米FRB、9月利下げに前向き 7月議事録、雇用を懸念する声

米FRB、9月利下げに前向き　7月議事録、雇用を懸念する声（共同通信） - Yahoo!ニュース

　【ワシントン共同】米連邦準備制度理事会（FRB）は21日、7月30、31両日に開いた前回の連邦公開市場委員会（FOMC）の議事録を公表した。出席者の大半は「予想通りのデータ...

米FRB、9月利下げに前向き　7月議事録、雇用を懸念する声（共同通信） - Yahoo!ニュース

議事録が出て来るのに20日間以上掛かるのがどうなんだろうか？

詮索だけで値動きし、7/10に1ドル162円だったのが8/22現在145円まで下がっています。

ダウも8/5に38703ドルまで落ち込むと言う動きを見せました。

物価高とリセッションの両方を睨む話です。

他にも諸々影響する要因は有ると思いますが、金利による調整が難しいのでしょう。

より儲けたい心理が市場で交錯して乱高下するような展開なのですが、それに影響される側はたまったものではありません。

おそらく勘違いしているのは下記の部分かと思います。

一方、一部は米経済について勢いがあると評価し「物価上昇圧力は、しばらく続く可能性がある」との声もあった。

活況だから、物価が高いのではなく需要と供給のバランスが崩れていますよね。

経済に勢いなら良いのですが、消費意欲に勢いがあるだけで食欲旺盛な中年みたいな話で成人病のリスクがあるような話に近くなります。

日本は雇用を安定させる為に年功序列的な社会通念があり、かつ大企業や正規の公務員は解雇のリスクが低いのでしょう。

それがないアメリカだとどうしてもリストラによる黒字確保が優先しますよね。

結果として今も大手ＩＴや自動車産業はリストラをしてそれでリセッションを加速させてしまいます。

結局、資本主義制度の悪い所が出る訳です。