退屈な日本映画だと、たいがいゲームしながら見るし、早送りすることもしばしば。
でもこの映画は違いました。
なんだろう。松たか子の吸引力?
目がはなせませんでした。
タキちゃんが一生懸命家事をしているシーンがなんか健気で可愛いかったです。
昔って、あんなにいろんな家事があったんですよね。
雑巾もふるい浴衣?みたいだったし。
男性陣もまさに昭和ですわ。
今だったらセクハラだ!!とボコボコにされそうなセリフばっかり(笑)
だいたい手をポンポンと打って奥さん呼ぶとかふざけんなって感じだわ
黒木さんも松さんもよかったんだけど、
奥様が好きになる青年が
なんで吉岡さんなんだろう~~~
監督からみると、
吉岡さんはいつまでもナイーブで純粋な青年なんですかねぇ
もうすでに暑苦しい中年にしかみえません。
ランニング姿、若い人だったらもう少し二の腕とかハリがあって綺麗なんだけどなぁ
清潔感ゼロ。
どうしても奥様が好きになるとは思えません。
現代の大学生を演じた妻夫木君もそうです。
大叔母さんの家に入り浸ってご飯をもらう可愛い大学生はちょっと無理かもよ
タキちゃんが手紙を渡さなかったのは何故か。
亡くなるときに旦那様と抱き合っていた奥様の心の中には誰がいたのか。
タキおばあさんの部屋に飾ってあった絵は誰が書いたのか。
板倉の絵だとしたら戦争の後、会っていたんだろうか。
いろいろ考えてしまう映画でした。