Suさんの学球日誌

理科&日本語教師のSuさん(旧名SunQ)が、
国内・国外様々な学校を渡り歩き、
いろいろなチャレンジを試みます。

駆け抜けた秋③

2009年12月06日 | 卓球
 修学旅行から帰り,木曜は代休,金曜・土曜は練習,日曜は練習試合,調整状況は上々だ。修学旅行のブランクで今一つしっくりしないと言っていたキャプテンの調子も試合を重ねるうちに上がってきた。ルーキーくんも以前負けた相手に勝ったり,善戦したりで成長を感じさせてくれている。週末の県大会は,本校男子としては,初の団体出場だが,初勝利もいけちゃうかなmeromero2,などと意気揚々と11月第3週を迎えた。

 月曜日、学校に行き、大ショックを受けるhi!インフルエンザが再び大発生しているのだ!1年生の2クラスだけに…
 運のわるいことにそのうち1つはルーキーくんのクラスだ。奴は日頃から気をつけているのでピンピンしているが,クラスが学級閉鎖となってしまっては

   登校できない,

つまり練習できない,

何よりも試合にでれない!

パートタイマーの部員は3人確保してあるが,ウチのチームはキャプテンとルーキーくん,そして監督の私で戦ってきたのだ。彼が欠けてしまってはチームが成り立たない。

しかし無情にもルーキーくんのクラスのインフルエンザ発病者は7人を越え,学級閉鎖の措置がとられることが決定した。期間は23日まで(県大会は20日)。

終わった… 県大会団体戦初出場・初勝利は夢と消えた


 と思ったが,同僚の先生達がこの窮地を救ってくれた。
「学級閉鎖中であっても、本人に感染の可能性が無いのであれば,教育的配慮で大会参加を認めるべきである」と校長・教頭に掛け合ってくれたのである。数時間の検討の後,訴えは認められ,練習は駄目だが,当日の朝発病してなければ大会は参加して良い,という決断が下された。

感謝感謝大感謝,当日まで練習できないのはイタイが,参加辞退よりは良い。

かくして,20日,我が校男子チームは共学化3年目にして初めて,県大会のコートにつくことができたのだった。

1回戦の相手校はウチと同様,ダブルスの2人が中心のチームのようだ。1番キャプテンは,相手側がはずしてくれたので楽勝,2番パートタイマーAくんは当然負け。ダブルスは3-1勝ち,勝負は4番・ルーキーくんと向こうのエースの対決となった。進境著しいルーキーくんだが,この4日間練習無しはさすがに厳しい!よく戦ったが,結局2-3で敗れてしまった。5番パートタイマーBくんも善戦したが惜敗,やはり初出場・初勝利は成らなかった。

負けたぁ・・・・

インフルに負けたぁ・・・・ ホントにコイツは史上最強の敵だ。

思えば息子の発病から ここまで とっても慌ただしかったのも すべてコイツの
おかげだし

修学旅行で胸痛む思いをしたのも

県大会出場できるか否かでオロオロしたのも

すべてコイツのせいだった

気がつくともう12月, 本格的な季節性インフルエンザの流行はこれから,新型と相まって,どれだけの被害を生むことになるのだろう?

学校では来週から期末テスト,中学校では来週末が県大会だ。 みんなー インフルに負けるんじゃないぞ~ ホント心から願う!

コメント (3)
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