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JF3TBMの無線道楽雑記帳。その他、社会随筆も不定期に掲載。明日の活力にと、スパイスの効いたサプリのような。

●どの程度、発災時に出動するかを各免許人が決めること。

2025年03月19日 | アマチュア無線

アマチュア局が『災害時の通信協力』は、たぶん『必須』に近いと思います。まぁ、これとて『社会福祉協議会』に、あらかじめ『災害ボランティア登録』をしておき、担当者と定期的に情報交換や意見交換などを交わして『互いの信頼』を高めておく必要があります。また、レピーターを市役所庁舎に設置しているJARL登録クラブが管理団体になっている地域と、レピーターもなく自治体の危機管理室職員が『閑職(窓際)』になっているような自治体とでは、雲泥の差くらいの『温度差』があります。非常通信に関しては『免許人の判断』と法令どおりにやればいいと思っています。非常通信を行えば『80条1項』にあるように、管轄の総合通信局長に報告する必要があります。

【写真:古地図を見て、どの程度の古いコミュニティがあるのかも知っておこう】
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◆アマチュア局がやるのは『共助』で十分、要は昔の『村単位』でいい。
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昨日も書きましたが、120,000人都市で、

まともに非常通信に協力できるアマチュア局なんて、

せいぜい、0.01%で『12人』ほどです。

 

0.1%まで拡大してとて『120人体制』が限界でしょう。

 

1,レピーターがあって、自治体と協定書を交わしているところは120人いる

2、レピーターがなく、アマチュア同士の連携も自治体との連携もないと、12人程度

 

私は『こんなもんだろうな』と実感しています。

 

かといって、それを悲観はしていません。

むしろ、所属クラブからの依頼で『バタバタする』のはイヤです。

実際、災害が起きたとて『行動範囲が、どの程度なのかは、わからない』です。

 

だったら、町内会レベル、つまり『昔の村単位』が守備範囲のMAXでいい。

 

1,予備の広域連絡用にアマチュアのハンディ機が数台あれば十分

2,村単位、町内会単位なら『特定小電力無線』で十分

 

また『いつまで、災害通信協力をするのか』を決めておくことです。

 

私は『自治体の市報が発行されるまで』と決めています。

逆に言えば『市報の発行が継続されるとしたら、原則、協力はしない』。

 

これくらいの『線引き』をしないと『無償で自治体の下請け』になります。

 

なんかっちゃあ『無線は災害時に役立つ』とか聞きます。

確かに、間違ってはいませんが『防災』というテーマのコミュニティが、

心地よい、そんな人が、そこここにいます。

 

意識や信頼を高めるのは大事です。

 

それならば、町会の『どぶ掃除』も、文句言わず参加しましょう。

また、ごみ当番も、嫌がらずにやりましょう。

 

防災だの、多くが『張り切ってやっている』のを見ると『ちょっとイタいな』と感じます。

 

一定の『想定』や『マニュアル』『ガイドライン』を作っておくのは大事ですが、

それとて『人を集めるための「合意形成」に過ぎない』ということです。

さらにいえば『想定外のことが起きるのが災害』です。

 

想定内で収まるような災害は聞いたことも、見たこともありません。

 

要するに『コトが起きたら「教科書どおり」にはいかない』のです。

そもそも、そんな教科書は『何の役にも立たない』ということです。

最近の流行なのか『防災士』が急増していますが、

防災士にもレベルに大きな差があり『アマチュア無線の存在すら知らない』人がほとんどです。

 

防災士の多くが『発災時に、LINEが使える』と思っているのには仰天しました。

 

大きな災害が起きた時は『きめ細やかな、多くの情報収集』が必須です。

また、自治体の機能がダウンしますから、市報の制作がストップします。

つまり、自治体からの『お知らせ』が『できない』ことがあります。

 

災害FM放送局の立ち上げ方を知っている自治体担当者は極少です。

 

コミュニティFMとは異なり『50W出力』で免許されますが、

商業放送ではないので、CMが流せず『広告収入』は入りません。

それでも『必要だ』というのであれば『自治体から総務省に申し出』が必要ですね。

 

1,放送局の運用に必要な無線従事者が確保できるか

2,放送用機材が準備できるのか

3,電源などのインフラは用意できるのか、等々の課題がたくさんあります。

 

また、災害FMも『早い者勝ち』のような側面があります。

 

こういうことを『危機管理室の職員』が『まったく知らない』ことも多く、

日頃から『檄を飛ばす』という行動が必要かも知れません。

本来、檄とは『お上の通達』ですが、今はお上が軟弱なので、

市民側からの『通達』で、追い込んでおくことも必要かも知れませんね。

 

どうあれ、少ないアマチュア、やれるとしても『村単位』で用意すれば十分でしょう。

 

アマチュア無線で『公助』までは、きっと無理だと思います。

今のアマチュア局事情を見れば『足手まといな年寄りばかり』です。

災害に役立つ・・・を信じていたら『骨折り損のくたびれ儲け』が関の山です。

 

1,やったとて『町会』『昔の村単位』でいい

2,小さい範囲なので、特小機を複数準備しておく

3,信頼を高めておくために、定期的な情報交換をしておく

 

これで、あなたも『ヒーロー、間違いなし!』でしょう、hi。

 

毎度おおきに。ほんじゃーね!!

 

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