掃除機はうるさい物。

10年以上連れ添ってきた掃除機がこわれた。
アレルギー体質のわたしには死活問題である。



こわれた掃除機にお礼を言ってお別れして
早速、あたらしい掃除機を購入。



新し物好きなジュル。
中身まで入念に点検。



使えそうなダンボールを物色中。



結局、お気に召したのは中身より大きな箱。



ジュルは掃除機を「こわい」というより
「うるさい」物ぐらいにしか思っていない。



目の前で掃除機をかけても、大して動じない。



喜んで至るところをかけまくっていたら



うるさかったのか、シェルフに避難していた。

わかりやすい抗議。

なんてあからさまで
わかりやすい抗議だろう。



ジャケットに座りこんで
ダンナを出勤させない気らしい。



ベランダにも出さず、遊んでもいない
というから、すねて当然だ。



瞑想の世界に入ってしまって、
いくら言っても、どいてくれる様子はない。



なかなかどうして、これがけっこう頑固なのだ。

あっけらかん。

手術痕を気にする様子もなく
術後服もカラーも、もう必要ない。


ひゃっほー♪

あとは見るからに寒々しいおなかの毛が
生えてくるのを待つばかりだ。



飛んだり跳ねたり、じつに元気。



生命力があるというか、悪運が強いというか。。。



あっけらかんとしたものだ。

あごをもたれて何思う。

ところで・・・



黄色だとサルに見えるから不思議。

抗議の爪とぎ。

「これはね、あげられないの。」



何度言い聞かせても
食事が終わるまで足元から離れない。



あまりにかわいそうな時は
キャットミルクをあげることにしている。



なにぶん栄養価が高いので
たいして量はあげられない。



物足りないのか、こうして抗議の爪とぎをしてくる。



「もう、どうにでもなれ」と思っているから研がれても平気。
お客様が来る日は、カバーを掛けて誤魔化している。
こうしてネコに対する許容範囲が広がっていく・・・