ジュルのしっぽ-猫日記-

おっとりネコ・ジュルとのほげほげした毎日。

ライフボート訪問記

2008-05-15 | シェルター
「かわいい~!」 
老若男女問わず、自然と顔がほころびる。
初夏を迎えたこの時期、ライフボートは100頭以上の子ネコでいっぱいになる。



こんなにかわいい子ネコ達がほんの数日前まで、死の一歩手前にいたなんてとても信じられない。
処分される直前にライフボートに保護された子ネコは、この1ヶ月半だけ(4/1~5/13)で125頭。
子イヌは100頭にのぼる。シェルターがなかったら、すでにこの世から消し去られていた命だった。

  


ライフボートでは岐阜市、山梨県、福井県、千葉県、茨城県の協力を得て、引き取りを実施している。
これらの行政にネコが収容されてくると、ライフボートに連絡が入り、スタッフが急行。
処分されてしまうネコをできる限り保護する。シェルターに引き取ることができれば、
譲渡できる状態になるまで育て、家族をみつけてあげられる。



悲しい現実や暗い影など吹き飛ばし、無邪気な子ネコ達はミーミーと元気よく遊んでいる。
そして、笑顔いっぱいの中で家族と巡りあっていく。

その様子はここをクリック。開いたページを下に進み、棒グラフの下にある
「里親さんが決まった猫たち」を見てみてください。


引き取った家族の笑顔に迎えられたネコたちの姿が、シェルターは悲しい場所でも暗い場所でもなく、
とてもあたたかく優しい場所であることを教えてくれる。



「シェルターに実際に行ってみたい」
そうは思っても今すぐ引き取るつもりもないし、無理に勧められそうな気もする…。
そんな心配をする必要がないように、訪問の申込みには「里親面会」と「相談見学」がある。
いますぐ里親になろうと決めていなくても、検討をしてみたい場合は「相談見学」を選択すれば、
とりあえず訪問して見学することも相談することもできる。

申し込みの手順は、ライフボートのHP上の流れに沿ってできるので簡単。
ザっと説明すると、こんな感じ。
①HPの右上にある「猫の里親になりたい」(「犬の里親になりたい」)をクリック。
②申し込み前の確認事項が記載されているのでよく読む。
③読み終わったら、「猫面会お申し込み」(「犬面会お申し込み」)をクリック。
④確認事項をよく確認しながら、「お申し込みフォーム」へ。
⑤訪問目的に「里親面会」と「相談見学」があるので選ぶ(とりあえず見学したい場合は後者)
⑥必要事項を打ち込んだら送信。
⑦受諾メールがライフボートから届く。
⑧必要書類が送られてくる。
⑨送られてくる書類をよく読んで、当日を迎える。

  


ライフボートでは随時、里親希望を受けつけている。
東京や茨城や愛知(現在はイヌのみ)への出張譲渡会も予定されている(HPトップページ参照)。



相談見学に行ったつもりが里親面会になっちゃう方も多いと思う。
反対に、里親面会に行ったけれど縁を感じない場合も当然あると思う。
いずれにせよ、縁のあるネコに出会えることはとても幸せなこと。
みなさんにも良いご縁がありますように。