュースに突入したが,劣勢だ 厳しい連続攻撃にたまらずボールが浮いた,相手にすれば絶好のスマッシュチャンスだhekomiもはやこれまで・・・あれ?エースくん痛恨のオーバーミス,流れは逆転した。息子辛勝,準々決勝進出だ

準々決勝ではKS高のエースと対決し,頑張ったが0-3敗け,今日の試合終了と思いきや,もう一試合あるという。全国選抜大会(二部)の代表決定戦だ。

毎年3月に行われる全国選抜大会は,基本的には団体戦だが(一部),二部では一部に出場しないチーム選手を各県から1名選抜してシングルスを行う。千葉県では,新人戦団体3位以下のチーム選手で,未だ全国大会出場経験の無い者が選抜対象となる。

今回ベスト8に進出した選手のうちこれに該当するのは,息子とS高の1年生エースくん,勝った方が全国選抜に出場できるが,最近の対戦では分が悪い。今まで何度も全国大会を眼前に逃してきた息子,今回も厳しい対戦である。

相手選手はカット打ちが巧い!緩急のドライブから威力のあるスマッシュを打ち込むことができるので,守りきることが難しいのだ。団体ベスト4の常連・CS高やGU高のレギュラーを務めるカットマンも今大会彼の前に敗れ去っている。

厳しい厳しいラリーが続くが,今日の息子は本当に粘り強い。スマッシュを右に左に打ち込まれても必死に食らいついていく(私もカットマンだが,こんなに拾いまくるプレーは絶対できない)気持ちが崩れないのだ。

1・2ゲーム目はなんとか変化が効いてミスしてもらえたが,3ゲーム目あたりから要所で打ち抜かれることが多くなった。このまま巻かれてしまうのか?4ゲーム目デュースアゲインのところでなんと地震発生,試合中断となった。

天も味方してくれたのだろうか?試合再開で少し硬くなった相手選手,連続でミスをしゲームオーバー
やった! 勝ったのだkirakira2

表彰式:5位の賞状と全国大会,得たものは大きい


息子よ,まだまだ弱い君のメンタルだが,今日はよく頑張った。君を支えてくれた先生に同僚に,お世話になっている全ての人々に感謝するが良い。今日のことを励みに,もっともっと気持ちの強い人に成長してくれることを父は願っている。明日からまたお弁当づくりがんばるヨwink