Suさんの学球日誌

理科&日本語教師のSuさん(旧名SunQ)が、
国内・国外様々な学校を渡り歩き、
いろいろなチャレンジを試みます。

引退

2010年06月18日 | 卓球
 インターハイ予選最終日,男女ともシングルスベスト32以上の選手だけが残っている。関係のある学校はすでに数校しかない。この日sunQは,生徒引率ではなく,役員として東金アリーナに出かけた(すなわち,自分の学校の選手は勝ち残ることができなかったのだ)horori自分のチームじゃなくても,最後まで見守りたい選手が,今回は何人もいる。今年の3年生は,自分の娘と同学年だからだ。

 娘の応援に行き,知った選手たち… 女の子たち,ずいぶん大人っぽくなったkirakira2。小さかった男の子たちは,たくましい若者に育った本当は娘がこの選手たちとともに競い合う姿を見たかったのだけれど,もはや仕方ない。
 自分の学校の唯一の3年生,部員一人になっても辞めずに,sunQが来るまで部を守ってくれたキャプテンは,15日,大会の初戦で散ったbreak

 対戦相手はN高の選手,娘の通う学校の中心選手である(これも因縁か)。両ハンドから鋭い速攻を浴びせてくる彼をキャプテンは苦手としている。しかし,負ければ最後のこの大会,そんなことは言ってられない。必死でくらいついてブロック・スマッシュを決め2-1と先行,「いけるか?」と思いきや,そこから腹を決めたのか相手が強ドライブを安定して決めるようになり,逆転負け…。残念だが,全力は尽くした。涙は無かった,よく頑張ったぞ,キャプテン!

 試合後,勝った選手があいさつに来てくれた。この子も中学生の頃から知ってる。「次も勝てよ」と声をかける。しかし,次の試合は惜敗。そこで勝った選手も次で負け,その勝った選手も次で…と激しいサバイバルマッチ,インハイ予選は本当に厳しいhekomi

 顔見知りの選手たちが次々と消えていく中,女子の決定リーグに娘の中学時代のチームメートが残った。大っぴらには応援できないが,心の中で声援を送りながら観戦する

 …健闘したが,こちらも残念ながら代表に届かなかった
観客席から声援を送っていたお母さんもがっかりしている。ちょっと声をかけられない感じ

かくしてすべての試合が終了した。

ありがとう,選手たち,中学時代は娘のチームメートとしてライバルとして,ハラハラドキドキの試合を見せてもらった。この3年間は,高校生になっても卓球を続ける君たちにちょっと羨望を抱きながら,密かに応援させてもらった。

卓球をしていたことが,これからの君たちの人生に大きなプラスになることを信じている,何年後にまた,どこかの会場で会おう


コメント (3)
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