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一生の宝物「法華経」の宝島の世界へあなたをエスコート
仏教経典の中の王様「法華経全28品」の完全解読に大チャレンジ!

Popular Deciphering109 比喩品第三(その31)

2025年04月24日 17時17分26秒 | 生き方
比喩品第三(その31)

常に生と老い、~がある
There is always birth and aging
病や死、悲しみや悩み
Illness, death, sorrow, and suffering
このような多くの火(比喩)
Such fires (of suffering)
激しく燃えてやむことがない
Burning fiercely without ceasing
如来はすでに離れた(超越した)
The Tathāgata has already left it
三界(欲界・色界・無色界)は火宅のような世界
The threefold world is a burning house
静かで落ち着いた住まいに住む
Dwelling quietly in seclusion
森や野原で安らかに暮らす
Dwelling peacefully in forest and field
今のこの三界は
This present triple world
すべては私の有(業)である
All are mine
その中にいるすべての生きもの(衆生)
All living beings within it
みなわたしの子である
All are my children


今ここにおいて
And now, in this place
多くの苦しみと困難がある
Many sufferings and difficulties
ただ私ひとり
Only I alone
救い守ることができる
Able to save and protect
たとえ再び教えて命じても
Even if again instructed and commanded
しかし信じ受けない
But they do not believe or accept
さまざまな欲望に染まって
Immersed in various desires
深くむさぼり執着するがゆえに
Due to deep greed and attachment
この方法によって
By this skillful means
三乗を説くために
To preach the three vehicles
多くの衆生を〜させる
To cause all living beings
三界の苦しみを知る
To know the suffering of the threefold world
開いて示し、説いて述べる
To open, reveal, and explain
世間を離れた道
The path beyond the world


2年間で法華経経文すべての解読を完成させます!

自分で法華経を訓読に解読したものをブログ投稿しております。投稿内容を用いて電子書籍化して楽天Koboにて販売しておりますが、さらに同時に真読用に漢字のままの原文と読み仮名(和英両方)のルビを付し、和英訳の解読文と照らし合わせれるようにしました。このような法華経の原文と翻訳がセットになった書籍はあまりないものと思いますが、この機会に、ぜひお買い求めください。↓
電子書籍内容(原文と読み仮名付き)

「序品第一」発行について なかなか手に入りにくい素朴に残された漢字だけで綴られた法華経の真読翻訳ですが、案ずるよりもた易く疲労感なしに執筆完成したのがこの宝の法華経の翻訳書でした。法華経の真読をあなたのフロントエンドを演出するコンセプトとして獲得されることを期待します。

 

 「方便品第二」について 仏教とはそもそも真実の知恵へと教え導いてくれるものですが、その真実の目的地へ挫けずに至らせるために方便という教えが別にあるのです。それが仏教の真実を直接説くのではなく寄り道をしながら真実へ導く方便説法です。それは夢のようなおかしな話だけれど、導かれる人が興味を持って理解しやすいような例え話や比喩の物語を用いながら導く教えというわけです。このような方便な教えは仏教の真実よりも普段日常に過ごしている一般的な話題や情報のようなものの中から本当に真実のゴールへ通じているかどうかを見通す力を養い授けてくれます。






Popular Deciphering108 比喩品第三(その30)

2025年04月23日 16時56分36秒 | 生き方
比喩品第三(その30)

多くの従者たち
Many varied attendants
そしてこれを護衛した
And attended and protected them
このすばらしい車をもって
With this excellent vehicle
子どもたちに等しく賜った
Gave equally to all children
子どもたちはそのとき
At that time, the children
喜び踊り跳ねる
Rejoiced and leapt with joy
この宝の車に乗る
Ride this treasure cart
四方を遊びまわる
Roamed about in all directions
遊びを楽しんでとても幸福である
Playing joyfully and happily
自由で何の障りもない
Freely and without obstruction


舍利弗に告げた
Spoke to Śāriputra
私もまたそのようである
I am also thus
多くの聖者の中で最も尊い者
The most noble among sages
世間の父である
The father of the world
すべての衆生
All living beings
みな私の子である
All are my children
世の快楽に深く執着している
Deeply attached to worldly pleasures
智慧の心を持たない
Lacking a mind of wisdom
三界(この世にある欲界・色界・無色界)に安らぎはない
No peace in the threefold world
まるで火宅のようである
Just like a burning house
苦しみで満ちている
Full of various sufferings
非常に恐るべきである
Extremely fearful and dreadful



2年間で法華経経文すべての解読を完成させます!



なかなか手に入りにくい素朴に残された漢字だけで綴られた法華経の真読翻訳ですが、案外確かな方法での整理がついてない現状を知るにつれ、これは兎にも角にも自分で調べて作ってみる手段が何より自分のものとして本当の仕事の価値を得れるに違いないと思いました。その方法はどうあれ、案ずるよりもた易く疲労感なしに執筆完成したのがこの宝の本書でした。その秘訣に、実践すべきは仕事の道であり、その中央に法華経を置いて訓読を理論とし、その後に法華経の真読を仕上げることで自分の仕事の道がすでに理論付けられてきます。法華経の真読をあなた自身のバックエンドの実践とし、法華経の訓読をフロントエンドの理論として獲得されることを期待します。 



 「方便品第二」について 方便というものは仏教用語であり、仏教とはそもそも真実の知恵へと教え導いてくれるものですが、その真実の目的地へ挫けずに至らせるために方便という教えが別にあるのです。それが真実の仏教の道のりではない寄り道をしながら導く方便説法です。夢のようなおかしな話だけれど、導かれる人が興味を持って理解しやすいような例え話や比喩の物語を用いながら導く教えが別にあるというわけです。このような方便な教えは仏教の真実よりも普段日常に過ごしている一般的な話題や情報のようなものの中から本当に真実のゴールへ通じているかどうかを見通す力を養い授けてくれることになるでしょう。多くの情報に埋もれる中ですべてを丸のみに信じることは不可能であり、どうも変だな、それは本当なんだろうかと自分で判断しながら捨てるべきものは捨てるようにして、淘汰して残った真実が普段の生きるべき道になって見えてくることは何よりも楽しいことです。
電子書籍内容(原文と読み仮名付き)






Popular Deciphering107 比喩品第三(その29)

2025年04月22日 16時52分00秒 | 生き方
比喩品第三(その29)

今こそがちょうどその時である
Now is exactly the right time
ただ与えてくださればよい
Just please bestow (them)
長者は非常に富んでいる
The elder is immensely wealthy
蔵には多くのものが収められている
The storehouses are filled with many things
金と銀、瑠璃(青宝石)
Gold, silver, and lapis lazuli
シャコ貝の宝石と瑪瑙(めのう)
Mother-of-pearl and agate
多くの宝物を用いて
Using many treasures
多くの大きな車を作った
Made many great carts
荘厳な装飾をほどこした
Ornately and solemnly decorated
周囲を欄干で取り囲んだ
Surrounded by balustrades
四方に鈴を吊るしてある
Bells are hung on all sides
金の綱が交差して装飾されている
Golden ropes intertwined
真珠でできた装飾的な網
Net made of real pearls
それらを上部に張りめぐらす
Spread above them
金の花や多くの宝飾を飾りつけた
Golden flowers and various jewels
各所に垂れさがっている
Hanging down everywhere


色とりどりの多様な装飾
Multicolored and varied decorations
周囲を完全に囲んでいる
Completely surrounded all around
柔らかな絹や綿
Soft silk and padding
敷物として使われた
Used as mats or cushions
上質で精巧な敷物
Finest and most refined mats
千億に値する価値がある
Worth a hundred billion
鮮やかで純白に清らか
Bright white and pure
それを上から覆う
Covered over it
大きな白い牛がいる
There is a great white ox
がっしりして力がある
Strong, robust, and powerful
体の姿が美しく整っている
Beautiful in form and appearance
宝の車を引くために使う
Used to pull the treasure cart


2年間で法華経経文すべての解読を完成させます!



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 「方便品第二」について 方便というものは仏教用語であり、仏教とはそもそも真実の知恵へと教え導いてくれるものですが、その真実の目的地へ挫けずに至らせるために方便という教えが別にあるのです。それが真実の仏教の道のりではない寄り道をしながら導く方便説法です。夢のようなおかしな話だけれど、導かれる人が興味を持って理解しやすいような例え話や比喩の物語を用いながら導く教えが別にあるというわけです。このような方便な教えは仏教の真実よりも普段日常に過ごしている一般的な話題や情報のようなものの中から本当に真実のゴールへ通じているかどうかを見通す力を養い授けてくれることになるでしょう。多くの情報に埋もれる中ですべてを丸のみに信じることは不可能であり、どうも変だな、それは本当なんだろうかと自分で判断しながら捨てるべきものは捨てるようにして、淘汰して残った真実が普段の生きるべき道になって見えてくることは何よりも楽しいことです。





Popular Deciphering106 比喩品第三(その28)

2025年04月22日 06時39分45秒 | 生き方
比喩品第三(その28)

この多くの子どもたちは
These children
育てるのが非常に難しい
Extremely difficult to raise
幼くて無知である
Foolish, young, and ignorant
そして危険な家に入った
And entered the dangerous house
多くの有毒な虫たちがいた
Many poisonous insects were present
魑魅(妖怪)は恐れるべき存在
The demons are truly fearsome
大きな火と猛々しい炎があがる
Great fire and fierce flames
四方すべてから一斉に炎があがる
Flames rose from all directions
それなのにこの子どもたちは
And yet these children
遊びをむさぼり楽しんでいる
Obsessed with playful pleasures
私はすでに彼らを救った
I have already saved them
苦難から脱させた
Enabled them to escape hardship
ゆえに多くの人々
Therefore all people
今、私は喜びに満ちている
Now I am filled with joy


そのとき、子どもたちは
At that time, the children
父が安らかに座っていると知る
Knowing the father is calmly seated
皆が父のもとに詣でた
All went to where their father was
そして父に申し上げた
And said to their father
私たちに賜りたいと願います
We request that you grant us
三種類の宝の車
The three types of treasure carts
前に約束したとおりに
As previously promised
子どもたちは出て来たから
The children came out
三つの車を与えるべき
Should give the three vehicles
あなた(子供たち)が望むままに
According to your desire


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 「方便品第二」について 方便というものは仏教用語であり、仏教とはそもそも真実の知恵へと教え導いてくれるものですが、その真実の目的地へ挫けずに至らせるために方便という教えが別にあるのです。それが真実の仏教の道のりではない寄り道をしながら導く方便説法です。夢のようなおかしな話だけれど、導かれる人が興味を持って理解しやすいような例え話や比喩の物語を用いながら導く教えが別にあるというわけです。このような方便な教えは仏教の真実よりも普段日常に過ごしている一般的な話題や情報のようなものの中から本当に真実のゴールへ通じているかどうかを見通す力を養い授けてくれることになるでしょう。多くの情報に埋もれる中ですべてを丸のみに信じることは不可能であり、どうも変だな、それは本当なんだろうかと自分で判断しながら捨てるべきものは捨てるようにして、淘汰して残った真実が普段の生きるべき道になって見えてくることは何よりも楽しいことです。





Popular Deciphering105 比喩品第三(その27)

2025年04月19日 16時19分22秒 | 生き方
比喩品第三(その27)

すぐに思いをめぐらす
Immediately began to reflect
さまざまな方便を設ける
Establish various expedient means
子どもたちに告げる
Inform the children
私はいろいろなものを持っている
I have all kinds of things
貴重なおもちゃ、楽しみの道具
Treasured toys and playthings
美しい宝の立派な車
Beautiful, jeweled, fine car
羊の車と鹿の車(小さな乗り物)
Goat cart and deer cart
大きな牛の引く車
Great ox-drawn cart
今まさに門の外にある
They are now outside the gate
お前たちよ、出てきなさい
Come out, all of you
私はお前たちのために
I, for your sake
この車を作ったのだ
Have made this cart
お前たちの望む楽しみどおりに
As you wish, with delight
遊ぶことができる
You can enjoy and play


子どもたちは聞いて教えを理解する
The children heard the teaching
このような多くの車について
Such various carts
すぐに走り出し、競い合った
Immediately they raced forth
走って外に飛び出す
Ran out at once
空き地へと至る
Arrived at an open space
多くの苦しみから離れる
Escaped all sufferings
父は子どもたちを見た
The elder saw his children
火宅から無事に出ることができた
Escaped the burning house
十字路にとどまる
Stood at the crossroads
師子(しし)の座に座る
Sat on the lion’s seat (throne)
自ら喜びの言葉を発する
And he rejoiced and said
私はいま幸せである
I am now truly joyful




日曜日、月曜日を除く毎日、法華経を訓読に解読したものをブログ投稿しておりますが、同時に法華経原文の真読(漢文)と読み仮名(和英両方)も掲載し照らし合わせれるようにしたものを電子書籍化して安価な有料販売を開始しております。この度は、序品第一に引き続き、方便品第二の真読&訓読(和英翻訳付き)を発行いたしました。
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