新古今和歌集の部屋

光る君へ 酒宴で宣孝が唄った歌 催馬楽 河口

 

(25)決意 - 大河ドラマ「光る君へ」

(25)決意 - 大河ドラマ「光る君へ」

越前の紙の美しさに心躍らせるまひろ(吉高由里子)。その頃、まひろのもとには宣孝(佐々木蔵之介)から恋文がマメに届いていた。為時(岸谷五朗)からの勧めもあり、まひ...

大河ドラマ「光る君へ」 - NHK

 

 

催馬楽 河口
河口の
関の荒垣や関の荒垣や
まもれども ハレ
まもれども
出でて我寝ぬや
出でて我寝ぬや
関の荒垣
 
 
催馬楽(さいばら)とは、平安時代に隆盛した古代歌謡。元来存在した各地の民謡・風俗歌に外来楽器の伴奏を加えた形式の歌謡である。管絃の楽器と笏拍子で伴奏しながら歌われた「歌いもの」の一つであり、多くの場合遊宴や祝宴、娯楽の際に歌われた。語源については馬子唄や唐楽からきたとする説などもあるが定かではない。
 
参考
源氏物語 藤裏葉
男君は、夢かと覚え給ふにも、わが身いとどいつかしうぞおぼえたまひけむかし。女は、いと恥づかしと思ひしみてものし給ふも、ねびまされる御有樣、いとど飽かぬところなくめやすし。
「世の例にもなりぬべかりつる身を、心もてこそ、かうまでも思し許さるめれ。 あはれを知り給はぬも、樣異なるわざかな」と、怨み聞こえ給ふ。
「少将の進み出だしつる『葦垣』の趣きは、耳とどめ給ひつや。いたき主かな。『 河口の』とこそ、さしいらへまほしかりつれ」と宣へば、女、いと聞き苦し、と思して、
  浅き名を言ひ流しける河口はいかが漏らしし関の荒垣
「あさまし」と宣ふ樣、いとこめきたり。少しうち笑ひて、
  漏りにける岫田の関を河口の浅きにのみはおほせざらなむ
年月の積もりも、いとわりなくて悩ましきに、物覚えず」
 
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