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LKR日記

日常の身辺に起きる四方山な出来事を書き連ねたブログを始めました。
興味のある方は、お立ち読みください。

ウィリアム・ガウランド・・・

2019年11月21日 12時02分01秒 | 歴史探訪
 昨日は当市の博物館で開催された、ウィリアム・ガウランドについての講演を聴いていました。
市の広報に出ていたのですが、さすがに専門分野が狭いので参加者は少ないだろうなと想像していましたが・・・

 会場入り口でチェックがありましたが名簿は20人ほどでした。
会場に着席すると、年齢的には私が一番若年層な感じでした。

ウィリアム・ガウランドは明治初期のいわゆる産業振興のためにイギリスからのお雇い外国人です。
冶金学者で大阪造幣局に招聘されて、銅貨の鋳造技術を日本に伝えた技術者でした。
また、日本の古墳研究の先駆者でもありました。

ちょうど昨年の今頃でしたが明治大学で古墳についてのシンポジウムが開催されて、同時に博物館でガウランドの企画展があり、楽しみにしていました。
今回の講演会も当市の博物館で開催されていましたが、物凄くピンポイントな題名でしたが興味のある私にとっては楽しみでした。

明治初期のお雇い外国人はモースやナウマンの名前を出すまでもなく、日本の殖産興業や文明開化に力を注いだ外国人です。
150年もの昔に異国の地から極東の島国にわざわざ来て技術の伝播をしたのですから、彼らが居なかったら今の日本の技術的な発展は望むべくもなかったでしょうか。

 リタイアしてから、今までそれなりに仕事に注いでいた時間を自由に使えるようになり、明治初期に日本に来た外国人を調べているのですが、彼らの行動力とか遺されたものを見るにつけ、その努力には敬意を払います。
心臓手術で入院していた時も、イザべラ・バードの書いた資料を持ち込んで3週間もどっぷりと読めたのも一つのきっかけでした。

 日本は鎖国をしていた時代にそれなりに文化の発展は有ったのでしょうが、明治の時代になり列強外国に後れを取るまいと、お雇い外国人を招聘して今の時代になりました。

なんだか、学生時代には勉強しなかったのですが、遅れて勉強をしたくなりました。
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