ココロと機械

ココロの病を患う私の気ままなブログです

霊感女房

2018-12-08 17:56:07 | ブログ

霊感商法ではなく女房のお話だ。

まあ、簡単に言っちゃえば、よくいるじゃん「見えちゃう人」とか
そういう類の人。

女房がまさにそれなんだよね。
でもって、頭おかしいからかと思って聴いていると、ちゃんとそれ
が当たっているから不思議なものだ。

基本的にそういうものを信じていないわたしにはさっぱり分からな
い世界だけれど、例えばこの家には(うちの事ね)男の子が二人と
女の人が二人いて、一人は自分の亡くなったおばちゃんだという。

誰もそんなソースを与える前に「男の子二人と女の人」と言い当て
たからまんざらでもなさそうである。

でもって一緒にいるとよく不思議な事も起こるし、たまには気配だ
けでなくちゃんと見えると言うからプロフェッショナル級だな。

でね、こないだ、女房が言うには「あのさあ、山の神様がわたしに
入ってきてさぁ」と。
うわまた始まったかと聞いていると、なにやら山の神様がスッと身
体に入ってきて「なんで?」と聞いても「いいの」としか答えない
から分からないんだけれどどうするべきかと言う。

んな事わたしが知るか、何か用事でもあって来たんじゃあないの?
そのままでいいじゃんと言ったらなにやら不服そうな顔をしていた
けれど、当たり前だろう、わたしにゃそんなもの理解不能である。

何でも岩手の山の女の神様と言うので、それなら早池峰山か六角牛
山か石神山のどれかだろうと言うと「じゃあ多分石神山の神様だ」
と言う。

なぜかと言うとこれはもう書くのが面倒なので知りたい人は「遠野
物語」の最初に書いてあるので読んでもらう事として、昔若い頃、
何度もどこかの神社の夢を見て困って来内と言う所のおばあちゃん
のところに聞きに行ったら「あそこではないか」とそのそばの伊豆
権現と言う神社に連れてってくれたそうな。

そしたらそれが夢で見るものと全く同じだったと言う事で「呼ばれ
てきたんじゃね」と言う話になったのだそうな。
その伊豆権現と言う神社があるところがその石神と言う山で、女房
の話の中に出てきたその山の三姉妹の神様の姉ちゃんだか二番目だ
かだと言う話に合点がいく。

末っ子の娘は、まあちょっとズルして一番いい早池峰山を取ったと
言う話だからまあその他のどちらかであろうと言う事だ。
で、昔住んでいた家から六角牛山をいつも見ていたと言うから、グ
ーグルアースで同じような角度で見せると「ああ懐かしい」と言っ
ていたけれど石神山か六角牛山なのかどっちの神様なのか分からな
いではないか。

伊豆権現神社も画像を見せたら「ああここだここだ」と言っていた
からもはやわたしにはさっぱり分からん。
で、今さっき帰ってきて「神様どうなった?」と聞いたらもう今日
はいないと言うので寒いし暇だし帰ったのだろう。

山の神様がまさか「準備中」とか「本日定休日」とか札かけて出か
けるのもそうそう出来ないだろうから、何か用事があったか様子を
見に来たかしたのだろうね・・・・としか・・・・・。

まあしかし女房には色々驚かされると言うか、もはや「見える人」
ではなく「イタコ」に近づいてきているようで、もうじきと言うか
もうちょっと頑張れば「厚子相談室」って商売できるんじゃね?と
思うくらいなんかもう神掛かってきているので、まあわたしはもう
慣れたけれど、それも若いころと言うか子供のころからだと言うか
ら、嘘デタラメ言ってるわけではないなと言うのは分かっているの
で、まあ何というか、面白い人ですよ。


本日の種:フジフイルムXF1
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