津軽ジョンがる電源日記

『KOJO TECHNOLOGY』 電源メーカースタッフ日記

クリーン電源(Nole16)その1

2016-11-22 07:29:15 | クリーン電源

おはようございます。ジョンがる隊長です。(>_<)

Force barシリーズについてずーっと話してきましたが、並行して別な開発も進んでいます。
それは久しく新製品の投入されていなかったオーディオ用クリーン電源になります。先日のブログでも少し触れさせてもらってました。
http://blog.goo.ne.jp/jongaru21/3
しかも、ななな、なんと!KOJO TECHNOLOGY初のトランスを使用した電源ダニ。(>_<)

これまで、オリジナル電力変換技術を活用したインバータによるクリーン電源を手がけてきたKOJO TECHNOLOGY、ここに来てアイソレーショントランスによる電源の豆乳だ!あっ、投入だ!

実はトランスによる電源開発は以前から少しずつ進めており、概ねそのノウハウを獲得した経緯があります。
トランスはそれ自体振動しており、それを外部に伝えないための工夫や漏れ磁束対策他、コスト面においてもForce barシリーズの開発、製品化で培ってきたその技術をふんだんに投入します。

楽しみです。


<容量?>
160VA(おそらく・・・)
狙いはソース系のオーディオ機器が対象です。

<方式>
トランスアイソレーション方式(Rコアトランス)

<機能/特徴?>
1.出力コンセント数:2口
デジ・アナ機材分離予定

2.出力電圧切替
100V系が2タップ、115V系が1タップ、計3タップでユーザのオーディオシステムおよび環境にあった電圧設定が可能。

3.ノイズ対策
2重、3重の電磁シールドで徹底したノイズ対策。
Rコアトランスと言えども漏れ磁束は発生しています。しかも一方向に対するスペクトラムが非常に大きくあります。スチール、銅素材を活用し、吸収と反射で電磁波を大幅に減衰させます。
また電源ラインには、Force barシリーズで大好評のS1Pに内蔵されたノイズフィルタ(NF)採用。
音痩せせず、むしろパワー感を引き出してくれます。

4.振動対策
トランスはそれ自体が振動源。他のコンポーネンツへの影響を最小限にするため、Force barシリーズで採用してきたメカニカル・アイソレーション・システム(M・I・S)の投入や、整振材料の採用など盛り沢山です。

<価格?>
大きくは10万円以下
まだ原価計算もままならない状況なので何ともですが、可能ならもっと下げたい!
とにかくリーズナブルでコスパ最強のモデルに仕上げたい。

今後、Nole(ノーレ)はForce bar同様シリーズ化を考えています。果たしてどんなモデルが出てくるか・・・。(>_<)

マタニティ!


Force barシリーズ 5elements その11

2016-11-21 06:32:54 | Force bar(電源タップ)

おはようございます。ジョンがる隊長ダニ!(>_<)
皆さんジョンがってるぅ?

さてさて、Force barEP(バーチャル・リアリティ・アース)その威力はいかなるものか・・・!

本日、試作品においてシルク印刷に出したTOPカバーが入荷される予定です。
仕上りは如何に?
最終試作とは言え、量産とはまた少し違った仕上りになる可能性も含んでいます。
試作品を組み上げ、最終試聴です。

近々試作機を見せることが出来たらと考えています。
最終試験をクリアすれば量産へ移行だ。ワクワクするぞ!

EPは本体の他に(本体とオーディオ機材を接続する)ケーブルも付属されるぞ。しかも端子形状を変えて2種各1本だ!

今現在はパンフレットと個装箱の製作に取かかっている。

マタニティ!(>_<)


Force barシリーズ 5elements その10

2016-11-20 06:57:50 | Force bar(電源タップ)

おはようございます。ジョンがる隊長です!(>_<)

今日はForce barEP(バーチャル・リアリティ・アース)についてです。
ここのところ、アースってなんぞや的なことをお話させていただきました。
一方でForce barEPの外観的な紹介もしておりましたが、中身はどうなの?ということになっています。

復習含めて、オーディオ機材のノイズ対策のひとつとして、アース接地することがあるわけですが、環境が許さず難しい場合が多いと思います。
そこで考えられたのが「遠くのアースより近くのアース!」ということで→Force barEPでしたね。

種を明かせば地球に代わる導体性(金属の塊)を持ったものを準備することになるわけですが、KOJO TECHNOLOGY製のそれ(Force barEP)は、外筐素材にステン、アルミ、内部素材にアルミ、真鍮、銅、スチール、合金を採用。積層やブレンドで金属の塊を作っています。

この音質効果は如何に・・・(>_<)

マタニティ!


地球は本当にインピーダンスが低いの?

2016-11-19 07:19:30 | テクノロジー

おはようございます。ジョンがる隊長ダニ!(>_<)

昨日は「遠くのアースより近くのアース!」という題材でブログ記載させていただきましたが、そもそも、何故接地することがオーディオチックに見た場合ノイズ抑制につながるのでしょうか。

地面は地球上で最も大きな個体で電位的に最も安定しているものとされています。
地面はそのおおかたが土(海もありますが)です。
はたして土は導体なの?これはミクロ的に見れば非導体ですね!バケツにその辺の土を入れて、テスターで測ったところで0オームを指してはくれません。
普通は無限大です。

ただ、土以外によっぽどの水分や塩分、その他導体性の物(金属物など)が含まれていれば、多少は抵抗値を指してくれるかも知れません。
繰り返しますが、地球規模(サイズ)に対し、バケツに土を入れて抵抗を観測するのはミクロ的に見た場合です。

ではマクロ的に見るとどうでしょう?
中学の理科で習ったと思いますが、抵抗を並列にした場合、抵抗値はどんなことになるんでしたっけ!(>_<)
そう、抵抗値は小さくなっていきますね。
ここでもう一度、土の抵抗のことを思い出して下さい。
土は非導体ですが、これが地球規模になるとどうでしょう。抵抗がいっぱいおっぱい並列に接続されているように見ることができますね。
つまり、非導体の土でも、地球規模になると導体になるんです。その証拠に落雷があると地中を電気が流れますね!

よく大地アースの工事をするとき、水を撒いたり炭を敷き詰めたり、銅棒を何本も差し込んだり、大きな銅板を埋め込むなどしますが、これは大地との接触抵抗を減らすために行っているものです。
まず土に炭や水分を含ませることで土(地面)そのものの抵抗値を下げてあげます。
次に多くの銅棒あるいは大きな銅板を埋め込むことで、地面との接触抵抗を減らし電気が流れやすくなるように一所懸命頑張るわけです。

ここまでしても、その土地土地の環境、状況によって、石ころや岩が多い場所、水分含有量が少ない場所などは、接地抵抗を下げることが困難です。

そこでバーチャル・リアリティ・アースとなるわけです。
オーディオシステムからわざわざ離れたところに、多額の投資と労働を費やすより、直近にインピーダンスの低いもの(端的に言えば金属の塊)をおいて、それに接続(接地)してあげれば良い!(>_<)

因みに、飛行機や宇宙ロケットとかのアースはどうなってるんだろう・・・。
地球に接地したくても接地出来ない・・・。(T_T)
仮に接地したら凧みたいになりますね。

確認したわけでもないのでホントのところはわかりませんが、ボディー(金属)に接地してるんではないでしょうか。
この場合、ボディがバーチャル・リアリティ・アースとなるわけです。

マタニティ!(>_<)


 


遠くのアースより近くのアース!

2016-11-18 06:44:05 | テクノロジー
おはようございます。ジョンがる隊長ダニ!(>_<)

ところで皆さんはオーディオシステムにおいてアース(接地)はどうされてますか?
接地している?してない?

おそらく実際に接地されている方は殆ど少ないのではないかと考えます。
一戸建てならまだしも、マンション、アパート住まいなど、建物に制約があるような環境でしっかりしたアースを設けることは、ほぼ困難と言っていいですよね!(>_<)

また、仮に一戸建てだったりしても洗濯機や電子レンジ、冷蔵庫、エアコンなどの水回り家電製品で、感電防止(安全性)を考慮したアースでは、オーディオチックな観点(ノイズ対策)からすると不十分です。
ご経験もあるかもしれませんが、逆にノイズを拾ったりすることもありますね。

更には、実際にアース工事をするにしてもオーディオシステムから延々と伸びたケーブルで地中に接地することは、当然ケーブルのインピーダンスも発生するわけです。接地抵抗を小さく出来ても、あまりも伸ばしすぎたアース線はアンテナとなって受信したり発信したりしかねません。こればっかりはやって見ないとなんとも・・・、ということにもなりかねません。

そんなときのために、「遠くのアースより近くのアース!」
オーディオシステムの直近に地球?を持って来てしまおうというわけです。

それがバーチャル・リアリティ・アース(5elements最後のカテゴリ製品)となりますが、それについてはまた次回。
引っ張ってごめんなさい。m(_ _)m

マタニティ!(>_<)