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Dr.mimaが医原病を斬る!

C型肝炎の解決を目指し、国の責任を追及するため闘っています。

札幌雪まつりの画像

2015年02月12日 08時33分28秒 | その他
今年の札幌雪まつりはプロジェクションマッピングという手法で雪像に直接映像を映すイベントを行っていました。
真っ白な雪像に映像が映りこむ姿はとても迫力がありました。
写真上から春日大社(世界遺産)、行天宮(台湾)、スターウォーズです。
札幌の雪まつりは昼の姿も大迫力ですが、夜の姿もとても美しいです。
今回の雪像を極寒の中撮影してくれたのは娘の恵です。(まだ独身)






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夜のススキノ -2-

2015年01月31日 09時00分45秒 | その他
1月27日(火)の2次会にはいま流行(はやり)のザ・ニッカバー(THE NIKKA BAR)にいってきました。
この写真はNIKKAの宣伝を外から撮影したもので、気温は-3℃でした。
ニッカバーでは「竹鶴17年」ものを飲みましたが、なめらかな味でした。
室内の棚にはキープされたウイスキーがズラリと並び、雰囲気はとても素敵でした。





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夜のススキノ -1-

2015年01月30日 08時58分41秒 | その他
1月27日(火)東京の友人(素敵な女性)、恩師など4人で行きつけの炉端焼きの店「五醍」に行ってきました。
五醍は開店40年近くなる老舗で、私も古くから通い、顔なじみの店です。
1階はカウンター席で炭火の上で魚(ホッケ、キンキ)を干しています。
2階は個室で4人以上でないと入れません。
急な階段の途中には昔懐かしい水瓶や酒瓶が置いてあります。
写真下は五醍のメニューです。

こちらは五醍の食べログのページになります。
http://tabelog.com/hokkaido/A0101/A010103/1000053/






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興津肝炎の真実とは?

2015年01月23日 09時45分26秒 | その他
B型肝炎訴訟の証人に立った当時広島大学の吉澤浩司は1996(平成8)年10月1日広島地裁で札幌のB型肝炎訴訟に被告国側証人として興津肝炎について次のように答えている。
被告代理人(大野)C型肝炎の調査をした際に、その感染経路が一般医療機関であると特定されたという事案があったというふうに証言されましたけれども、これはどのように特定されたんでしょうか。
「これは実に簡単なことなんです。これはある期間に限定してC型肝炎が一つの地域にありましてそして、そこに5つの医院がありまして、そして、そこに家族内で2人出た場合、1人出た場合、3人出た場合という家族があります。
その登録された患者さん1人1人に面接調査をします。そしていつの時点で肝炎になった、前に大体6ヶ月を目途にしてどこの医者にかかったか、どのような医療を受けたかということを聞きます。そうするとホームドクターというところで1つの収束をみせます。もう一つ大事な点はどこの医院で最初に診断を受けたかというふうにしていきますと、それは少しばらけますが、メインはそこに集積します。診断するためには採血をします。採血をすると言うことは注射器、シリンジに真っ赤な血液を一杯にするわけです。その注射器がまた医療に使われない保証がどこにもないわけです。
そのことからずーと収束させていきますと、80%くらいでしたかね、7割から8割は一つの医療機関に収束するわけです。」
その感染経路となった病院のどういう点がその感染の原因、経路となったというふうに考えられたのでしょうか。
これに対して吉澤浩司証人は「静脈注射です。これは具体的に接種を見たわけではなくて、あくまでも状況証拠でありますが、一番大きな特徴は、静脈注射が大変お好きな医師が、風邪を引いた方にも元気が出るぞと言って、ビタミン剤といろいろなものを混ぜた静脈注射をすると、そのことによって、田舎ですから、早く直るという評判になりまして、大抵そういうお医者さんは地元で極めて評判のいいお医者さんなのです。
患者の言うことをちゃんと聞くことから。」と答えている。
そうすると、その調査結果でディスポーザブルを使うようにお勧めになったのですか。
「これは私の上にいた教授がそのことを強硬に勧めて、その流行中にはディスポーザブルに変えさせたという背景がありまして、そして流行が収まった段階で、その当時の私がお仕えしていた教授に対して、流行が収まったから、デスポーザブルではなかなか経済的に成り立たんもんで、またガラスに戻してもよろしいかということを聞かれた。それが実情です。」と同じ被告代理人に回答しています。

写真は興津肝炎の原因となった医院



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ホワイトアウト

2015年01月21日 13時28分53秒 | その他
札幌は1月17日夕方から吹雪がひどく前が見えなくなりますした(ホワイトアウト)。
車は事情があり、1昨年ランクルから前輪駆動のプリウスαに替えました。
私の住んでるマンションは丘の上にあり、坂も急です。
道路に埋まっている車のため、プリウスαも巻き込まれ脱出できなくなりました。
この夜は次々と車がうまりましたが、沢山の人が集まり、助けあいました。
マンションからも手伝いに来てくれました。
札幌の人たちがこんなに親切なのかと感動しました。
1月18日朝「JAF」が来てやっとマンションの駐車場につきました。
どちらにしても冬の北海道は前輪駆動では危険です。

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C型肝炎の基礎知識

2015年01月19日 09時16分58秒 | その他
国立国際医療研究センター、肝炎・免疫研究センター長 溝上雅史の静岡肝友会28回医療講演で、彼は次のように話している。
「実はHCVの感染力は弱いのです。日常生活で感染することはほとんどありません。
同じようなB型肝炎ウイルス(HBV)は感染力が強いですからよく間違えられるのですが、HCV性感染は1%もありません。
私は名古屋で結婚して20年たっているパートナーの奥さんや御主人を100人くらい調べましたが、夫婦間で感染していたのは1例のみで、99%ありませんでした。
それくらい感染力は弱いのです。またHBV感染はアジアでは母子感染が主体なのですが(中略)HCVの母子感染はせいぜい5%位しかありません。
感染した赤ちゃんは3才くらいまでの間に自然に治るものが約3割もあると報告されています。
それから医療による針刺し事故、これもほとんど感染しません。
我々のところで200例くらいの針刺し事故の人を1年間フォローアップしましたけれど、これも1例も感染しませんでした。
しかし、刺青や輸血や注射器や針を交換しない静脈注射では簡単に感染します。これはどういうことかというと日常生活で血液に触れる位では間単に感染しない。日常生活でお風呂とかお茶碗とか箸とかをまったく別にする必要がないと言うことを意味します。
感染するのは血管の中にHCVが入ると初めて感染するとことを意味します。 
したがってHCVは輸血なり注射器なりで血管の中に入れない限り、感染しないということです。だから日常生活はごく普通にしてもらえば良いのです。(中略)なぜ日本に肝がんが多いのかを明らかにするには時間という因子が非常に大きく、そのことを頭に入れておかなければなりません。
その時間を計算するのに分子進化学という学問があります。
特に分子時計(C型肝炎ウイルス分子系統樹分析)という手法を使ってHCVの広がりを研究しました。日本には1880年頃HCVは入ってきて、1990年頃から広がり始めました。
1950(昭和25)年には急速に広がり、1990(平成2)年頃からその拡散は止まったことが解ります。HCVの感染は血液を介する要因がないとほぼ感染しません。
それではその要因とは何でしょうか?
1880(明治13)年のHCV感染要因は何でしょうか?それは西洋医学が一番考えられます。
それまでの漢方医学は草の根を煎じて飲む医学でした。ところが1860年代にかけて西洋医学が入ってきました。その中には外科的手術があるわけです。
血液を介する感染で尚且つ血管に入らないと感染しないわけです。
西洋医学がHCVの侵入を許した要因と思われます。
その次には、1920(大正9)年代の頃からHCVは広がりました、実は1920(大正9)年頃に注射を使用したのは日本住血吸虫症に対する特効薬が作られ使用され始めたのです。(強めようさらなる絆を、静岡肝友会10年史、p162-167、2012)。
更に放送大学公開シンポジウムの席上(2014年11月1日)、溝上雅史氏は「なぜ佐賀に肝がんが多いのか?」と題して講演し、日本住血吸虫症に対する治療で、1本の注射器・針で何人にも注射したのが佐賀で肝がんが多い原因と述べています。
日本住血吸虫症の特効薬とは1922(大正11)年3月伝染病研究所(現医科学研究所)の宮川米次の依頼を受けて萬有製薬が製造したもので、商品名をスチブナールといいます(萬有製薬五十年のあゆみ、p31、1964)。
同年11月から山梨県の開業医、三上三朗が300例治験を行い、特に危険な副作用はなかったと報告した(スチブナールによる日本住血吸虫症の治療実験、9:1330-1339、1923、実験医報)。
溝上雅史の分子時計の方法が合っているとすれば、この三上三朗の治験の頃から注射器と針は連続使用されていたと容易に推測できます。
そして1931(昭和6)年寄生虫病予防法(法律第56号)ができ、日本住血吸虫病に対して静脈注射(スチブナール)の強制接種が行われるようになった。
佐賀県によると「住民検診で判明した有卵者は直ちに治療の措置をとるものとし治療は研究所、保健所及び医師会とし、集団治療等の徹底的な措置的な方途を講ずる、という方針が出された(佐賀県の日本住血病―安全宣言―、p67、1991)。
かくして日本住血吸虫症の流行地は肝がんの多発地域なった。




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PSC(原発性硬化性胆管炎)

2015年01月14日 10時16分44秒 | その他
症例は62才、男性。昨年3月末から4月上旬まで全身のかゆみがあり、他院で5月にCT、MRIの検査を行い肝内胆管の拡張を言われていたが放置。
10ほど前肝障害で私に診てもらったことがあることを思い出し11月21日当院受診。
当院の検査ではALP、γ―GTPの上昇以外、異常所見は無く、確かにCTでの管内胆管の拡張像しか認めませんでした。
DIC-CT(点液静注胆嚢胆管造影)での左右肝内胆管、胆嚢、総胆管の正常構造の3D(立体構造)を示したものが図1です。
当院でもDIC-CTを行いましたが、画像上PSCと診断することはできませんでした。MRCP(MRによる胆管、膵管撮影)を行ったところ左胆管の分枝部から抹消にかけて数珠状の胆管拡張があり、典型的なPSCと診断しました(図2、図3)。PSCの治療は肝移植とされていますが、内科的になんとか治療できないか今年は挑戦の年になりました。 
40年肝臓病につき合っていますが、PSCは私にとって初めての症例です。






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札幌真駒内公園

2015年01月07日 11時37分51秒 | その他
1972(昭和47)年札幌オリンピックが開催されましたが、この時私は大学病院で研修していました。
あれから数えて43年、肌の張りもなくなり顔も皺だらけになりました。
何と年月の過ぎるのは何と早いもか・・・
写真はアイスアリーナのある真駒内公園の白樺林を撮ったものです。
この時の気温は-4°Cでした。



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あけましておめでとうございます。

2015年01月05日 08時35分48秒 | その他
新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。

1月3日(土)は札幌の夜間急病センターに準夜当番(午後7時から午前0時30頃まで)に行ってきました。
夜間急病センターは夜7時から翌日朝7時まで診療をしています。
数人の看護婦さんが私のことを覚えており、声をかけてくれなんとなくうれしい思いがしました。
夜7時から一斉に診療は休みなく続き、受診者はインフルインザがほとんどでインフルエンザ検査目的の方もいました。
インフルエンザの簡易検査は鼻の奥を細い綿棒で拭い、そこにインフルエンザウイルスがいるかどうかを検査するものです。
自分で行うのは久ぶりで、検査で陽性に出ないのは最初私の手技に問題があるのではと少し悩んだりしました。
ともかく年初めの仕事は無事終了しましたが、疲れました。
夜間急病センターのお手伝いも今回限りとしたいと考えています。



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