次世代総合研究所・政治経済局

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北鮮のミサイル発射

2006年07月05日 04時48分22秒 | Weblog
 やはり予測したとおりというべきか、北鮮は最後にはビビッて米国を標的とすることを避け、無警告で日本海に向けてミサイルを発射した。

 今回のミサイルはなんとなく米国に向けて発射するような雰囲気を日本政府もマスコミも持っており、「米国の後方支援的口先警告」を繰り返していたが、おっと、気づいてみればやっぱり狙われていたのは自分の庭先ではないか。

 そもそも燃料を一旦注入してしまえば抜くことはできず、折角注入した以上、どこかに向かって発射しなければならなかったのは必然だった。あとは「いつ、どこへ」だったのだが、日本海に落ちたのは金正日の「きまぐれ」に過ぎず、別の気分の時には日本本土に落ちていたかもしれないことを考えると、日本政府の危機管理はお粗末としかいいようがない。

 今後は、米国は自国のことではないので「やれやれ」、「もう知らないよ」になるだろうから、日本政府は今後、単独で考えて行動しなければならないがどうするつもりなのか。

 「日朝平壌共同宣言」を反故にされた小泉氏、次の一手は用意してあるのだろうか。それともこれもまた安倍官房長官にお任せか。


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