コメットの『HFJ-350H』という『TOY-ANT』。名前のとおり『おもちゃ』みたいなアンテナです。これに、オプションの1.8MHz用コイルを付け足してトップバンドが『どの程度飛ぶのかな?』と実験しています。給電部は電流最大値ですから、こんなところに巨大なコイルを入れると『おおかたが熱に変わる』のは定説。でも、国内限定で相手の『いいアンテナ』に助けられてはいますが『全国に私の電波が飛んでいる』のです。
【写真:在阪民放並みの夜間サービスエリアがわかります】
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◆1.8MHz帯は『中波』ですね。
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伝播の特徴として、電離層・D層のあらわれる昼間は、
D層に吸収されるという性質があります(第一種減衰)。
このため、昼間は地表波のみ有効で比較的近距離しか届きません。
夜間は、D層が消滅し『E層』で反射するため、
電離層反射波により遠距離まで到達するのです。
そのため、夜間は昼間より遠方に届くのが利点ですね。
私が実験的に使っている、
コメット社の『HFJ-350H&1.8MHz帯オプションコイル装着』状態です。
取説では『AVE50W』と明記されており、
FT8の運用時は『CQ連続送信』しないように気遣って運用しています。
DX(海外)も、受信のみの確認ですが、
近隣諸国の中国やロシア、ときには米西海岸からの信号も入ってきます。
実際に『こんなに使えるものだったのか』と驚いています。
さすがに、DXとの交信には至らない(あたりまえ)ですが、
教科書どおりに『40mもロングワイヤーを張るスペース』などありません。
住宅密集地&狭小住宅で『どのようにトップバンドで遊ぶか』を考えると、
市販品の手軽なアンテナでは『HFJ-350H&オプションコイル装着』しか、
手近なアンテナがないのも『実情』です。
メーカーさんには、
ぜひ効率の良いトップバンドのアンテナ開発を願いたいところですね。
我が家の場合、ヨドコウの物置小屋2棟が並んでおり、
これを『巨大なカウンターポイズ?』と見立て、
あたかも『ミニバンクラスのモービルに付けたアンテナ』と仮定しました。
メーカーの取説で示された同調点寸法からは少し調整しましたが、
1,840kHzのピンポイントに絞り込めば、
VSWRは1:1.0近くまで追い込むことに成功しました。
先月の10月25日には、1.8MHz帯・Digital・大阪府特記での、
AJDが完成し、早速『JARL』のAWARDを申請しました。
飛ばないアンテナと決めつけず、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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