津軽ジョンがる電源日記

『KOJO TECHNOLOGY』 電源メーカースタッフ日記

アースケーブル_その1

2022-02-11 06:36:04 | アースケーブル
こんにちは、ジョンがる隊長です\(^o^)/

ここ最近、巷では「仮想アース」が人気だ。
KOJOでも先達て「Crystal E:クリスタルE」を発売開始したばかりだが、お陰様で大人気!生産が追いつかない状況が続いてる。
皆さんにご迷惑おかけしてm(__)mなさい。

ということで、今回は仮想アースのお話!・・・とはならず、仮想アースに使用するアースケーブルについてお話ししたい。

アースケーブルにはどんなものが良い?
メインとなるのは素材についてだと思うが、それ以前の基本的なこととして抑えておきたいのが、弊社の仮想アース同様表面積だと考えている。
これは(弊社)仮想アースでせっかく表面積を稼いだのに、仮想アースまでの接続ケーブルが心もとない状態では、あまり意味がなくなってしまうということだ。

例えばCrystal Eがだだっ広い湖(海と言いたいが少し控えめに)だったとする。
この湖につながる川(アースケーブル)が狭い場合、その川幅分しか水を流せないが、川幅が広ければガンガン流せれるわけだ。

ここでひとつ、川幅が狭くても深かったらどうなの?である。
川遊びしたことがある方はご存知と思うが(小さいころ遊んだなぁ~)、深いところになると流れは緩く(低周波:ゆっくりな波)、水面近くになると流れが速い(高周波:速い波)のである。

結果ケーブルの表皮効果の話につながるのだが、上記2点(川幅/深さ)のことを考慮し、アースケーブルの高周波ノイズに対する抵抗(インピーダンス)を低減させようとした場合、決してぶっとい必要はないのである。
逆に一本一本の線は細くて良いから、何本も撚られて表面積が大きいものが良しとなる。(撚線数が多いと結果太くなるが・・・💦)

ということから、隊長は高周波特性に優れている信号ケーブルやスピーカケーブルなどを推奨している。
また、理論上は短い方が良いとも言える。長―い経路を経て湖まで辿りつくより、すぐそこの湖の方がロスが少なくて済むからだ。
隊長がよく言っている「遠くのアースより近くのアース」である。
自作される場合も参考にされると良いと考える。

アースケーブルを流れる電流(2022.2.11追記)
後の研究や学習で上記理論にいささか疑問を感じることが出てきたので記載する。
アースケーブルに高周波インピーダンスの低いものを利用することに異論はない。ただ上述の掲載内容では、まるで仮想アースが接続された機器のフレームGNDと仮想アース間を電流が流れているように受け止めらる。
しかし、理想的にはインピーダンスの低いフレームGNDと同じくインピーダンスの低い仮想アース、これらをインピーダンスの低いケーブルで接続した時、それらは全て同電位となり、両者間の電流の往来はない筈である。

では、本当にこのアースケーブルには電流は流れていないのだろうか?
「安心してください。」「履いてます。」って、そんな昔のギャグ言ってないで・・・、
「安心してください。」「流れてます。」
それは、アースケーブルを含む仮想アースと異電圧間に形成される浮遊容量(ストレーキャパシティ)によるノイズ(高周波)成分を多分に含んだ電流だ。
理想的キャパシティ(コンデンサ)は端子やリードを持たないことから、周波数特性が良好で、高周波になればなるほどインピーダンスは低減する理想的特性が得られる。
つまり上記で形成されたストレーキャパシティによって、(アースケーブルを含む)仮想アースと異電圧間において高周波的にショート状態にあり、ノイズレベルを低減するのである。
結果、アースケーブルには異電圧間との間にノイズ成分を多分に含んだ電流が流れており、実際高周波特性に優れたケーブルを準備するのが有効なのである。

KOJOのアースケーブルはどんなの?
KOJOのアースケーブルで製品化されているのはClone1/2シリーズであるが、そちらはまた今度説明するとして、今はCrystal Eに標準で付属しているものを説明しよう。

Crystal Eには2種類のアースケーブルが付属されている。
ひとつはY端子ーY端子ケーブル、もう一つはRCAーY端子タイプだ。
あの価格帯でケーブルまで付属しているのだから、是非お買い得だと感じて欲しい、いや絶対買い得だと・・・(笑)しかも2種類!(笑)(笑)
 Y型ーY型ケーブル

 RCAプラグーY型ケーブル

線材はいずれのタイプもOFC(無酸素銅)標準の4N相当。
構造は写真のようになっている!
 採用同軸ケーブルの構造
見てお解りの通り、同軸ケーブルだ。
実はこれ、某有名ブランドのプロ音響向けで採用されているもので、多くの有名アーティストが使用する、信頼性が高いものなのだ。
なお、実際に使っている部分は、芯線を除いたシールド部分を使用しており、Y端子との圧着は専用工具による急速圧着で、端子部とケーブルを融着一体化させている。

Y端子には、これも信頼性高い国内メーカ:ニチフ製を採用。通常はOFC材に錫メッキされているが、わざわざこの錫メッキを一度そぎ落とし、ニッケルメッキの下地の上に金メッキ施したものだ。(手が込んでるのである)
 金メッキY型端子

またRCAプラグだが、こちらは銅合金(真鍮)削り出しで加工されたハウジングで構成されており、弊社オリジナルである。
一般的にRCAプラグはハンダ付けにてケーブルと接続されるが、ハンダによる音色変化を嫌い(ハンダが悪いと言っているのではないのでご理解ください)、ネジ締め付けによるワン加工で済ませている。
故にこのRCAプラグは分解不可!ハウジングを取り外すことなどは出来ないのである。実に3.4mmの肉厚加工で1個15gもあるのだ。(きっと振動対策にもなっている)
 真鍮製ソルダレスRCAプラグ

既にリリース案内済みだが、6/20(土)~新製品アースケーブル:Clone1R/2Rがシリーズに追加される。Clone1/2含め、こちらも後日改めてご紹介差し上げる!
\(^o^)/

他メーカのアースケーブル
他メーカからも多くのアースケーブルが販売されている。各メーカ工夫を凝らし、独自の加工方法や特殊素材、処理等で魅力ある製品がたくさんある。
下記はほんの一例にしか過ぎないだろうが、他メーカのアースケーブル群である。
個々の特長や仕様等については他に譲る。

・GND-47(オヤイデ電気)
Y-Yタイプが基本であるがRCA/XLR/USBタイプのカスタマイズも行っている。優しい!

・iPurifier AC用アースケーブル(iFI-Audio)
バナナ-Yタイプ

・WVO-EW125(aet)
Y-Yタイプ、ワニ口タイプ

※ここで隊長が敢えて他メーカの製品も掲載する理由として、この業界が大いに賑わって欲しいという願いからである。
種類も豊富にあれば、ユーザの選択肢も広まるという訳だ!
各メーカが切磋琢磨して、互いにより良いもの、お客さんが喜んでくれるものを提供できればそれで良い💛( ´∀` )

ネジの種類でも変化
以前のブログでも軽ーく触れているが、実は仮想アース:Crystal Eとの接続に使うネジの素材、メッキによっても音が変わるかとがわかっている。
Crystal Eの開発時点で確認しただけで、真鍮ネジのニッケルメッキ、無メッキ/チタンネジ/鉄ネジ/ステン/ワッシャ付き、なし・・・無限だ💦
結果的にはトータルバランスとコストから、バインドネジ、ステンを採用しているが、楽しみ方は尽きない。
皆さんには是非チャレンジいただきたい部分でもある。

本日はここまで!
ぶっちゃけますところ、仮想アース:Crystal Eは皆さまのご支援のお陰で、めちゃくちゃ売れています。
キャンペーンを絡ませた同品の出荷は6月末を予定しており、絶賛バックオーダ受付中ですが、ご検討されている方はお早目のご予約を!m(__)m

2020年6月4日再編集(ジョンがる隊長)

ve-02_その1

2021-02-26 09:45:01 | Carオーディオ
こんにちはジョンがる隊長です。
月日の経つのは早いもので、先達て年を越したと思いきやもう2月も終盤!歳を重ねるごとに加速がついて更に早く感じる。

そんなことを時々思うところですが、今回のブログはカー用のボディアース強化BOX:ve-02だ。
http://kojo-seiko.co.jp/products/ve02.html

写真上:旧モデル VE-01
写真下:新モデル ve-02

この製品、2/1に発売を開始したばかりだが、限定100setのキャンペーンも手伝ってか即日完売という弊社にとっては驚異的なスピードでSOLD OUTとなった。
当然、おかわり🍚頂戴!となるわけだが、流石に大盤振る舞いにも限界があってごめんなさいした。💦

ve-02がVE-01の後継機にあたることは承知と思うが、ve-02との違について今一度話しておく。
カー向けにと製品化したVEシリーズ!元を辿ればホームオーディオ向けに製品化した「仮想アース:Force barEP(旧モデル)やCrystal E(現行モデル)」に通ずる。

ホームオーディオ向け含めこれら製品に対し共通に言えることは、いずれも接続されるオーディオ機器の(フレームGNDの)金属表面積を増大させるという目的だ。
旧モデルのVE-01はForce barEPの構造体をベースに、新モデルve-02はCystal Eのそれをベースにし表面積拡大を図っている。

1.VE-01の構造
VE-01は金属表面積を拡大するにあたって、異金属のプレートの「アルミ+銅×5+黄銅(真鍮)×4」の全10層構成としていた。
またその積層手法については、繰り返される試聴によって積層順位が決められ、積層されたものだった。
TOPカバーはスチール、Bottomシャーシはアルミだ!

VE-01内部積層構造

2.似て非なるve-02の構造
これに対しve-02では「銅×5+黄銅(真鍮)×5+ステン(SUS)」の全11層とし、一部素材および積層数に変更を加えると共に、各層(レイヤ)間には0.5㎜のスペースが設けられた。
また本体シャーシ素材、板厚にも変更が施され、VE-01のトップカバー:スチール(2㎜)、ボトムシャー シ:アルミ(1.5㎜)から、それぞれアルミ(2㎜)、スチール(2㎜)に変更された。これにより装置の低重 心化が図られ、音質向上の面においても大きく貢献することができた。 

ve-02内部積層構造

3.接続方法
接続方法に関してはVE-01、ve-02共に違いはない。
基本的な接続は、ve-02を接続したいオーディオ機器の入力電源のマイナス端子にアースケーブルを使用して接続するだけでOKだ。
また、接続機器にRCAの空き端子がある場合などは、それを有効活用することも可能だ。


アナログ入出力に見られるRCA端子の外周(マイナス)極は、機器のフレームGNDと導通しており、そのマイナス極とve-02と接続することで同様の効果が得られるのである。これには弊社から販売されているClone1またはClone2がお勧めできる。
またClone1とClone2には使用される線材に違いがあり、それぞれ違った傾向の音質効果をもたらす。線材の違い等については別な機会に説明しようと思うが、音質的な違いとして以下に傾向を述べておく。
いずれもve-02利用によるs/n向上の恩恵を受け、バックグランドが静粛で一音一音がくっきりハッキリするものであるが、それをベースにしつつもそれぞれに特徴がある。
<Clone1>
音場の広がりを感じることができる、スケール感がある大編成のオーケストラなどが得意。精緻でありながらダイナミックだ。
http://kojo-seiko.co.jp/products/ks-s3000yy.html

Clone1(Y端子ーY端子)


Clone1R(RCA端子ーY端子)


Clone1XH(XLR端子♂ーY端子)


Clone1XW(XLR端子♀ーY端子)


Clone1T3(φ3.5ステレオ端子ーY端子)


Clone1UA(USB端子type AーY端子)


Clone1UmB(USB端子type microBーY端子)


Clone1UC(USB端子type CーY端子)

<Clone2>
中、中低域の密度が高く濃厚。JAZZやPOP、ロックが得意で、ボーカルは実在を示す。
http://kojo-seiko.co.jp/products/ks-z2200yy.html

Clone2(Y端子-Y端子)


Clone2R(RCA端子-Y端子)


Clone2XH(XLR端子♂-Y端子)


Clone2XH(XLR端子♀-Y端子)


Clone2T3(φ3.5ステレオ端子ーY端子)


Clone2UA(USB端子type AーY端子)


Clone2UmB(USB端子type microBーY端子)


Clone2UC(USB端子type CーY端子)

上記Cloneシリーズは多種多用なコネクタに対応できるよう豊富なラインアップが準備されているので、上記リンク先を参照していただきたい。

4.VE-01 vs ve-02
はて、音質的な効果は如何なものだろうか。
前述のようにVE-01とve-02の構造は似て非なるものであり、異金属プレートによる表面積は、同じ外形寸法にありながらVE-01に比較し23%も向上している。
更に付け加えると、VE-01の積層は密着型であったため、ミクロ的な積層間の隙間が表面積を確保していたが、ve-02は積極的に(故意に)0.5mmのスペースが設けられ、実質的な表面積はVE-01に比較し、実に9倍にものぼるのである。
この表面積の違いが音質効果として現れないはずがないのである。

試聴は弊社カーオーディオ製品系の代理店であるトライムさんの協力のもと幾度となく行われた。
ほぼ完成(量産仕様)に近いころには、店舗様の協力も得ながら確認が行われた。
先ず一聴した時点で「ムムム・・・なんじゃこれは!」である。
VE-01でもその効果を十分に感じられた方も多いと思うが、ve-02の変化はその比ではないのである。
s/nが上がるのは当然なのだが、そのお陰で一気に情報量がアップ!中高域の音抜けが良く躍動感が増す他、低域のボアツキが改善され、深く沈み込むようにローエンドまで「スーー」っと伸びるのである。
実に空気感が良くリアリティが増すではないか。

ve-02の発売開始から間もないが、実車搭載でこの感覚をつかんだお客様からは追加オーダが入ってきている。

5.VE-01の新たな活用術(DAP)
無駄にはさせないVE-01!
こんなふうに音質効果の変化度合いを言ってしまうと、「せっかく導入したVE-01どうしてくれんだよう!」となるのがオチだ💦
隊長だってそう思う。
もし買い替える根気と財力をお持ちなら是非にとなるが、余ったVE-01をどうするかである。売り飛ばす・・・!もアリかも知れないが「ちょっと待ったぁ!」である。

前述したようにve-02とオーディオ機材の接続にはアースケーブルが必要になるのだが、このアースケーブルの選択によっては最近再生プレーヤとして多用されるようになったDAPへの接続が可能になってくるのだ。
モノにもよるがDAPにはステレオ端子の他、RCA端子やUSB、場合によってはXLRコネクタまで装備されているものもある。
狙いはこれらの空き端子だ!
普段使用していない空き端子にアースケーブルを接続しVE-01と繋げることで、今度はDAPのボディ表面積を増やすことができるではないか!
有効活用\(^o^)/なのである。
※DAPはポータブルオーディオ業界で中心となる存在だが、同業界においても仮想アースなるものが話題になってきていることを付け加えておこう。

また、そう遠くない将来、VE-01のバージョンアップが可能な部材キットの提供も行おうと考えている。
ve-02を買いたくとも予算的に難しいと仰る方々には朗報だ!
せっかく購入したVE-01!その能力を出し切るまで使いこなそうではないか。
是非楽しみに待っていてほしい。

■関連ブログ

■YouTube

カーオーディオをもっと楽しむ!アース強化BOXが進化!https://www.youtube.com/watch?v=CJB4uV4U0XE&t=515s
👆VE-01/ve-02共にバラされて中味が公開されてるぞ!\(^o^)/

Crystalシリーズ_その9

2021-02-14 13:16:49 | Crystal(電源タップ)
こんにちは、ジョンがる隊長です。(>_<)
今度の新製品はDCサプレス機能を搭載した電源タップ:Crystal H1Pだ!


1.DCサプレスって?
サプレスという言葉には「抑圧する、抑制する、抑える、鎮圧する、差し止める、もみ消す・・・」などと言った意味がある。すなわちCrystal H1Pは直流(DC)成分を抑制する機能を持った電源タップということになる。
一般家庭に供給される電源は交流(AC)であり、本来DCとは無縁なはずなのだが、時と場合によってはDC成分が発生するのである。

2.DC成分の発生メカニズム
上述のように一般家庭に供給される電源はAC電源であることから、DC成分発生?何故?であるが、ここでその発生メカニズムについて説明しておこう。

最もわかりやすい具体例が一般家庭でも1台はあるであろうドライヤである。
隊長も若いころは髪がふさふさで、もっぱらお世話になる家電器具のひとつであったが、最近は徐々に薄くなってきてお世話になる機会(回数)が減ってきている💦
参考までに毛髪は女性ホルモンの支配下にあるのだとか・・・。
男性も勿論幾ばしかの女性ホルモンを持っているのだが、加齢とともに減ってくるのだろう。それがダイレクトに外見に現れるのだ!
男性が高齢になっても「ふさふさ」の人もいるが、きっと女性ホルモンが保たれているのだろう。もしかして女性っぽいのかも・・・(笑)
更に要らぬ情報だが、加齢とともに眉毛が異常に伸びるようになる。これは眉毛が成長期に入っているということらしく、隊長もご多分に漏れず該当している。見た目だけでも若く見せようと、こまめに手入れ(カット)している💦

さておき、ドライヤには概ね切り替えスイッチがついている。
ON/OFFは勿論であるが、冷風(COLD)、SET(HALF)やTURBO(FULL)の切り替えが可能だ。

この切り替えによってドライヤの発熱量を変えているのだが、FULLの時は供給されるAC電源の正負(±)両周期において電流を流し、発熱が最大限になるようにしている。一般的には1000W程度の発熱がされるようになっていて、AC100Vの供給に対し10A流していることになる。
因みに60Wの発熱球を想像して欲しいのだが、点灯時この電球に素手で触り続けられる人はいるだろうか。まずもってNOである。めちゃくちゃ熱くてとてもじゃないがやけどしてしまう。
60Wであんな熱量なのだから1000Wなんて言ったらもの凄い熱量だと容易に想像できるだろう。電気(代)が喰うのも当たり前だ・・・。

問題はHALF設定の時だ。HALFだからFULL(1000W)の時の半分の発熱(500W)になる。
この切り替えスイッチの設定では、実は正(+)もしくは負(-)の半周期だけ10A流し、残りの半周期は電流を流さず休ませているのだ。
半周期電流(10A)を流して残りの半周期は電流を流さない(0A)だから、平均すれば5A(500W)となるのである。

この時、供給電圧(波形)はどうなっているのだろう?
当然のことながら、ドライヤの電源ケーブルも抵抗成分を持っていて、そこに電流を流すのだから当たり前のように電圧降下が発生する。
仮に電源ケーブルの抵抗が0.1Ωだったとしよう。10A流れれば1Vの電圧降下が発生するのだ。
このように切り替えスイッチをHALF設定にした場合、半周期だけ10Aの電流が流れるのだから、その半周期において約1Vの電圧降下が発生しているのである。
一方、残りの半周期は電流を流していないのだから、電圧降下は発生していないのである。

ではこれが何を意味するかだ!

AC電源は0Vを境にそれぞれバランスよく正負(±)の電圧が供給されているが、HALF設定の時、半周期だけ電圧降下があって、残りの半周期は電圧降下がないのだから、正負(±)のバランスが崩れる格好になるのだ。
仮に正(+)の半周期に電流が流れて、負(-)の半周期に電流が流れなかった場合、あたかも0Vラインが負(-)側にドリフト、シフトしたようになるのである。このドリフト電圧分がDC成分となって発生しているのである。

どうだろう!まずはDC成分が発生するメカニズムは理解いただけただろうか。

3.トランスの唸り
次にトランスの唸りについてだ。
オーディオ機器内に搭載されるトランスは、1次(入力)ー2次(出力)で絶縁されており、電圧変換をしつつ電力伝達をする役目をなしている。
商用電源向けのトランスには通常鉄心(コア材)が使われており、商用電源の周波数において効率が良くなるよう50/60Hzに合わせて設計を行っている。逆を言えば高い周波数成分に対しては効率良く働かないことから、高い周波数成分(ノイズなど)が混入した場合、塩梅よく消費(ロス)してくれたりもする。
ノイズ対策の一例としてトランスを利用するのもこういった理由にあったりする。

トランスの電力伝達だが、これは1次巻線で発生した磁力線がコア材(鉄心)を通じて効率よく2次巻線に伝達され電力供給されている。
この時、トランスに供給されているのはAC電源であることから、磁束の方向は商用電源の周波数に同期して常に切り替わっているのである。
つまりトランスはこの磁束の変化(切り替わり)が起きないことには、2次側に電力の伝達ができないのである。

ここでDC成分が悪さするようになるのである。

「2.」においてDC成分の発生メカニズムについて触れているが、このDC成分が供給されるAC電源に混入していたらどうなるだろう?
DC成分はその名のごとく直流成分であることから、トランスに印加された時正負(±)の磁束の変化が起きず2次側には電力伝達されないのである。
そればかりか正負(±)のバランスが崩れていることから、トランスには偏磁電流なるものが流れるのである。
またこの偏磁電流が極端に大きくなるとトランスはトランスの機能をしなくなり飽和状態へと導かれるのだが、ある程度のDC成分なら適当なところでバランスが図られ我慢しているのである。
実はこの際にトランスは「Boon:ブーーン♪」という唸りを発生しているのである。
偏磁電流は度が過ぎると(たぶん聞いてられないほどの大きい唸り)鉄(コア材)損の増加や励磁電流の増加の原因となり、発熱を伴う共に大きく偏った偏磁電流が機器内の保護ヒューズを溶断させてしまうこともある。トランスを唸らせないことに越したことはないのである。

4.ハムイレイザの登場
旧モデルForce barシリーズや新モデルCrystalシリーズにおいて、様々な機能を持った電源タップが展開されているが、電源関連のアクセサリで展開しているKOJO TECHNOLOGYにとって、このトランスの唸り対策もその一つであった。

いつのことか記憶にないが、とあるお客様からアンプのトランスが唸って困っている!光城精工さんの製品で解決できるようなものはないだろうか!?という問い合わせがきっかけだった。
当時、弊社にはクリーン電源しかなかった。勿論クリーン電源でも解決することは可能だったのだろうが、ちょっと高額過ぎて・・・である。

当初オーディオ業界に参入して日の浅いKOJOにとって、アンプのトランスの唸り?は初耳だったことから我々も???となった。
きっかけは何にせよ、頼られたからには何か対策できる製品を世に出したくなるではないか!\(^o^)/

そこから調査が始まった!
「アンプ トランスの唸り」ネット本願でググってみる・・・。

DCサプレス機能搭載!ハムイレイザ―!

ムムムw

現在は廃版(他社製品)になっているが、該当する製品があったではないか💦
でも電流容量が5Aまでかぁ~。ちょっと少ないなぁ~。もっとパワーがあるものでも使えたらいいのになぁ。

更に調査、調査、調査!
オッ!柴崎功先生!
■ DC成分除去による電源トランスのウナリ防止
http://www.mizunaga.jp/ptrans.html
キタァーーーーーーーーΣ(゚∀゚ノ)ノキャー

柴崎先生!既にやられているではないかぁーーーーーーーー。
\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/

早速真似事!
DCサプレス機能搭載 KA-01(KOJO初のモデル):Hum Eraser

世のため人のためになるならと、人の真似事はお構いなし。プライドがないとはこのことかも知れないが、とっても簡単な回路構成で問題解決につながるなら、それはお客様にとってメリットしかないではないか論で製品化!
当初問い合せいただいたお客様が手にされたかどうかはわからないが、役に立ってくれてたらいいなぁ~。

後にKA-01はそのお役目を終え、Force barH1Pというものにモデルチェンジ。Force barシリーズに統合されていくのである。



5.DCサプレス回路
DCサプレス回路の動作原理についても触れておこう。
Crystal H1Pに採用しているDCサプレス機能の主要回路構成は、ブリッジダイオードを電源両ラインにそれぞれ配置。ダイオードの順方向電圧(Vf)特性を利用することで、ダイオードの導通期間がDC成分のレベルに応じて変化しDC成分を抑制している。 ダイオードはVfが大きい方が効果は高く、同製品では信頼と実績のある新電元製を採用している。
また、DC成分検出回路で検知されたDC成分は、レベルに応じてDC Sensorランプの明るさを変化させている。

このようにダイオードのVfの利用によってDC成分を抑制しているが、同時に供給電圧の電圧降下も発生しているのである。オーディオ機材にとってこの電圧降下は音質的にも大きく影響をおよぼすのであるが、弊社ではこれまでのクリーン電源や電源タップ、ケーブルの開発、製品化によって、多くの技術的ノウハウや音質との関連性について研究がなされてきた。
更に今回の製品開発ならびに製品化においては、あの「SOULNOTE」の設計者で有名な㈱CSRの加藤氏にも協力いただく手の入れようだ。音質的にもお墨付きという訳だ。
故に単なる機能的なDCサプレスに留まらず、常に良質な音への拘りを持ちCrystal H1Pの製品化に踏み切ったのだった。

6.トランスを唸らせる主な家電製品
DC成分が発生するメカニズムをドライヤを例に説明したが、トランスを唸らせる家電製品は他にも沢山ある。
もしご自分のシステムでトランスの唸りが確認されるようなら、先ずは何がその原因となっているか把握しておくと良いだろう。

1.暖房便座
2.電気毛布
3.ハロゲンヒータ
4.電気カーペット
5.調光器(白熱球)
6.電気こたつ
7.電気ストーブ

上記他にも発生原因となるものは存在すると思うが、いずれも冬期間に多用されるものばかりだ。これら起因となるものが家屋内で使われており、トランスが唸っているようなら、1個ずつ外してみて該当器具を特定し、もし代用できるものがあるのなら、それらに変更することも検討いただきたい。

ただ、これらを取り除いたとしてもまだトランスの唸りが解消さ入れない場合がある。それは近隣の住宅で使用されてことも考えられるようになるのだが、他人の家まで押し込んで、「上記器具を使用しているなら直ちに止めよ」とは言えないのである。
そんな時はCrystal H1Pを頼りにしていただきたい。

今後、トランスの唸りに関する情報や事例などを入手出来たら、新ためて追記するなどしていきたいが、今回のCrystal H1Pの製品化にあたってご協力いただいた加藤氏に感謝の意を表し、ひとまず締めておく。
加藤さんありがとうございました。

■記事 2021.2.21追記
Audio Accessory誌180号
「機能と音質を極限まで追求 ”ハムイレイズ電源タップ“ の決定版” 」
執筆:小原由夫
http://kojo-seiko.co.jp/img/news/210220.pdf


■Youtube 2021.2.21追記
【16】トランスの唸りを抑えろ!ハムイレイズ機能搭載電源タップ
https://www.youtube.com/watch?v=sv8YyqHXboI&t=300s


Crystalシリーズ_その8

2020-12-25 08:47:11 | Crystal(電源タップ)
こんにちはジョンがる隊長です(>_<)
今回のブログはサージアブソーバ+ノイズフィルタ搭載:Crystal C1Pだ!
同製品はCrystal 3.16.1Crystal ECrystal 3Pに続くシリーズ5作目!

前回のブログ(Crystalシリーズ_その7)で紹介したCrystal 3Pは、シリーズ初の連結コンセント付き電源タップで、連結(合体)の誕生秘話が掲載されているので興味ある方は一読いただきたい。

さて今回のCrystal C1Pもまたシリーズ初となる機能が搭載されている。
大きくは2つあり、ひとつ目は「パワーノイズフィルタ」、二つ目が「サージアブソーバ」である。

1.こうしてノイズフィルタが搭載された!
冒頭にあるように前回のブログ「Crystalシリーズ_その7」では電源タップに必要な「もうひとひねり」が欲しいということで、連結(合体)機能が誕生している。
こうなってくるとやれることがたくさん出てくるのである。
ひとつ課題に上げたのが、先駆者達が手掛けてきたフィルタ入り電源タップだ。
以前(10年も前くらいになるだろうか)巷では「フィルタ入りの電源タップやフィルタ自体は、音がクリーンで綺麗にはなるけど、なんだか寂しい(おとなしい)音になっちゃうんだようなぁ」と言われていた。
普段からアンテナを張っている隊長としては大変気になる情報だった。だってお客さんの不満解消=喜びになるからだ。

そこで何故そのように言われるのか色々調査・確認してみたところ、どうやら産業用ノイズフィルタを利用していることがわかった。
※大体こんな感じのものだろうか!(フィルタ付インレット)

産業用フィルタは、音質的な面にては凡そ考慮されていないものと考えるわけだが、先駆者もその辺は理解しており、大変苦労したんだと思うが、別な部分で音質的な補正等をされていたのだと思う。
しかし、この産業用フィルタ!とにかく(広帯域での)大幅なノイズ減衰を目的に設計、製品化しているのだから、ノイズ抑制という点だけを考えれば、それは強力に作用するのである。
TDKラムダ、NEC/トーキンなどそうそうたる大企業から製品化されているノイズフィルタではあるが、概ね100KHz以下あたりにカットオフ周波数:fcが設定され、モノによっては30K~40KHzぐらい(メーカデータからの想像(。-人-。) ゴメンネ)から減衰が始まり1MHz付近に減衰のピークが置かれている。(ピーク付近は)実にー80dB~90dBほどの減衰だか強力(ノイズフィルタとしては優秀)である。
※ー80dB ノイズレベルが1Vだったら0.1mVまで減衰(10000分の1)させるのだ!😱 

どうやらこのカットオフ周波数:fcの設定場所が音質面に影響しているのではないかと我々は仮説を立てた。

クリーン電源の開発が招いた副産物

一方、時同じくして我々はクリーン電源:Arayの開発を手掛けていた。
この話は別途設ける必要がありそうだが、Arayの開発にあたっては、EL PRODUCE(エルプロデュース)の「井出 祐昭」代表(サウンドスペースコンポーザ)の協力のもと、音質チェックを井出氏に、回路、機構関連は弊社を主体に行われていた。
※同氏は元YAMAHAのチーフプロデューサで、代表的な業績にJR東日本(新宿/渋谷駅)発着音メロディ化がある。
※めちゃくちゃ凄い人なので同社のHPを覗いて見てください。同氏と出会ったきっかけ裏話はまた別途!

ところが、このAray開発の終盤で出力ノイズフィルタを如何にするか検討しなければならない事態に陥った。開発当初より出力フィルタにはTDK製(現TDKラムダ)のノイズフィルタを搭載していたのだが、どうにも音がまとまりきらないのである。他社のものに変えてもダメ!ネジ素材や内部配線材を変更してもダメ!ダメよ~ダメダメぇ(懐かしい💦)

お解りだろう、ここで前述の
「どうやらこのカットオフ周波数:fcの設定場所が音質面に影響しているのではないかと我々は仮説を立てた。」
につながってくるのである。何ともドラマティックである。

隊長はこのことを井出氏話し、「ならばノイズフィルタ作っちゃったら!」と軽~く言われるのである。😰 
で、作った!
※同フィルタは後にJNF(ジョンがるノイズフィルタ略(笑))と名付けられている。

作るのも軽ーく作ったように思われるのもしゃくなので少し説明を!
本フィルタはノーマルモード用のコンデンサとコモンモード用のチョークコイル+コンデンサで構成されているのだが、安に定数を産業用と同じにしたのでは、フィルタとしての効果は抜群でも音的にどうか?となる。そこで、音質とフィルタの減衰効果の因果関係について研究が行われた。勿論、使われるトロイダルコアの素材、巻線材、各種パーツを吟味したうえでだ。
そんな中で、無作為に行うのは何をやっているのかわからなくなってしまうことから、減衰特性が始まるカットオフ周波数:fcをどこに据え置くか検討をつけ進めていった。
するとどうだろう、大体200K~300KHz付近を境目に音質への影響のあるなしが表れてきたのである。それ以下にカットオフ周波数を徐々に下げていくと、やはり「フィルタ入りの電源タップやフィルタ自体は、音がクリーンで綺麗にはなるけど、なんだか寂しい(おとなしい)音になっちゃうんだようなぁ」になってしまったではないか・・・💦
社内でも「へぇ~」となった(笑)

上記経緯を踏まえ、オリジナルで製作されたノイズフィルタ:JNFがArayに搭載。井出氏のアトリエに持参し聴感テストの結果見事クリアできたのである。

さぁ、ここまでくればクリーン電源の副産物として生まれたJNFを利用しない手はないのだ。
画してタップ向けのJNF開発に着手。JNFから更に改良がなされてJNF2へとバージョンアップして行くのである。
以下はJNF2のf特(減衰特性)である。見せてしまって良いの?大丈夫なの?
良いんです。他でも利用さるようになったらもっと良いものを作ればいいんです💦


新規設計されたJNF2は、以降旧モデルForce barS1Pとクリーン電源:DA-6に採用されることになった。

さて、モノは準備できたは良いが、ここからの啓蒙活動が必要である。なんせ大方のユーザは前述の理由からフィルタを毛嫌いしており、それを覆していかなければならないのである。
全国をまたにかけたイベント啓蒙活動、北は北海道、南は鹿児島、都内のイベントにも参加した。大阪にも行った。資金に限りある弊社にとっては辛かったなぁ~💦
でもお陰で沢山の人と知り合えたし、お店のスタッフさんともお話することも出来た。自ずと啓蒙活動も着々と実を結び、Force barS1Pに対する「音痩せ」発言は皆無となった。\(^o^)/

むしろユーザからの声は「フィルタ効果によりS/Nの改善、向上は勿論感じられたが、それにもましてパワー感、力感が感じられる。」と・・・、何とも嬉しいコメントではないか!毎回そうであるが、努力したものが認められた時、この上ない喜びが湧いてき、次のステップへ進む糧になっているのである。
あ~嬉しい!\(^o^)/

2.Crystal C1Pのフィルタ
いよいよ新製品のCrystal C1Pに搭載されたノイズフィルタについてだ。
弊社電源タップにノイズフィルタ入りのものが誕生した秘話は前述の通りだが、Force barS1PからCrystal C1Pにモデルチェンジするに際しては、当然のことながらより良いものにしなければならない。これはメーカの使命でもある。
新製品と称されそれに期待を寄せて購入されたユーザが、「なぁ~んだ!前のモデルの方が良かったじゃないか😠 」ではいけないのである。
だからCrystalシリーズに限らずモデルチェンジはある意味「初回モデル」以上に神経を使うのだ。
写真はCrystal C1Pのサブシャーシに搭載されたノイズフィルタ基板の様子だ。
前述のJNFやJNF2に対しトロイダルコイル(コモンモードチョークコイル)が無くなっているのがお分かりだろう。代わってC1Pに搭載されたコイルはノーマルモード用チョークコイルになる。
C1Pに搭載のノイズフィルタ基板を仮にJNF3としよう。(たぶんそのままになる(笑))JNF3でチョークコイルに変更された理由は、やはり聴感上によるものだ。
コモンモードチョークコイルは、各ラインーアース間にノイズ抑制に働きかけるものであるが、ノーマルモードチョークコイルはラインーライン間に作用するものだ。

実はコモンモードチョークコイル、理想的にはノーマルモードノイズに対し何ら作用するものではないが、実際には漏れインダクタンスというものが存在し、これがノーマルモードノイズに対し有効に働くものなのだが、非常に小さくノイズ抑制効果としてもほぼ無いに等しいものでもあるし、流れる電流によってインダクタンス値が変わるのである。
その点、今回ノーマルモード専用に設けられたチョークコイルは空芯コイルとなっており、コア材を介したものに比較しインダクタンス値を大きくすることは困難なまでも、電流の大小に影響されることなく不飽和特性を有しており、インダクタンス値は一定に保たれるのである。
インダクタンス値の変動は、同時にフィルタ特性のカットオフ周波数:fcも変動することを意味し、負荷変動の大きいオーディオシステムにとっては、音質の変動も起こり得るのである。

先般、フルテックから「NFC Clear Line 」なるものが発売された。
フルテックさんとはある意味競合メーカとなるのだが、同社の営業マンとは仲良くさせていただいている。時折り業界に関する情報交換や今後について話し合うなど、互いに信頼する間柄だ。

同品の発売開始前だったと記憶するが、ひょんなことから同品の内部構造について情報を得ることができた。
その際ちょっと衝撃を受けたのが、同品にも空芯コイルを採用されていることだった。してやられた感があったが、同時に競合メーカも同じところに視点が向けられていたことに自信も持つことになった。
後日フルテックの営業マンに連絡を取り、先を越されたことを話したら、電話越しにニヤニヤしている様子が取れた。

それは良しとして、JNF3では前出のようにカットオフ周波数:fcを200KHz付近に据え置くため、ノーマルモード用コンデンサの定数にも見直しをかけている。
これもまた聴感上の確認と特性評価を繰り返しながら実施され、旧モデルのForce barS1Pに比較し、更に透明感や艶感、中域・中低域のハリ感や力感をブラッシュアップさせ、帯域バランス、広帯域化を狙ったモデルでとすることに成功している。

でんき堂スクェア湘南台店様のブログ

先日、弊社製品の取扱店舗:でんき堂スクェア湘南台店様にて、Crystal C1Pのノイズ抑制効果について検証くださり、同店のブログで紹介されていたので掲載しておく。ホントお店の方々にまでご協力いただき毎度のことながら感謝なのである。m(__)m

ブログタイトル:「KOJO CRYSTAL C1P 好評発売中」12/20更新

確実にノイズの減衰効果が確認されているようなので是非参考にしていただきたい。

3.雷対策(サージアブソーバ)
近年、ゲリラ豪雨を伴う雷による家電製品やオーディオ機器の破損を耳にする。この様子は全国的にも広まりつつあり、異常気象の影響というものをダイレクトに感じるようになってきた。
海外製の電源タップはこの雷対策に関しては先進的で、代表的なものにPSオーディオのそれがある。
やはり海外でもいや日本以上に雷に対する対策は予ねてより考慮されているようで、LAN通信に対するそれもまた同時行われているようだ。
今後益々増えると思われる雷被害に対しては、今からでも対処しておくべきであろう。

Crystal C1Pに搭載されるサージアブソーバは、旧モデルのForce barS1Pでも同様に行われている。サージアブソーバもまた電源ラインに挿入されているため、音質的な面でも影響をおよぼすものであるが、Force barS1P/Crystal C1P共に音質的にも良質で実績あるPanasonic製のものが採用されている。
通常OAタップ等に搭載されているサージアブソーバは、電源ライン間のみ利用されているものが殆どだが、この点、大切なオーディオ機器を保護させたいCrystal C1Pにおいては、各ラインーアース間にも適用しており対策を図っている。
※サージアブソーバ:全てに雷に対し保護できるものではありません。



4.連結(合体)機能がもたらすCrystal C1P活用術
Crystal C1Pの連結がもたらすその利用効果については、弊社ホームページやパンフレットにも記載済みではあるが改めて紹介しておく。
合体の一例をあげる!

・Crystal C1P+Crystal 3.1/6.1/3P
お使いのオーディオシステム全体をサージアブソーバ+ノイズフィルタ搭載のC1Pでカバーする場合、壁コンセントに適合する電源ケーブルを差し込み、Crystal C1Pへ接続する。Crystal C1Pは見ての通り供給コンセントはひと口だけだ。
ここで連結(機能)コンセントを活用し、C1Pの後段にCrystal 3.1ないし6.1を接続する。
こうすることで、元々ひと口しかなかった供給コンセントが3.1を連結することで4口+1口(2Pコンセント)に早変わりするのである。あるいは6.1を連結すれば7口+1口(2Pコンセント)に拡張可能である。

ユーザが所有するオーディオシステムもまた千差万別、ご自分のシステムにマッチしたコンセント数にカスタマイズすることで自由度が一気にアップするのである。
それでもなお口数が足りない(そんなことはまれ・・・?)場合は、C1Pの後段にCrystal 3Pを接続し、次いで3.1なり6.1を連結すれば更に口数の増加が可能になるのである。(ちょっと電車みたいに長くなるけど(。-人-。) ゴメンネ)

簡易的デジ/アナ分離!

予ねてよりオーディオシステムを取り巻く電源環境において、デジタル系機材とアナログ系機材の電源系統分けはやるべきとされていた。
デジ/アナ分離が推奨される理由として、デジタル機材は装置内部にマイコン等が搭載されており、制御に必要となる基準クロック等の高周波がノイズ成分として電源に回帰、アナログ機材へ悪影響をおよぼすためとされている。
実際、デジ/アナ機材の電源を分離して試聴すると、ノイズ感、S/Nの違いを感じ取れるのであるが、オーディオ機材のデジタル化は今後益々進むこととなり、小型・軽量化には同時に内部電源のスイッチング電源化も行われるようになる。
こと、欧州系のオーディオ機材は省エネ、ECOに対する考え方が進んでおり、スイッチング電源化はある意味必須事項となってきている。
スイッチング電源はその方式の宿命ゆえ、ノイズとは同居しなければならないのである(with Noise)。
勿論ノイズ対策もまた日進月歩。ノイズレベルもどんどん低減されていくものと期待するが、それでもゼロには出来ないのである。

いつもながら前置きが長くなってしまう訳だが、上述の課題に対しCrystal C1Pの連結では簡易的なデジ/アナ分離も可能になるのだ!

・Crystal 3P+Crystal C1P+(Crystal 3.1/6.1)
先ず壁コンセントに適合する電源ケーブルを差し込みCrystal 3Pへ接続。3Pの連結コンセントを活用し、次いでCrystal C1Pを合体させるのである。


一見すると「それが何か?」と言われそうだが、Crystal 3Pは元々フィルタ等は搭載されておらず、壁コンセントからの電力供給をダイレクトに受けることが可能だ。一方、3P後段のC1Pはフィルタ入りとなる。

そうこれでデジ/アナの簡易的な分離が可能な構成となるのだ。

フィルタ未搭載の3Pへアナログ機材(アンプ類!)、フィルタ入りのC1Pにデジタル機材(CDプレーヤなど)を接続。勿論デジタル機材が多い場合はC1Pの後段に3.1や6.1を連結すれば良い。
この連結手法は、デジタル機材から電源に漏れ出るノイズをC1P内のフィルタによって(アナログ機材に悪さしないよう)ブロック、抑制し、デジ/アナ分離による音質的恩恵を受けることが可能になるのだ。
なんとも合理的な電源タップの構築手法である。

前回のブログ(Crystalシリーズ_その7)で、Crystal 3Pの連結(合体)機能はコンセント口数を増加させるメリットがあると説明しているが、この連結機能を用いたCrystalシリーズの組み方次第では、もっともっと利用価値あるものに展開できるのではとお察しいただけたのではないだろうか。

ちょっとしたことから生まれたユニーク且つユーザビリティ溢れる本機能については、Crystal 3P/C1Pに留まることなく、今後のCrystalシリーズへの期待が高まるばかりである。

5.Crystal C1P J_tune(番外編)
ひとつ番外編となるが、Crystal C1Pのジョンがる隊長シグネチャーモデル:「J_tune 」モデルを紹介しておく。

隊長の思い上がり💦が生んだ限定モデルだ!なので、気まぐれで作って気まぐれで販売しているレアものである。

同品のフィルタだが、実は初期の開発段階でノーマルモード用のチョークコイルすら使用していないフィルタが試作で行われていた。

※コンデンサだけで構成されたノイズフィルタ(チョークコイルレスタイプ)

隊長的には非常に気に入ったものだったが、これまでのCrystalシリーズにそぐわないとの判断から、商品化が見送られたものだった。
しかし、よがりと言われるかも知れないが、KOJOはこういう音質のものも作れるんだということを示したく、それこそ隊長の思い上がりで無理に限定モデル化したものである。
フィルタ臭さがなく、元々のエネルギー感も削がれることなく、一聴すると「これ!?なんか変わったの?」と言われるかも知れないが、ジワジワ湧いてくるその音質は手にした方だけがわかるものとなっている。(そりゃ当然だわ!💦)

最後に!
本ブログにて本年も終わりとなりそうだ。
コロナ禍にあって満足な営業活動はできなかったが、反面寝かせておいたSNSなるものに力を注ぐことが出来た。
本来であればSNSとイベントの両輪で活動できればもっと皆さんにお役立て出来たものと考えるところであるが、今できることやれることをこなして何とか乗り越えて行きたいと思う。
皆様におかれましても、どうぞご自愛いただき、良いお年をお迎えできること願っております。

「皆様のオーディオライフがより楽しいものになりますこと願って!」
来年もどうぞよろしくお願い致します。

~世界中の電源をきれいに〜
KOJO TECHNOLOGY



Crystalシリーズ_その7

2020-12-24 08:19:59 | Crystal(電源タップ)
こんにちは、ジョンがる隊長です(>_<)
今回はCrystal 3P(連結機能)のお話(裏話)!エピソードを交えてご紹介しよう。

Crystal 3Pは旧(電源タップ)シリーズ:Force bar3Pの後継機種として誕生。
先に製品販売化が行われたCrystal 3.1/6.1の後続モデルだ。
同製品はCrystal 3.1の出力コンセントが3P×3口+2P×1口に対し、2Pコンセント部分が連結コンセントに変更されており、他のCrystalシリーズとの連結(Force barシリーズとの連結も可能)が可能になっている。
価格は21,000円となっており、旧モデルのForce bar3Pの17,400円(共に税別)に比較し、少し高くなっている。
<Crystal 3P詳細はこちら👇>
http://kojo-seiko.co.jp/products/crystal3p.html

他のCrystalシリーズもそうではあるが、ここ最近の金属高騰により、本音としては(価格)据え置きとしたかったのだが、あの手この手はつくしたもののどうにもできなかった。(。-人-。) ゴメンネ
ただ、今回のCrystal 3P含め、コストアップ以上のパフォーマンスアップができたことは先に伝えておこう。

先達てCrystal 3Pの購入したユーザから興奮気味の声で電話があった。
「KOJOのタップではForce bar3Pを使っていたけど、新しいのが出たってことで購入した。」「なんですかコレ!?、以前のモデルも満足はしていたのにちょっと良くなりすぎですよコレ!1グレードどころか2グレードは上がってますよコレ!」
なんとも嬉しいお言葉。隊長:「待ってましたそのお言葉!ありがとうございます。」「本当に嬉しいです\(^o^)/」
やっぱりこういう言葉をいただくと苦労した甲斐があったと、次の苦労にも立ち向かえるのです・・・(笑)

さてそれではCrystalシリーズの中にあって、Crystal 3Pの最大の特徴であるユニーク極まりない連結機能の誕生秘話について話そう。

1.そして連結合体)は誕生した!
話しは相当遡る(10年くらい前かなぁ~)ことになるのだが、そのころからKOJOでも「電源タップ出したいよねぇ」、「でも今更だよねぇ」、「でも何かしたいよねぇ」という会話が幾度となく繰り返されていた。
だってオヤイデさんやフルテックさんなどのそうそうたる先駆者たちがいて、コンセントもホスピタルグレードからオーディオグレード、内部線材、メッキ処理やクライオ処理、機構素材やその加工方法などが出尽くした感じで、もうこれ以上やれることないでしょうと言った具合だったからだ。
でもねぇ~、だってねぇ~の連発だった。今考えるとめっちゃマイナス思考。ボヤキの連続だ。

あきらめきれない隊長は、ず~~~~~~と悶々としていたものの各メーカさんから販売されている電源タップの値付けが結構高いところにある(設定されている)のだけは気になっていた。

もっと手にしやすい価格だったら、オーディオファイルの裾野も拡がるだろうになぁ~!

月日は流れ、あるとき弊社が電源周りのアクセサリを手掛けているということから、あるメーカさんからオファーがあった。
その会社はプロビデンスというエフェクターやエフェクターボード関連等をメイン手掛けている会社なのだが、実はこの会社、ボルトアンペア(宮寺昭夫代表取締役)さんからの紹介で繋がった経緯がある。
宮寺代表には大感謝である。

当時プロビデンスには林幸宏(記憶では副社長)さんという方が担当窓口となり、弊社との取引契約が結ばれたのち、同社の製品づくりの協力をさせていただいた。
現在、林氏は独立をされており、フリーザトーンという会社を起業。代表を務められているが、フリーザトーンもまたプロビデンス同様エフェクタやエフェクタボード、ペダルボードなどを手掛け、プロアマ問わずギターリストやベーシストにとってあこがれのブランドを確立。同ブランドの製品を通じて超ビッグな国内外アーティスト等のツアー支援やバックアップを行っている。
超ビッグと言えば、布袋寅泰氏、ルナシー他、ギタリストやベーシストであればだれもが知っているであろうアーティスト達のシステムフォローアップなども手掛けている。
このような経緯もあり、フリーザトーンの製品も協力するようになった。

フリーザトーンのコスト管理は徹底されており、如何にして生産コストを低減させるか、しかもそれは国内生産であることという拘りを持って行われていた。
新規取引先と製品づくりの協力させていただいたとは言え、我々にとって非常にハードルが高く困難極まりない茨の道だった。
「もういいでしょう。この辺で勘弁してください。」と言いたくなることも間々あった。(言ったこともあったかも知れない・・・(笑))
それでも林代表はあきらめなかった!次から次へとアイディアを創出。ならばこうやったらどうだ。こうやればうまく解決するのでは!と隅々まで関与してモノづくりに徹底していた。

しごかれたお陰で我々は鍛えられた。
※林代表は私と同じ申年、同い年(笑)だが、めっちゃリスペクトしている。
業界は微妙に違えど時折り連絡を取って互いに情報交換をさせていただいている仲だ!(と思っているのは隊長だけか・・・)

やっとの思いで作り上げられた製品はこれまた格別だ。出来上がった製品に対する思い入れが違うのである。協力させていただいた我々以上に、林代表をはじめとするフリーザトーンのスタッフ達もまた鼻息は荒くなっただろう!これは売れる!いや売る!
と言った意気込みが生まれたことに違いない。

フリーザトーン:林代表の話が先行してしまったが、このコストに対する意識、捉え方が、如何に工夫すればコストダウンが図れるか!これが結局、先の「各メーカさんから販売されている電源タップの値付けが結構高いところにある(設定されている)のが気になっていた。」にリンクするのである。

オーディオファイルの裾野を拡げよう!
視野を広く持て!

隊長はこのタイミングでこのノウハウを活用すれば、後発である我々も先駆者達に太刀打ちできるのではと考えた。やるからには負けたくない(>_<)
※まるでライバル視しているように見えるかも知れないが、隊長の根底にそれはない。一人勝ちなど出来ようもなく、我々が次の一手を打ったなら別の一手を他が打って欲しいと願っている。それでなくともパイの小さい市場だ!お客を奪い合うのではなく、新たに創出して願わくば市場が成長する方向に仕向けたいのだ。

まぁまぁ、隊長の意気込みはこの程度にして、
最初に手掛けたのがForce bar3.1(現Crystal 3.1)だった。この製品の開発にあってはやはりフリーザトーンでのモノづくりが大いに役立ったし利用もした。

素材がダメなら構造で勝負だ!

まず最初に考えたのが部品(材料)、素材だ!
世の中涎が出るほど使ってみたい材料、素材はあるが、コスト下げるためには特殊ものはダメだ。高額につながるメッキ処理や加工処理もダメだめ!もっと一般的な素材を使わなければコストダウンは無理だ。
一般的な機構素材・・・やはり鉄、アルミかぁ!ありきたりだなぁ💦言うてもステンかぁ、つまらないなぁ。何か別に面白いことできないかなぁ~!
オーディオシステムを組む上でユーザが神経を使うところはどんなところがあったっけぇ?
あっ、そう言えばタップって国内事情(オーディオルーム)を考えると、結構隅っこに追いやられてるよなぁ、システムの裏とかに置くもんなぁ(自分だってそうだし・・・)
他メーカさんのタップは結構ごついなぁ、デカイなぁ、一般ユーザの住宅事情を考えると巾とるだろうなぁ!

あっ、あと振動対策だ!ラックにボードにインシュレータ、制振材、色々あったわ~。みんな苦労してやってるもんなぁ。

という具合にあれこれ考えめぐらし、振動対策をタップの中に取り入れてしまえ、形状(サイズ)もコンパクトでスリムが良いな!\(^o^)/
使い勝手ももっともっと考えよう。安く仕上げるためのシンプル且つ革新的な構造で、材料は一般的なもの、決して高価になるメッキ処理や加工方法は使っちゃならん!
でも振動対策はどうな風にすれば実現できるだろうか・・・う~ん・・・また悩む・・・💦
ん、鉄、アルミ、異金属の組み合わせ?共振点違う・・・!ん、フリーザトーンさんでやった構造って・・・、ん、ん、んんんんん 合点!
画して現在Crystalシリーズ(旧Force barシリーズ含む)に採用しているM.I.S.構造が誕生している!( ´∀` )

ここには一般材料として広く使われる鉄、アルミの異金属を組み合わせ、素材自体の固有振動(共振点)をずらしつつ、機構上の観点(M.I.S.構造)から振動対策を行うことに成功した。コストダウンの第一歩につながったのだ。
しかもただのコストダウンではない、振動対策を行いつつだ!同時にパフォーマンスを上げることにも成功。後にForce bar6.1も製品化している。

何だか冒頭のタイトルとは違う話が長くなった。💦

もうひとひねり・・・

ようやっと連結コンセントについての話になるのだが、幸先よくスタートしたForce bar3.1/6.1、隊長としては販売数拡大を狙いたい!我々には他に出来ることはないのだろうか?なんかこうもっと楽しくなる、楽しめるようなアイテムはつくれないものだろうか?
Force bar3.1/6.1とて、構造的に工夫したとは言え、いうなれば普通ぅ~のタップ!コストパフォーマンスは良かれ、パッと見 他と何が違うの?(う~ん、見ただけじゃそうそうわかんないなぁ、使ってみればその利便性や性能、うまく考えられてんなぁってわかってもらえるんだろうけど・・・)
コストを下げ、機構的に考えられた構造は勿論上手くいったと思っているのだが、何かもうひとひねりインパクトが欲しい。市場にを与えるもう一工夫!
「何かないか!なんかないか!ねぇお母さん!」「味好みあったでしょう!」
焦るw-----。

そう言えばここにあったじゃん

そんな日が何日も続くわけだが、ある日家族みんなで買い物に出かけた。
行った先が「無印良品」!隊長も好きなお店のひとつ。
店内に入ってトラベルコーナーを見ていたら、そのちょっと脇にあった電源タップが目についた!
その瞬間、体が一気に熱くなって大興奮、熱くなったのに鳥肌が立った「あっ」そうだったここだった!そうそうそう、ここだよここ!
そう言えば以前もここでこれ見てたんだっけぇ\(^o^)/

実はタップの連結については隊長の頭の隅に以前入れていたことを思い出したのだ。いや~引き出しに入れっぱなしで、どこにしまってたか忘れてたぁ~💦
ただ、前にそんなことを思いついた時には、使えそうな連結コンセントが世の中に存在していなかったのだ。で引き出しにしまっておいてたのだ。
あれから数年!もしかしたらもう世の中に出てるかも・・・
早速ネット検索!
あるぅーーーーー!ある、あるぅw\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/
「お母さん!味好みあったよォ~(T_T)」

ここまでくればもう隊長の頭の中にはForce bar3P(Crystal 3P)が出来上がっていた。いけるぞ、いけるぞ いけるぞ いけるぞ〰!(って半沢直樹みたいに)詫びろぉ!詫びろ詫びろ詫びろぉォーーーーて具合に(>_<)

Force barシリーズ含め、同シリーズのコンセプトを踏襲するCrystalシリーズには、上記以外にも使い勝手を考慮したユーザフレンドリな機能や音質的に考慮されたものが満載だ。
<Crystal(Force bar)シリーズの特徴>
・近年多用されるようになったアダプタ対応
主流となっているオーディオグレードコンセントは2連式のものが大多数。アダプタをつけると隣のコンセントを塞いでしまうやつ!
故に、使用するコンセントは向きを90度回転させ1口単位にし、適度な距離感を持って配置。


・独創的なM.I.S.構造をより効果的に
独創的なM.I.S.構造を更に効果的にするため、大型のコンセントプラグやインレットプラグが挿入されてもボディに干渉しない距離感。


・表皮化効果を積極的に利用
電源ラインに含まれる高周波ノイズを表皮効果を逆手に取り積極利用し、単芯線材を採用することで高周波ノイズの入り込みを抑制、除去。


・M.I.S.構造にプラスαの効果
M.I.S.構造にプラスαの効果をもたらす、TAOC製制振シートの採用。これに加え筐体厚、重量配分(重心ポイントを低くする)を配慮。(Crystalシリーズ)
また、サブシャーシとTOPカバーの唯一接点となる宙吊り機構部分に、超低周波から超音波領域まで減衰可能な制振合金:M2052を採用するなど徹底して行われた。



2.合体によるシリーズ拡張
合体大好き隊長!(笑)
いろんな意味で合体が大好きな隊長は、製品化を検討する際の切り口として、もしかしたら卑猥な想像から始まっているのかも知れない・・・💦
ただ、根っこは何であれ、周りに迷惑をかけない状態でユーザに喜んでもらえるならええではないか。と勝手に思っている。m(__)m
どうせ妄想しかできないのだから・・・(笑)

このシリーズ合体は、ある程度の先までは読んでいたが、ここまで多品種(旧Force barシリーズ:10機種/Crystalシリーズ:7機種たぶん更に増える!)になるとは想像していなかった。考えるうちに、あ~合体できるってことは・・・、あんなこともこんなこともできる!あっ、これもできる!と次々と神が降りてきた( ´∀` )

Force bar3Pが考案されたときはこうだった。
Force bar3.1を製品化して次に6.1。こうしたところ、「えーーーーーーっ!、Force bar6.1が出る(発売される)んだったら、3.1買わなかったのに・・・」うまい具合にタイミングも合致して(勿論ユーザさんを困らせないように考慮してますよっということで)3P投入!
壁コンセント =Ι⊃-----------[ 3P ]+[ 3.1 ]
これで6.1の完成だ!(笑)
ユーザからのひと声:「やってくれちゃいましたねKOJOさん!」
今思えば「やっちゃえKOJO!」だ!(笑)

この手法は単に6.1と同等のものにするだけでなく、システム変更やオーディオ機材の組み換え等で機材が増えた場合、後にコンセントの口数を増加させるという副産物的メリットを生んだのだ。
6.1と3Pを合体させれば総計9口(+1口)になる。ネットワークオーディオ、PCオーディオされているユーザにとっては、そのくらい必要になる方もいるだろう。だから買い替える必要性も減るのだ。前もって使っていたアイテムも有効活用できるのだ。
ギミック好きにはたまらないはずだ。そうこれは言葉通り「巧妙に仕込まれた」罠なのかも知れない!


以降、Crystal(旧Force bar)シリーズは様々な機能を持ったモデルが順次発売されていくが、そのお話はまた今度。(>_<)

何だか連結の話以外の部分が多かったが、それができるまでの経緯もお伝えしたかったので、どうぞ許してください。m(__)m