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主夫の徒然なるままに

「NHK受信料の研究」

  アメリカの子供向け教育番組には、宣伝が入らない。番組終了のテロップに協賛のメーカー名が入る。そこからの収入で受信料などは必要とされない。なぜ、NHKはそうしないのか、若い頃から不思議に思っていた。

NHK受信料の研究、有馬哲夫著2023年2月 

 受信料が有料になった経緯は詳しい。GHQが無料にしろと強制したにもかかわらず政治家たちがNHKを支配するために有料化した歴史に驚く。GHQは、戦前日本の軍部、国家が情報を操り、軍国主義の思想を広めたことに重点を置き、放送と国家を切り離したかったわけである。NHKが広く公共放送といい、メーカーや政党に利用されない点を強調するが、戦前のメディアとして利用された歴史をどう考えているのであろうか。NHKが政府に牛耳られているのは明白である。

 国民の半数がNHKを1週間に5分も見ていない状況をNHKはどう考えているのだろうか。ここ数年紅白歌合戦もみていない、いや、12月31日にTVを見なくなった。つまらないお笑い番組ばかりだ。

 NHKの職員の平均年収が1000万である。今はない受信料収納代行業者(集金人)の年収が600万ときいた。シングルマザーの平均年収は、180万以下である。格差の広がる貧しさから、年間1~2万円の受信料を強制するNHK、罪悪感を感じないのだろうか。

 イギリスのBBCの受信料(許可料)は廃止の方向。貧しい人々、BBCを見ない人からも年間2万円以上を徴収し、罰則は、16万円。払えない貧困女性を逮捕する状況となる。当然、BBCを見ずに、アマゾンプライムやネットフリックスをネットを介して見る人々が増加するだろう。時間にしばられずに楽しめるネットの動画に流れるのは時代の必然である。見た分だけ払う。BBCの料金の廃止にNHKはどう考えるのだろう。

 若者はTVを見ない。NHKは全く見ない。老人は、TVをよく見るのだろうか。老人もテレビを見ない。一日中TVの前で過ごす老人も少なくなり、スマホに移行する。耳が遠くなり目がよく見えなくなりTVから離れていく。家でほとんどTVを見ないひとり暮らしの義父から毎月2千円受信料を何年も払わされつづけている。

 ほんとうにテレビ見なくなったよね。特にNHKのお笑い系番組、歌番組は、一年間に1分も見ていない。なのに、罰則で3倍の受信料をこの4月からふんだくるそうである。






 <主夫の作る夕食>
青梗菜と人参を豚肉で巻いてみました!



<思い出の一枚>
 80年代









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