新古今和歌集の部屋

新古今和歌集(隠岐本) 小宮本 蔵書



大久保正 校
新古今和歌集(隠岐本)
                  古典文庫


新古今和歌集(隠岐本)
上巻
校者:大久保正
初版:昭和24年9月30日
発行:古典文庫



下巻
発行:昭和24年11月30日


新古今和歌集隠岐本で、隠岐本二十巻完本で、新潟県高関渋谷家伝来。文明七年(1475年)書写。当時新潟県新発田市の歌人小宮陸氏蔵書の忠実な飜刻本。 
日本古典文学体系 岩波書店と同じ底本でもある。



真名序


仮名序


隠岐本跋文


春歌下
撰者注記有り。但し源通具無し。
隠岐残歌鉤合点
110番大伴家持歌切出し。



新古今被直事
(巻末に切出歌記載)





識語
書本云
定家卿書進御室以件本書寫○
此集者拾遺三品定家卿以自筆所令書獻御室其後
又有取捨事被直改之間如此令注進之處又遣被人
之許悉被直定○

延應元年(1239年)十一月廿三日以前内大臣(九條)家御本(家隆二品眞筆本)
能々令交合了
但於合點歌者於隠岐令抄御御本之定也。合點之外
者被捨歌也云
冩本云交合本勞秘藏者也。努々不及外見。
               在判
定家卿消息
新古今直付進上之狼藉鳥跡無左右被召留候之條
猶々恥辱面目兩方相兼候於今者随分此集證本候
歟外題事於如此物者爲僻字等不候以不思議手跡
書付候事雖其數候至外題今一重片腹痛候之間生
涯未試候此興候之故乍恐所進上候也。得御意可然
之樣可被加御詞候也。恐々謹言。
  八月一日       定家
 僧都御房

寛元元年(1243年)六月十六日以京極中納言入道(定家)眞筆
之本交合了。此本勞可令秘藏本也。

篠々如奥書者可爲證本歟但僻字多之不審書寫
之失錯烏焉馬誤歟後見之可直改也
寛正三年五月廿二日 誌之
        竹園大王御判

竹園大王御眞筆之以御本書寫同令交合○
文明七年五月日



識語印影
寛正三年(1463年)五月廿二日誌之
竹園大王在判
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