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仏教経典の中の王様「法華経全28品」の完全解読に大チャレンジ!

Popular Deciphering108 比喩品第三(その30)

2025年04月23日 16時56分36秒 | 生き方
比喩品第三(その30)

多くの従者たち
Many varied attendants
そしてこれを護衛した
And attended and protected them
このすばらしい車をもって
With this excellent vehicle
子どもたちに等しく賜った
Gave equally to all children
子どもたちはそのとき
At that time, the children
喜び踊り跳ねる
Rejoiced and leapt with joy
この宝の車に乗る
Ride this treasure cart
四方を遊びまわる
Roamed about in all directions
遊びを楽しんでとても幸福である
Playing joyfully and happily
自由で何の障りもない
Freely and without obstruction


舍利弗に告げた
Spoke to Śāriputra
私もまたそのようである
I am also thus
多くの聖者の中で最も尊い者
The most noble among sages
世間の父である
The father of the world
すべての衆生
All living beings
みな私の子である
All are my children
世の快楽に深く執着している
Deeply attached to worldly pleasures
智慧の心を持たない
Lacking a mind of wisdom
三界(この世にある欲界・色界・無色界)に安らぎはない
No peace in the threefold world
まるで火宅のようである
Just like a burning house
苦しみで満ちている
Full of various sufferings
非常に恐るべきである
Extremely fearful and dreadful



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なかなか手に入りにくい素朴に残された漢字だけで綴られた法華経の真読翻訳ですが、案外確かな方法での整理がついてない現状を知るにつれ、これは兎にも角にも自分で調べて作ってみる手段が何より自分のものとして本当の仕事の価値を得れるに違いないと思いました。その方法はどうあれ、案ずるよりもた易く疲労感なしに執筆完成したのがこの宝の本書でした。その秘訣に、実践すべきは仕事の道であり、その中央に法華経を置いて訓読を理論とし、その後に法華経の真読を仕上げることで自分の仕事の道がすでに理論付けられてきます。法華経の真読をあなた自身のバックエンドの実践とし、法華経の訓読をフロントエンドの理論として獲得されることを期待します。 



 「方便品第二」について 方便というものは仏教用語であり、仏教とはそもそも真実の知恵へと教え導いてくれるものですが、その真実の目的地へ挫けずに至らせるために方便という教えが別にあるのです。それが真実の仏教の道のりではない寄り道をしながら導く方便説法です。夢のようなおかしな話だけれど、導かれる人が興味を持って理解しやすいような例え話や比喩の物語を用いながら導く教えが別にあるというわけです。このような方便な教えは仏教の真実よりも普段日常に過ごしている一般的な話題や情報のようなものの中から本当に真実のゴールへ通じているかどうかを見通す力を養い授けてくれることになるでしょう。多くの情報に埋もれる中ですべてを丸のみに信じることは不可能であり、どうも変だな、それは本当なんだろうかと自分で判断しながら捨てるべきものは捨てるようにして、淘汰して残った真実が普段の生きるべき道になって見えてくることは何よりも楽しいことです。
電子書籍内容(原文と読み仮名付き)







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