見出し画像

主夫の徒然なるままに

日本人はなぜ自虐的になったのか

G7の各国の代表が、原爆慰霊碑の前に立ち、カメラがズームしていく。
「安らかに眠ってください 過ちは繰り返しませぬから」
アメリカ大統領バイデン氏よ、あなたが言うべき言葉ではないのか、と思った。
だれの過ちなのだろうか。絶対に広島市民ではないだろう。では、誰だ。

金正恩への北朝鮮民衆の盲目的従属や旧統一教会の信者たちの信仰をマインドコントロールだと冷笑することは簡単だ。だが、日本人の歴史に対する自虐的態度が、アメリカによるマインドコントロールであり、戦後70年以上も続いていることに日本人の多くが気づいていない。


この本によって、アメリカによる日本人への洗脳(マインドコントロール)、WGIP(ウォー・ギルド・インフォメーション・プログラム)、戦争への罪悪感を日本人の心に植えつける宣伝計画の全貌を知った。 

自分たちが多少、左翼的であったっこと、自分たちが教える教育が民主的であると信じてきたこと、それらが、アメリカのよる洗脳であることを知り、本当に驚いてしまう。我々日本人は今でもアメリカによって操られていることに無知であること。巧妙なアメリカによるWGIPマインドセットの全貌。多くの普通の日本人がこのことを知るべきだと深く思った。特に教育関係者にとって。

塾での授業で生徒たちに尋ねてみた。イギリスによる阿片戦争のように有色人種を人間としてみなさない白人たちによって植民地にされたほとんどのアジア諸国、最後の大国である中国をも支配しようとする欧米に対して、アジアを白人支配から解放するために大東亜共栄圏の実現に向けて戦争への道を進んだ日本。もし、君たちが、その時代に生きていれば、どうする? 多くの生徒が、「アジア解放へ立ち上がる」と答えた。事実、日本が戦ったゆえに戦後アジアは白人の呪縛から解き放たれ、独立へとつながった。

その一方で、戦後の3大民主化、財閥解体・農地改革・労働組合結成の3つの改革が実現。負けた日本のためにアメリカが日本の民主化をすすめてくれた。アメリカは素晴らしい国だ、と思いこまされる教育改革も巧妙に実施された。アメリカに二度と歯向かわないために軍備をもたない憲法を押し付ける。しかし、すぐさま自衛隊として軍備を持たせ、共産主義の壁としての日本を作り上げようとする。そうやってアメリカを守ることついての教科書の記述はない。

戦争末期、日本は、もうすぐ死ぬ運命の老人で布団によこになっていた状態だった。そこに、アメリカがやってきて、頭を思いっきり蹴った、それも2回。  < 生徒、笑う。> 当時(今も)、白人以外は人間ではないという深層心理がはたらいている。ドイツには落とさなかったが、黄色人種には落とす。
中国や北朝鮮、ロシアが日本に核爆弾を落とした時、アメリカは、その国に核で攻撃するだろうか。絶対にしない。反撃として、アメリカ国内に核が落とされるから。
攻撃された日本の政治家の反応、「たいへん遺憾である。」(それだけ?)

幕末の日本の歴史に誇りを持つ日本人は多い。同じように戦前の日本についても正しく事実を知り、誇りに持つことが必要である。
自虐的に追い込まれた日本をまず知るべきだとこの本から教わった。






<主夫の作る夕食>
バランスよく!



<思い出の一枚>
トルコ











名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日本の現代社会」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事