地方の個人塾から難関大学へ合格させるメソッド

塾長が、ホンネをつぶやきます

どうして英会話教室は受験では通用しないのか?

2020-08-24 12:00:00 | 日記

小学生のうちに英検○○級❗️

を取ったとしても

受験英語では通用しないってことは

塾業界では常識なのです。

  

もにろん

幼児から通わせる英会話も

受験の時にかなり苦労します。

 

その理由はいくつかあります。

 

 一つめは

出てくる単語や文章のカテゴリーが

全く異なるからです。

 

英会話教室の学習は 「日常会話」がメイン。

 

それを条件反射的に使えるように

何度も反復練習をします。

 

でも、受験英語では、メインは「読解」です。

 

問題文の内容理解や設問分析が重要になってきます。


だから、訳せればいい、じゃダメなのです。

 

 次に来るのが、「単語が書けない」ことです。


ウチの塾の小学生部でも

英会話を習ってた子たちは

書けない子が多いです。

 

不思議なことに

既知の単語は読めるものの、

初見の単語は

何となくの読み方すらできません。

 

 「記号」として

英単語を捉えてるのです。

 

最後に、文法の基礎が穴だらけ。

 

「そう聞かれたら、こう言うんだよ」

 というスタイルで学んでくると

 「なぜ、そう言うのか?」

 という理由理屈が抜け落ちています。

 

ルールを学んでいないから

表現が変わると、とたんに弱くなります。

 

Do you 〜?、Are you 〜?

はわかる一方で

Do they 〜?、Am I 〜?

となると

「こんな言い方あるんですか?」

という質問もしてきます。

 

これまで聞いたことがないものは、

思考停止になんでしょうね。

 

「ルール」を覚えていないからです。

 

最後にオマケで言うと

英会話教室には点数評価がないです。


決まった曜日と時間に通い

違うフレーズを教えられ、

反復練習を繰り返しますが、

この環境には「成績評価」がない。

 

成績評価がないものは

必死にならないでしょ?

 

教えていて

僕らが一番心を痛めるのは

幼児からフレーズの反復によって

「英語はできる」っていう自信が

入試問題で跳ね返され、

もろくも崩れていくのを見る時なのです。


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我が子を「できる子」にする方法【その7・最終講】

2020-08-24 06:00:34 | 日記

「できる子」シリーズの

最終講です。

 

今までお伝えしたこと

実践し始めていますか?

 

我が子のためです。

 

親も頑張りましょう!

 

最終講のテーマは

親が鉄の意思を持つことです。

 

具体的には

「ダメと言ったらダメ」

これをどこまで徹底できるか。

 

親がダメと言います。

 

我が子が駄々をこねます。

 

親はさらにダメと言います。

 

しかし

我が子は

もっと駄々をこねます。

 

親が負ける。

 

「次はダメだからね!」

 

親はそう言って、

自分の厳しさを我が子に伝え

何とか威厳を保とうとします。

 

ハイ!

 

この瞬間

我が子は

親の攻略法を学びます。

 

親なんてチョロい!

と思うでしょう。

 

こんな親から

「できる子」は

絶対に育ちません。

 

親と子のガマン比べに

親は絶対に

負けてはいけないのです。


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