アマチュア無線を趣味にしている人にとっては年に一回開催されるハムフェアは楽しみの一つです。
COVID-19の蔓延で3年ぶりの開催もあり、今年は出展者も参加者もかなり多くなると予想されます。
私もジャンク漁りをしようと計画的に年金の中からこそこそと、資金を用意していました。
でも、この時期に全国からの数万人余りもの人が日本や世界中から集まり、密度の濃い会場では、いくら最新の換気システムが整備されていても、エアロゾル感染を考えると・・・
しかも、65歳以上で基礎疾患有りの条件付きでは、「君子危うきに近寄らず」は仕方ないと考え大英断をしました。
この数年間で、欲しかったジャンク品はヤフオクで良品を見つけて落札をしましたし、つい先日も欲しかった専門書の古本も見つけたので、今回は諦めました。
でも「虎穴に入らずんば虎児を得ず」ではありませんが、3年分のジャンクが放出されると思うと・・・
思い返すと現役時代には、ハムフェアが晴海会場で始まった頃から、毎年夏休みをこの時期に取って晴海会場に出かけていました。
思い返すと、昭和63年でしたか、ジャンクをたくさん担いで有楽町駅に着いたら、潜水艦と遊漁船の海難事故で号外が配られていたこと思い出しました・・・
友人のOMが自作品コンテストで入賞したときは、自分の事のように、嬉しいものでした!!
さらに、正直書いてしまうと、ビンボーな無銭家なので晴海会場で開催されていた頃の方が「ジャンクらしいジャンク」が有ったような気がします。
売り手と買い手のコミュニケーションが趣味としてのアマチュア無線家同士の話が通じていたような思いがありました。
真空管を捜していたら、「それなら○○県の○○市の○○○に行けばあったよ!」なんて会話ができました。
バブル最盛期の時にはいろいろな物がジャンクでありました。
今でも時々使用しているオリベッティのタイプライタが500円でした。(後のオーバーホール代がかなりの出費でしたが・・・)
学生時代に買えなかった両面のヘンミ計算尺が段ボールに入った状態で1,000円でした!!
古稀近くなると、新製品の説明をお臍を出したお姉さんから伺うのも、かったるくなりました・・・
もし、このブログをお読みになって、今年の会場に出かけられて、何かいいジャンクがありましたら、そっと教えてください。