白夜行 1話

タイムマシンがあったら、やっぱり過去に行くよ。
あのときの俺に、逃げるなと言いたい。

亮司はどぶ川に佇む雪穂に一目ぼれする。
「どぶに咲く花があるって聞いて」
亮司は一生懸命本を調べて、「泥に咲く花、蓮のことだと思う」
と、紙で作った蓮を川に浮かべてみせてあげる。
仲良くなっていく亮司と雪穂。
だが、亮司の父親は雪穂の母親にお金を払い、売春を強要していた。
（いくらドラマでも辛いシーンです。やるせないよ。）
その現場を見てしまった亮司は、気がつくと父をハサミで刺し殺していた。。
逃げることしか考えない亮司と、瞬時に隠蔽工作を組み立てる雪穂。

原作は読んでいないのですが、ドラマが終わってから読んでみたいと思います。
でもきっと、やりきれないんだろうな。。

初回の２時間を子供時代を描くことに費やしたのがすごいですね。
しかもこの２人の演技力がすごすぎる。
福田麻由子ちゃんの目の強さも、笑った顔もすばらしかったです。
亮司に無理を言って（僕は死にませんネタ）笑う顔も、
彼氏にわがまま言うちょい残酷な彼女っぽくてよかったです（笑）
駅のシーンは繰り返して見てしまいました。
インタビューで泣くシーンの時にどんなことを考えますかと聞かれ
「亮司の気持ちになると自然に泣けてきます」と答えた泉澤裕希くん、
君はすごいよ
ワンパターン演技の渡部篤郎さんがかすんでみえるし（＾＾；

雪穂が憧れるスカーレットオハラは、レットへの愛に気付いたときにはすでに彼は去ったあとなのです。
でも、彼女は再び強く生きようとします。
スカーレットにとっての「タラの地」が、雪穂にあるのかどうかわかりません。
亮司も雪穂も、本当ならすべて大人に話すのが正解だったのかもしれない。。。

武田鉄矢さん、笑顔が怖いっすね
「ありがとう」っていう大阪弁が無理があって不気味でしょうがないです。