こんにちは~♪美容家歴24年のSACHIKOです
今回は「完全保存版」のテーブルマナー講座で、午前の座学と午後の実践という2分制の講座です。しかも、内容はフレンチ・イタリアン・ビュッフェ・アフタヌーンティー・デザート&軽食という、ほぼ日常の食事でのマナーをレクチャーする内容。いわゆるしゃべりっぱなりの一日(笑)。実はそこ(しゃべる)が、私の仕事そのものです。
さて、今回は完全保存版にふさわしく、フルコースをいただきました。アンダープレートも落ち着きのあるもので素敵でした。ここは、以前に「半沢直樹」の番組で撮影に使われたお店です。
アミューズは、アワビと蓮根の揚げ物。コリコリ、シャキシャキ、アツアツで美味しかったです。こんなアミューズは珍しいですね。和風な感じですが、フォークでいただきました。
前菜は、ズワイガニとフルーツトマトのフォルシ、周りにはトマトのジュレ。ざくろや枝豆、ラディッシュが散りばめられていて、まるで宝石のような前菜でした。まるまる1個のフルーツトマトの中をくり抜いて、ズワイガニのサラダがたっぷり入っていました。
このような半円で丸みのあるものは、まず真ん中で二つに切り分けます。そして、切った断面を上に向けてトマトを下にするとキレイに一口に切ることができます。セットされていたフィッシュスプーンで切ってすくっていただきます。
スープは、トウモロコシの冷製ポタージュ。中には牛肉のスープを固めたゼリーがたっぷり。面白い組み合わせだと思いました。スプーンの底につくスープをお皿の縁で落とし切りをしてから口に運びまます。また、ポタージュ系はどろっとしているので、スプーンを口の中に入れて、飲むというより食べるという感じでいただきます。
魚料理は、カマスの塩焼きと夏野菜のエチュベ添え。エチュベとは、素材の主に水分で蒸し煮する調理法です。トップには和食で見られる"はじかみ"がのっていました。これは最初によけておき、最後にいただいて口の中をさっぱりさせます。
お口直しは、はちみつとオレンジのグラニテ。爽やかでもあり甘味もありで美味しかったです。器は持ち上げずに、左手を容器の下のほうに添えるだけ。西洋料理では食器を持ちあげて食べるのはNGです。アンビリバボー!になるのでお控えください。
肉料理は、タスマニア産仔羊ロースのロティ、レバーペーストとバジルソースが添えられていました。とても柔らかく、癖の少ない仔羊で美味しくいただきました。野菜と大根や人参の野菜と交互にお肉をいただきましょう。
デセールは、たっぷりのマンゴーをいただきました。器の下には濃厚なマンゴープリン、その上にマンゴーとキーウィ、ベリーのフルーツがゴロゴロ。一番上には、パイナップルのアイスクリームとメレンゲのお菓子。盛りだくさんのデセールでした。
メレンゲの焼き菓子は、コツコツと割っていただきますが、ある程度下にあるものを食べてからでないと、いきなり割るとどうなるか…想像できますよね。
最後は、カフェとプティフール。小さなフィナンシェとオレンジピールをいただきました。食べる順番はフィナンシェから。重いチョコレートは最後に食べるようにすると、味覚のバランスが良く大満足できますよ。
今回のフルコースは、1皿のポーション(量)が多かったので、9品を食べきるのは大変でした。ここにパンが2つ用意されたので、なお苦しい~~と思いながらいただきました(笑)。贅沢な悲鳴ですね。
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