こんにちは~♪美容家歴24年のSACHIKOです
昨日は第6回目のテーブルマナー講座を行ってきました。今回は『和食がもっと楽しくなる!日本料理店で学ぶ和食のテーブルマナー』で、会席料理をいただきながらのレッスン♪
日本料理店というと、日本人でありながら敷居が高く感じれますでしょうか。フレンチやイタリアンのほうが馴染んでいる現代。どうしても和食はイマイチのりが悪い(笑)。その理由として、①普段から身近に食べているので、何が出るかが想像できて感動が少ない。②コスパがよくない、高く感じる。という意見が多いんですよね。そう言われればそうかもしれませんが、現役食べ歩きの私としては、和食も進化しているよ!出汁の美味しさに感動するよ!と言いたいですね。
【テーブルマナーはマニュアル通りでは身に付かない】
さて、今回選んだお店は紀尾井町にあります「吉座」さん。麴町駅より徒歩5分。ホテルニューオータニが近いです。中には、ソファ席のラウンジがあり、ドリンクバーが楽しめるスペースがあったり、廊下が広くまるでホテルの中にいるようです。テーブル席も個室となっていて、マナー講座には最適だと思いチョイスしました。
■前菜3種
手前がカラスミ大根、左奥が紅葉豆腐、右奥が菊花和え。さて、和食は手に持てる器は手に持って食べるのが基本マナーですが、このようにちょっと持ちにくい小鉢や小さな平皿は、手に持たずに懐紙を使っていただいたほうがスムーズで食べやすいです。なんでも知識として頭に入れるだけでは、実際に役に立つかというと60%ぐらいしか当てはまらないと思います。なので、現役食べ歩きで身につけていかないと、時代にあった正しいテーブルマナーをお伝えできないと思っています。
■お吸い物
銀杏豆腐、鱧、松茸、柚子といった素材の贅沢な吸い物をいただきました。もう秋を取り入れた一品。季節を感じられる献立は、和食ならではですね。写真は撮り忘れました(笑)。
■お造り
鮪、鯛、烏賊の3種盛り。お造りの盛られ方もお店によって様々です。種類の違う刺身が盛られている場合は、味の淡泊な白身のものから脂の乗った赤身のものへと食べます。この場合は、最初に烏賊、次に鯛、最後に鮪の順になります。
また、同じものばかりを食べるのはでなく、一切れずつ順にいただきましょう。味の変化を常に楽しみながらいただくことができます。そして、最後にお口直しとして、大根のツマを大葉でくるんで一口で食べます。
■中皿
「中皿(ちゅうざら)」というのは、献立の半ばという意味です。これも、お店の献立の数によって出す頃合いが変わってきます。いただいたのは、帆立真丈豊年揚げ、青唐、美味出汁です。出汁の器を手に持って、手前から順にいただきます。一度口につけたものを元の位置に戻すのはNGマナーです。そのまま食べきってから、次の揚げ物をいただきます。
■焼物
メインです。今回は、献立に「小鯛の姿焼き」とあったので、焼き魚の食べ方をレクチャーしようと思っていたのですが…、ご覧のように、尾頭付きではあるけれど、裏と表の身の部分を剥がして食べやすくされていました。これには、おもわず「なるほどーー!」と心の中で叫びましたね(笑)。
これなら、魚の食べ方に自信がなくても、誰でも簡単キレイにいただくことができます。ということで、焼き魚の食べ方はテキストで紹介する座学のみとなりました。ちょっと残念。
■煮物
里芋、飛竜頭(ひりょうず/ひりゅうず)、茄子、紅葉人参、青味の焚き合せです。飛竜頭はがんもどきのことです。焚き合せは、少し大きめの器でだいたいが蓋付きで温かく出されますので、蓋を受け皿として使って食べます。また、蓋の上で一口大に切っていただきます。
■食事
基本の食事は、ご飯・汁物(味噌汁)・香の物がセットで出されます。汁物はだいたいが赤出しです。今回のご飯はお赤飯をいただきました。食べ方は、汁物→ご飯→漬物を順に三角食べです。ここでの汁物も蓋付きで出されますので、露切りをして蓋を開けましょう。
■デザート
こちらは水菓子ですね。シャインマスカットと梨をいただきました。シャインマスカットは皮ごといただけると説明がされましたので、フォークにさして皮ごといただきました。とっても瑞々しく美味しかったです。
そして梨ですが、これをフォークで一口大に切るのは至難の業。ともすれば、ピューとお皿の外に飛び出しかねませんよね。そんな時は、一口大ではなく半分のところにフォークを垂直に刺して、ゆっくり手前に倒していきます。真ん中は芯を取り除いてあるので、折れやすくなっています。ゆっくりフォークを倒すと飛び出さずにカットできますよ。あとは、1/2にカットした梨をフォークに刺して一口ずつ食べていきます。
食べ方マナーの基本だけでは、決して上手に、そして美しくなんて食べられません。ぜひ普段から「これはどうすれば美しく食べられるかな?」と考えてみてください。食べることがとても楽しくなりますよ♪
・テーブルマナーを身につけたい
・どんなお店でも楽しく食事をしたい
・同伴者に恥をかかせたくない
・自分に自信をつけたい
・堂々と食事ができるようになりたい
という方、テーブルマナー講座に参加しませんか?
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