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人間の頭脳は21,22歳が最大ピーク

2012年01月24日 12時55分28秒 | 生活・文化
人間の頭脳の性能が人生のうちで最も優れている時期は21,22歳の時だということを
昨年、介護福祉講習を受けた時に教えてもらい、とてもショックでした。
その年齢に達するまで頭脳は成長し続け、そのピーク後は徐々に劣化していくだけだそうです。
つまり、21,22歳ですでに老化は始まっているらしいのです。
また、その講習会で、老人で認知症のある人は30年くらい以前までのことならとてもよく覚えているということも知りました。
人間は歳をとると共に次第と社会の変化についていけなくなります。
ある意味では、社会の変化や新しい流行を作り出しているのは若い21,22歳の人たちが最も主流で、それ以降の年齢の人たちはほとんど正確に社会変化に対応していくことは難しいのかもしれません。
しかし、私たち人間には歳をとればとるほどにどんどん生きる智恵が更に増してくるということもわかっています。
その智恵とは様々な社会経験に揉まれることにより洗練されていくといえます。

21,22歳が人生で最も恵まれた頭脳を有していたとして、その頃に何でも自分の好きなように世の中を作れたら素晴らしいでしょうが、なかなかその通りにはいかないのが世の定めのようです。
逆にその頃は、最も社会に阻まれ、自分を活かすということが一番難しい時期ではないでしょうか。
その一番大事な時期に自分を活かしきれないのは、もっと年上の人たちの社会経験豊富な生き抜く智恵に押さえつけられているためです。
誰もが若い時期にそういう苦い経験があり、歳をとってからでもいつかは若い時期に思い描いた理想を実現しようとする熱意を持っているわけです。
だから若い時期の一番知性の優れた時期の考えというのは貴重なのだと思います。
どんなに社会が変化しようと、自分で若い頃思い描いた理想を基盤に押し進んでいけば、いつかはそれが実現される時代も来ると思います。
社会がどんなに変化したからと、無闇にその対応ばかりが大事と考えても、元の自分自身の基盤をしっかり推し進めることをしなければ新世代の新しい考えに振り回されているだけのことです。

自分自身の理想人生を実現するためには、経験豊かな年上のほうから若い世代へ積極的にコミュニティを働きかけ、違う世代間の考えをお互いが理解し合えるように組み立てていく必要があります。
若い世代がわからないのは社会の本当の仕組みです。
仕組みは様々な経験を元に組み立てられるものです。
定年を迎えた人たちも人生の引退と考えず、定年後こそ、新たな社会の仕組みを組み立てる経験上の智恵を活かす段階になったと心得るべきでしょう。
人間は死ぬまで現役です。
老後、死ぬ間際まで生きる人間の智恵はどんどん発達し続け、どんな若い人も追いつけない人類最高の共存の社会を組み立てることになるでしょう。

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3 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (ぷれジョブ大形A)
2012-01-24 20:34:40
その通りですね。
素晴らしい!

一気に読ませていただきました。
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Unknown (ホームヘルパー源勝和)
2012-01-24 21:59:01
コメント投稿どうもありがとうございました。
ホームヘルパー講習を受けたばかりの新米です。よろしくお願いします。
返信する
Unknown (ディエゴ)
2012-02-19 21:06:58
頭脳は鍛えることができるんですよね。勉強していると分かると思うが、いくつになっても勉強して頭を使っておれば、衰えることなんでないですよね。現に、今の俺は頭脳伸び盛りですけど。既成概念にとらわれて本質が見えなくなることだけは避けたい。常識なんてうがたがってかかるのが今後の人生を生き抜く術だよな。頭脳が衰退しているからと、理由つけて勉強したりしてないだけの輩はどうかしている。

以上
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