じわじわずっしり・・・・
そんな余韻の映画でした。
伊坂幸太郎原作いえば
「アヒルと鴨のコインロッカー」を観た時の衝撃を今でも忘れません。
この作品も、
息をのむような展開があるのかと最初期待しましたが、
落書きの犯人も最初から容易に想像できますし、
(あれだけ落書きが続いていたら、目撃者くらいいそうなんだけど)
謎解きがストーカーの夏子さんによるものだというのが
ちょっとどうなんだろうと思ったりもしたんですが。
そういうことじゃないんだよね。
おとうさんとお母さん。
泉水と春。
おれたちは、最強の家族だ。
重い重い現実を背負っていても、兄弟を愛し続けたお父さん。
一方お母さんはもしかしたら耐えきれなくなっていたのかもしれません。
兄弟にいつもペアルックを着せていたお母さんの気持ちが少し悲しい。
絵も上手で、背も高くなって、
運動も兄よりできる弟。
そんな弟といつも比べられるちょっと地味なお兄さん。
もっと弟のことを疎ましく思ってるのかと思ったら、
いつも心配して、呼びだされればすぐに行っちゃう(笑)
そして弟は、兄がいないと安心できない。
今、まさに実の父親を殺そうとしている時に
振り返って兄をみたときのほっとしたような笑顔に鳥肌がたちました。
「お前は正しいことをした」
こう言い切るお父さんを、あたしは支持する。
殺人を認めるの?
これは、お話だから。
そうやって逃げることにしましょう。。。。
そんな余韻の映画でした。
伊坂幸太郎原作いえば
「アヒルと鴨のコインロッカー」を観た時の衝撃を今でも忘れません。
この作品も、
息をのむような展開があるのかと最初期待しましたが、
落書きの犯人も最初から容易に想像できますし、
(あれだけ落書きが続いていたら、目撃者くらいいそうなんだけど)
謎解きがストーカーの夏子さんによるものだというのが
ちょっとどうなんだろうと思ったりもしたんですが。
そういうことじゃないんだよね。
おとうさんとお母さん。
泉水と春。
おれたちは、最強の家族だ。
重い重い現実を背負っていても、兄弟を愛し続けたお父さん。
一方お母さんはもしかしたら耐えきれなくなっていたのかもしれません。
兄弟にいつもペアルックを着せていたお母さんの気持ちが少し悲しい。
絵も上手で、背も高くなって、
運動も兄よりできる弟。
そんな弟といつも比べられるちょっと地味なお兄さん。
もっと弟のことを疎ましく思ってるのかと思ったら、
いつも心配して、呼びだされればすぐに行っちゃう(笑)
そして弟は、兄がいないと安心できない。
今、まさに実の父親を殺そうとしている時に
振り返って兄をみたときのほっとしたような笑顔に鳥肌がたちました。
「お前は正しいことをした」
こう言い切るお父さんを、あたしは支持する。
殺人を認めるの?
これは、お話だから。
そうやって逃げることにしましょう。。。。