気の向くままに junne

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'15.浦和・駒場スタジアムは夏に戻っていた

2015年10月19日 | スポーツ

 間違いなく記憶に残り続ける一日になるでしょう。

ここでは試合内容を事細かく書くつもりは有りません。試合結果は皆さん既にご存知でしょう。2-1で私の応援する浦和レッズが日テレ・ベレーザに勝ちました。                               でも、まあ、簡単に触れておきましょうか。

試合の流れとしては、前半戦はベレーザが優位に進めていました。11分のCKから始まり、17分にはシュートを放たれ、19分には右サイドからのFK,35分シュート、36分FKを与えてしまうという乱れ方。浦和の攻撃は24分のシュート、25分と37分のCK。しかし両チーム共にゴールを割る事は出来ませんでした。悪く言えばただダラダラと時間が経っている様にも思えました。そんな展開を崩したのがベレーザの田中美南選手でした。ベレーザは右から左への攻撃だったのですが、この時浦和ゴールの前で選手が攻防戦を繰り返していた為、視覚的には団子状態で、何が起きたのか判りませんでしたけれど、場内アナウンスと大型ビジョンで事の真相が判りました。この時点で0-1。これが39分だったので、まだ時間は有るものの何か嫌な予感がしたのは確かです。でも、さすが田中美南選手と言う他有りませんでした。後はそのままハーフタイムに入りました。                                                                                              

この時の場内アナウンスと大型ビジョンで他場の途中結果を知りました。驚きでした。何とINAC神戸が0-1でアルビレックスに先行されているでは有りませんか。「ウソでしょ~」と思ったのを鮮明に覚えています。まさかの思いでした。13:40分頃の事、秋だと云うのに夏日の様な気温。私には丁度良かったですよ。

さてさて後半戦。これまた前半戦と大差ない試合展開。どちらかと云うと浦和がボール・キープはしているものの、押され気味の様に見えていました。「ああ、このまま負けてしまうのかなぁ」と思う時間帯が続いていたのですけれど、局面打開の時は訪れました。59分(後半14分)、長船加奈選手が同点ゴールを決めてくれたのです。この時の浦和サポーターは一段と激しくなり、正直煩いとしか思えませんでした。それはそうなんです、ハーフ・タイムを挟んで今度は浦和が左側のゴールへ責める事になり、そこは浦和サポーターの目の前になっていたのですから。まぁホーム・ゲームであるとは云え、日テレの応援団の少なさが可哀そうにも思えました。それはそれとして、このままドローで終るのかと思っていたゲームの終盤、⑳加藤千佳選手に代って投入された24清家貴子選手が中央突破し駆け抜けてゴール前へ迫ったところに右サイドからのパスが来て、それを見事にゴーーーール。これがなんと87分(後半42分)の出来事。まさに、まさに、試合終了ギリギリでの事。思わず「やった~」と叫んでしまいました。解るでしょ~う、この気持ち。そしてアディショナル・タイムの2分を守りきり、2-1逆転勝利したのです。(これが簡単な話しか!!! )ゲーム終了後に再び他場の試合結果が紹介され、INACが0-2で負けたのを知りました。

私は中央付近の一番前の席にいました。それでも背番号が良く見えず、誰がシュートを放ったのかとか、顔も良く見えなかったので、途中から見方を変えました。ボール・ウォッチャーではなく、どの様な作戦か、視野の広さとか、どの様にスペースを見つけているのか、ドリブル力、、走力・・・など、マン・ウォッチャーにしてみたのです。色んな見方が出来るので、結構面白かったですよ。

ただ、今迄TVなどで観ていたのと全く異う経験をしました。それは、TVなどでは視点がかなり高い位置からなので、或る意味立体的に見えるのですが、一番最前列から観ていると、それはフィールド・レベルの視点に近いので、言わば選手と同じレベルの2次元で見ているのに近いから、ゲームの捉え方が異って見えるのです。深視力が必要となって来ます。それを考えると、今迄自分勝手に選手を批判していたのが、大きな過ちであった事に気が付きました。これからはその事を思いながら観戦します。いい経験が出来ました。

当初の予定ではそのまま帰ろうと思っていて、その様にしていたのですが、試合後すぐに出ても混雑するだろうと思い、フィールドを眺めていたり、残っていた選手を見ていたりしながら時間を潰しスタジアムを出ると、所謂「出待ち」をしている人達が凡そ100人ぐらいいました。一瞬その気になったものの、オタクっぽい連中が目立っていたので、そんな中に入りたくない・・・と云う気持ちになり歩き始めました。そしてトイレに寄って出てきたら、なんと、自分でも意外に思うのですが、出待ちの中に参加してしまったのです。

約20~30分ぐらい待ったでしょうか(寒かったら間違いなく帰っていました)、初めにベレーザの選手が数人寄って来てくれてサインをしていました。それで私もサインのおねだりをしたら、快くサインしてくれました。DFの清水梨紗選手と村松智子選手でした。

その後浦和の選手が順々に出て来ました。ジャ~ン、発表しま~す。私がサインをGETしたのは、(敬称・略)GK池田咲貴子・平尾千佳・DF長船加奈・高畠志帆・臼井理恵・北川ひかるMF岸川奈津希・楢元光・柴田華絵・FW吉良知夏・後藤三知・清家貴子・白木星。以上13選手です。この中から数名の選手の写真も撮れました。

試合結果2-1で浦和レッズの勝利。観客動員数2.021人。天候・終始夏日和。レッズのバスを見送って、帰りは浦和駅まで歩きました。今日一日の思い出と余韻を胸の中で温めながら、ゆっくりと歩きました。これが私のスタジアム・デビューでした。

どこ迄写真をUPしていいのか判らないので、取り敢えずスタジアムの中だけをUPします。そんなのでは面白くない・・・と云う声が聞こえてくるのは承知の上ですよ。(いずれ、コッソリとUPしちゃいます)。

      

    

  

 

 

 

 

                 

                                                                            



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2 コメント

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2015-10-19 16:22:41
良かったですねー!
出待ち!やっぱしなきゃーーー
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出待ち、やって良かった~ (junne)
2015-10-20 02:07:32
のん・おねえさま。

出待ちは、いつ出て来るのか判らないので、一人だと時間を潰すのが難点ですけれど、始まってしまえば「池の中のコイ」がエサに群がる様子そのもの。そんな中にいる自分の姿は、後になって思うと、笑えて来ます。
でもサインをGET出来たし、写真も撮れたので、やっぱり大正解でしたヨ~。女子サッカーを好きになってから凡そ15年になりますけれど、増々好きになりました。そんな一日でありんした、チョンチョン、幕が降りる。
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