戸建て購入時に忘れやすいのがメンテナンスの事。
マンションだと管理費に修繕積立が含まれていたりするので多少安心ですが、
持ち家はそれぞれで計画しなくてはなりません。
ローン返済だけを考えてやりくりすると、

返済後はボロボロになった我が家で老後を過ごすことに・・・怖い。
そこで、メンテナンスのことを少し書きます。
家の老化を遅らせるには、こまめな点検、簡単な補修は自分で、
専門的なことは早めに業者にお願いしてください。
3年~5年ごとにはまとまった補修をすると思って毎月貯蓄することをオススメします。
☆サイディング
木造住宅の外壁は、サイディングが主流です。
サイディングはグレードも様々、高額なものは持ちも違います。
点検ポイントは、はがれ・欠け・割れです。
3~4年ごとに点検し、10年ごとに部分取替え、
20~25年で全面補修となります。
10年目くらいにはがれが気になり、全面塗装するお宅が多いようです。
最近では、光触媒で汚れにくく落ちやすい品もあるようです。
☆板貼り
点検ポイントは、反り・腐食・隙間・汚れ・退色。
2~4年ごとに塗装、傷んだ部分を随時取り替え、15~20年で全面補修・張替えが必要です。
☆モルタル
我が家の1階はモルタルにリシン吹きつけ塗装となっています。
点検ポイントは、汚れ・亀裂・はがれ・ヒビ。
ヒビを見つけたら直ちに補修、小さなヒビなら防水スプレーを。
15~20年で全面塗り替えをします。
最近は健康住宅への関心の高まりから、
漆喰や珪藻土といった自然素材の塗り壁も増えています。
☆タイル
水分を吸収しにくい磁器質やせっ器質は、耐候性、耐久性、耐火性にも富みます。
汚れがつきにくく、色落ち・劣化の心配がほとんどないので、
基本的にメンテナンスは不要。
ただし、コスト的には他の素材に比べて高くなりがちです。
☆ガルバリウム鋼板

耐熱性・長期耐食性があり、基本的にはメンテナンスは不要。
・・・ここ数年で出てきた建材なので、実は私もあまり知らなかったりします。
この外壁を補修した話もまだ聞いたことがないのです。
我が家の2階と車庫はこの素材を使っています。