国内屈指の透明度を誇る北海道胆振管内白老町の倶多楽湖で13日、道内のトップを切ってチップ(ヒメマス)漁が解禁された。 気温13度と暖かく風もない絶好の釣り日和となり、釣り人は笑顔で釣り糸を垂らしていた。 漁は7月31日までとのこと。
午前7時、解禁を告げる大音量のサイレンを合図に、釣り客約20人は11隻のモーターボートで一斉に湖面を進んだ。 水温が4度と低く当たりは今ひとつで、銀色に輝く魚体を追うようにポイントを次々と替えていた。
湖を管理するレイクリゾートによると、事前調査では体長20~25センチの大物もいたという。 奥寺建夫社長は 「今年は冬場の冷え込みが厳しく、産卵が遅かったようだ。 釣果は徐々に上がっていくはず」 と期待した。 遊漁料1500円は高いのか安いのか。
倶多楽湖に行ったことがあるが、乗船場の渡しや建物の屋根が烏の糞で一杯だったことを覚えている。