比喩品第三(その2)
その理由は何か
Why is it so?
もし私たちが~なら
If we
説かれる因を待つ
Waiting for the cause to be explained
最高の正しい完全な悟り(無上正等覚)を成し遂げる者
One who has attained Anuttara-samyak-sambodhi
必ず大乗によって
Must rely on the Mahayana
そして解脱を得る
And attain liberation
しかし私たちは
However, we
方便を理解しない
Do not understand skillful means
状況に応じて説かれた教えという
Teachings expounded as appropriate
初めての仏法を聞く
First hearing the Dharma
出会いのままに信じ受け入れ
Immediately believe and accept upon encountering
思索して証悟する
Contemplate and attain realization
仏の尊称(世尊)
World-Honored One (Buddha)
私は以前から
Since long ago, I
朝から晩まで
From morning to night
いつも自らを責める
Always reproaching oneself
しかし今、仏に従う
But now, following the Buddha
これまで聞いたことがない
Never heard before
かつてない法
An unprecedented Dharma
あらゆる疑いや後悔を断つ
Cut off all doubts and regrets
心身ともに安らか
Body and mind at ease
喜びと安らぎを得る
Attain joy and peace
今日ようやく知る
Today, finally know
本当に仏の子である
Truly a child of the Buddha
仏の口から生じる
Born from the Buddha’s mouth
法化から生じる
Born from the Dharma transformation
仏法の分を得る
Obtain a share of the Buddha’s Dharma
そのとき舎利弗は
At that time, Śāriputra
再びこの教えを述べようとする
Wishing to restate this meaning
日曜日、月曜日を除く毎日、妙法華経の訓読を公開しておりますが、同時に原文(真読)掲載して照らし合わせれるように電子書籍化して販売を開始しております。この度は、序品第一に続き、方便品第二の真読&訓読(和英翻訳付き)を発行いたしました。
ぜひお買い求めください。↓
Why is it so?
もし私たちが~なら
If we
説かれる因を待つ
Waiting for the cause to be explained
最高の正しい完全な悟り(無上正等覚)を成し遂げる者
One who has attained Anuttara-samyak-sambodhi
必ず大乗によって
Must rely on the Mahayana
そして解脱を得る
And attain liberation
しかし私たちは
However, we
方便を理解しない
Do not understand skillful means
状況に応じて説かれた教えという
Teachings expounded as appropriate
初めての仏法を聞く
First hearing the Dharma
出会いのままに信じ受け入れ
Immediately believe and accept upon encountering
思索して証悟する
Contemplate and attain realization
仏の尊称(世尊)
World-Honored One (Buddha)
私は以前から
Since long ago, I
朝から晩まで
From morning to night
いつも自らを責める
Always reproaching oneself
しかし今、仏に従う
But now, following the Buddha
これまで聞いたことがない
Never heard before
かつてない法
An unprecedented Dharma
あらゆる疑いや後悔を断つ
Cut off all doubts and regrets
心身ともに安らか
Body and mind at ease
喜びと安らぎを得る
Attain joy and peace
今日ようやく知る
Today, finally know
本当に仏の子である
Truly a child of the Buddha
仏の口から生じる
Born from the Buddha’s mouth
法化から生じる
Born from the Dharma transformation
仏法の分を得る
Obtain a share of the Buddha’s Dharma
そのとき舎利弗は
At that time, Śāriputra
再びこの教えを述べようとする
Wishing to restate this meaning
日曜日、月曜日を除く毎日、妙法華経の訓読を公開しておりますが、同時に原文(真読)掲載して照らし合わせれるように電子書籍化して販売を開始しております。この度は、序品第一に続き、方便品第二の真読&訓読(和英翻訳付き)を発行いたしました。
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2年間で法華経経文すべての解読を完成させます!
なかなか手に入りにくい素朴に残された漢字だけで綴られた法華経の真読翻訳だが、案外確かな方法での整理がついてない現状を知るにつれ、これは兎にも角にも自分で調べて作ってみる手段が何より自分のものとして本当の仕事の価値を得れるに違いない。その方法はどうあれ、案ずるよりもた易く疲労感なしに執筆完成したのがこの宝の本書だった。その秘訣に、実践すべきは自分自身が最初に選択した仕事の道であり、その中央に法華経の訓読を理論として位置付けて習得し、その後に法華経の真読を仕上げることがそのまま最初の自分の仕事の道がすでに理論付けられてくることを実感できる。法華経の真読をあなた自身のバックエンドの実践提供とし、さらなる法華経の訓読をフロントエンドの理論提供として獲得されることを期待する。
「方便品第二」について 方便というものは仏教用語であり、仏教とはそもそも真実の知恵へと教え導いていくものですが、その目的地へ挫けずに至らせるために方便という教えが別にあるのです。それが真実の仏教の道のりではない寄り道をしながら導く方便説法です。夢のようなおかしな話だけれど、導かれる人が興味を持って理解しやすいような例え話や比喩の物語を用いながら導く教えが別にあるというわけです。このような方便な教えは仏教の真実よりも普段日常に過ごしている一般的な話題や情報のようなものの中から本当に真実のゴールへ通じているかどうかを見通す力を養い授けてくれることになるでしょう。多くの情報に埋もれる中ですべてを丸のみに信じることは不可能であり、どうも変だな、それは本当なんだろうかと自分で判断しながら捨てるべきものは捨てるようにして、淘汰して残った真実が普段の生きるべき道になって見えてくることは何よりも楽しいことでしょう。