新古今和歌集の部屋

哀傷歌 末の露元の雫 伝経覚筆コレクション

 僧正遍昭

すゑの露もとのしつくや

よの中のおくれ先立

ためしなるらむ


新古今和歌集 巻第八哀傷歌
        遍照
末の露元の滴や世の中の遅れ先立つ例なるらむ

 

俊成三十六人歌合

和漢朗詠集


安住寺殿經覚

経覚
(応永2年(1395年)- 文明5年(1473年))
室町時代の法相宗の僧侶。父は関白九条経教、母は浄土真宗本願寺の出身。母方の縁で後に本願寺8世となる蓮如を弟子として預かり、宗派の違いを越えて生涯にわたり師弟の関係を結んだ。興福寺別当である寺務大僧正を4度務めた事でも知られている。諡号は後五大院。
応永22年(1415)から文明4年(1472)までの自筆日記である経覚私要(別名安位寺殿御自記 重要文化財)残して筆者です。寺務と寺領支配について記されているほか、当時の政治や文化に関する記述も多く、室町時代の貴重な記録。

平成28年4月23日 壱

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