去年も流行していましたが、冬になると皆がおそろいのように着始めるのが「ロングペディング」と呼ばれる丈の長いパーカーです。値段は20-30万ウォンと、けっして安くはないですね。今年は特に平昌オリンピックのロゴ入りのものが売れているようで、ある人の話ではロッテデパート前に、公式ペディングを買おうと行列ができるほどだったとか。平昌といえば交通の便が問題でしたが、今月22日にソウル駅と東海岸にある江陵駅を結ぶ、KTXの新しい路線が開通します。これで江陵までは1時間40分ほど。平昌はその少し手前に駅があります。仁川空港からそのまま行くことができるよう、乗り換えシステムも整備する予定です。ソウル広場には恒例のクリスマスツリーが建てられました。きのうは午後5時から点灯式があるというので行ってみました。点灯前の姿。隣ではぐるりと取り囲まれたフェンスの中でスケートリンクの工事が行われています。去年はキャンドル集会のために、開設を見合わせたのでした。日が落ちてくると広場の舞台にはキリスト教関係の人たちがイベントを進行します。サンタの帽子をかぶって楽しい気分で。白石大学というキリスト教系の大学からは学生の合唱団も参加しました。ただ、牧師さんたちが挨拶とか、お祈りとかしている様子はどうも馴染めなくて。大声を張り上げて扇動するというような雰囲気が、太極旗集会を連想させるような気もして、ツリーに灯りがともる時間まで待てないで引き揚げました。あとでニュースを見ると華やかな光が夜空に浮かんでいました。来年の1月8日までは灯し続けるそうなので、また次の機会に見ることにしましょう。さて、街にはツリーと似た形のあるものが…。巨大な焼酎のビンが街角に立っています。実はこれも毎年恒例で、居酒屋の看板ですね。11月30日が日本語学院で運営するポッドキャスト（インターネットラジオ）の１周年にあたり、私もこれまで「日本の歴史上の人物紹介」「京都の老舗探訪記」などを担当して１年がたちましたので、進行を務める先生と担当課長とともにささやかなパーティを開きました。写真映りが悪いですが、牛肉食べ放題18900ウォンのお店で、柔らかなステーキ肉などをたっぷり楽しみソジュも二人で（一人はあまり飲めない）５本も空けてしまいました。翌日もほとんどダメージがなかったので、今年も何とか健康に生きて来られたことを実感したものでした！
