マンションコミュニティ

マンション生活・公開「コミュニティの知恵袋」にご協力を

自転車盗難事故

2006年11月19日 | 管理失敗事例
1. 自転車盗難事故の経緯
・ 当マンション2号棟南側駐輪施設工事中に区分所有者の自転車の盗難事故が発生しました。
・ 管理組合は、駐輪工事に関わるお知らせ掲示またはお知らせ連絡の配布をマンション区分所有者にしていなかった。また、管理組合は、管理会社にも掲示および配布などの指示はしなかった。
・ 被害者は通常タイヤと駐輪金具の2箇所施錠していたが、駐輪施設工事をしていたため駐輪金具との施錠を外した。
・ 管理人(管理会社)は管理組合の指示の基に、駐輪施設工事のため駐輪施設とともに自転車の移動を行った。

2. 双方の当初の見解
・ 自転車盗難被害者の言い分は、自転車の鍵二つのうち一つ(駐輪器の金具)を工事のために外したことと、施設そのものを移動したため盗難が発生した。
・ 管理組合の言い分は、自転車管理は自己責任である。

3. 最終判断
・ 管理組合は、駐輪工事に関わるお知らせ掲示またはお知らせ連絡の配布をしていなかった。また、管理会社にも掲示および配布などの指示はしなかった。
・ 被害者は、駐輪施設工事を知り自転車の鍵二つのうち一つ(駐輪器の金具)を外し、移動したため盗難が発生した。
・ 管理人(管理会社)は管理組合の指示の基に、駐輪施設工事のため駐輪施設とともに自転車の移動を行った。
・ 以上三つの誤ったまたは怠った行為が原因で自転車盗難事故がおこったと判断される。その三つの行為いずれも管理組合に責任がある。


最新の画像もっと見る