ソウルの空の下

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テレビ出演

2018-06-15 08:00:22 | 日記

選挙が終わってこれからの話題はワールドカップ・ロシア大会になっていくようです。サッカーにはほとんど興味のない自分としては、試合を見るために深夜までテレビ観戦に夢中になることはなさそうですが、熱烈なファンの人たちはまだまだ寝不足な日々が続くようです。選挙のあった13日に私が出演した「クールカダン」という番組が放映されました。タイトルの意味は「クールにこき下ろす党」というような意味で、娯楽番組がほとんどというこの放送局としては唯一の時事バラエティー番組だそうです。そこは娯楽ベースの番組というコンセプトなのでレギュラー出演者の人もコメディアンが主体。話の進行もなるべく面白おかしくというふうに進行していきました。テーマが「ダイナミック・コリア 外国人の目で見た韓国の6月」ということで、韓国に長く住んでいる外国人の目で、激動の韓国がどのように見えるのかを浮き彫りにするというものでした。初めの話は1987年6月の「6月民主抗争」と呼ばれるできごとに対するコメント。ゲストの中では唯一直接体験した私の話がメインでした。催涙弾の恐怖や、感動的なできごとなど覚えている限りで話しました。写真はこの時期のデモのさ中に催涙弾の直撃を受けて亡くなった、大学生の葬儀の模様です。このとき私も写真のどこかにいたはずで、延世大学から市役所前広場まで、車の進入が禁止された首都のメインストリートをたくさんの人々が行進をしたことが今でも思い浮かびます。その数、百万人。見渡す限り全部人で埋まった光景は、去年、おととしの「キャンドル革命」と重なってきます。6月のできごととしては2002年の日韓共催ワールドカップの話が出ました。「赤い悪魔」と呼ばれた熱狂的な市民応援団の姿は外国人の目にも強烈に映ったようで、ドイツ人のジャーナリストは「もう一度あの雰囲気を味わいたい」と感激を思い出していました。選挙の違いなどは前回も書きましたが、このときも話題になりました。また前日にあった米朝会談(放送収録のときはまだ行われていませんでした)と関連して北朝鮮の話も出ました。ロシアの人たちは保養地として北にビザなしで遊びに行けるんだとか。今回ゲストだった女性は、韓国人と結婚して韓国に住むことになっていたので「北に行ったら韓国に入国できなくなる」ために行く機会がなかった」と残念そうに話していました。写真は最近の平壌市内の夜景。ここは特別な地域かもしれませんが、今やソウルの江南とあまり変わらないじゃないかというのが、レギュラーの人たちの意見でした。それにしてもゲストだったドイツ、ロシアの人の韓国語の流暢さ!20年近く住んでいるからといっても、容貌がいかにも外国人なので映画の吹き替え放送を見てるようで本当に驚きました。こんなところにもグローバルという言葉が実感できますね。


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2 コメント

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お疲れ様です!! (日韓トンネル)
2018-06-22 03:17:39
テレビ出演お疲れ様でした。
画像を見ていると先生が芸能人になられた感じがして、気軽にメールもできない(笑)・・ように思ってしまいますが、今後とも宜しくお願いします。
次はアンソンギさんのつながりから映画出演ですかね? 期待しております。
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出番がありません (芸NO人)
2018-06-22 06:10:43
お久しぶりですね。これをきっかけに各局から出演依頼のオファーが殺到するかと思い、マネージャーをどうするかなどと考えていましたが、その後何もありませんでした!映画の方も韓国は(たぶん日本も)老人の活躍する場面はほとんどないので、映画界進出も厳しいようです。ということでどうぞ気軽にメールをくださいますよう…。ところでその時の番組を録画したファイルがありますので、もしよろしければお送りしますので、パソコンのメールアドレスをお教えください。
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