北鮮の6発のミサイルがロシア沿海州に向けて発射された。
http://www3.nhk.or.jp/news/2006/07/05/k20060705000120.html
すでに日本本土を超える射程を持つテポドンを発射した過去からすると、今回は示威行動に終わったというべきだろう。結局振り上げた拳の落としどころを慎重に選んだといったところだと思われる。
この点、正午のNHKニュースで軍事評論家の江畑謙介氏が、防衛庁長官の「発射は失敗した可能性」との発言に対し、むしろ日本国民への衝撃を軽くする意味で北鮮のメッセージであるとの可能性をより強くコメントしたのが信頼できる。
むしろ、日本政府は「失敗説」にこだわり、いたづらに恐怖感を国民に植え付けるべきではなかろう。併せて、経済制裁については当面マンギョンボン号の入港禁止のみにとどめ、軍事行動などが取れない日本としては、国内資産凍結などは「次の一手」のためのカードとして温存すべきと思われる。
一方、訪日中の小沢一郎・民主党代表はただちに予定を変更して、李軍・対外連絡局長と会談し、「発射は遺憾」の発言を引き出した。この対応は評価されるべきだろう。いまだこの発言をした中国首脳はいないのだから。
http://www3.nhk.or.jp/news/2006/07/05/k20060705000120.html
すでに日本本土を超える射程を持つテポドンを発射した過去からすると、今回は示威行動に終わったというべきだろう。結局振り上げた拳の落としどころを慎重に選んだといったところだと思われる。
この点、正午のNHKニュースで軍事評論家の江畑謙介氏が、防衛庁長官の「発射は失敗した可能性」との発言に対し、むしろ日本国民への衝撃を軽くする意味で北鮮のメッセージであるとの可能性をより強くコメントしたのが信頼できる。
むしろ、日本政府は「失敗説」にこだわり、いたづらに恐怖感を国民に植え付けるべきではなかろう。併せて、経済制裁については当面マンギョンボン号の入港禁止のみにとどめ、軍事行動などが取れない日本としては、国内資産凍結などは「次の一手」のためのカードとして温存すべきと思われる。
一方、訪日中の小沢一郎・民主党代表はただちに予定を変更して、李軍・対外連絡局長と会談し、「発射は遺憾」の発言を引き出した。この対応は評価されるべきだろう。いまだこの発言をした中国首脳はいないのだから。