先日、アウトドア商品を取り扱う店舗で、「火打石」を購入しました。
名称は「LIGHT MY FIRE」、仕組みとしては、マグネシウムの金属棒に金属製のヤスリがついたものです。
でも、日本製ではなく、デザイン的にはスエーデンあたりかな、形が北欧系の車のカギに非常に似ていました。
使用してみると、非常に人間工学的に配慮されており、さすがと思わせるところがあります。
それに、柄の部分に笛が施されています。
日常生活ではほとんど使用する場面がありませんが、「無用の美」があります。
今の時代、スイッチを押せば、明るくなったり、お湯がすぐ出たり、便利だらけですが、一昨年の3月11日のような事態が、またいつ来るかもしれません。
「災害は忘れたころにやってくる・・・」寺田虎彦が書いたとか、書かないとか説はいろいろありますが、とりあえず最低限のことはできるようにしておきたいものです。
もう少し暖かくなりましたら、キャンプでダッチオーブンを使用するときに、焚火を熾すの使ってみましょう。
気持ちは、縄文人の気分になるのではないかと思います。