こないだJR九州ウォーキングで、JR折尾駅に行ったのである。コース途中に県立折尾高校があり、校内で「おりこうカレー」を生徒が販売していました。言わずもがなですが、折尾高校のカレーなので「おりこうカレー」です。
「おりこうカレーいかがですか?」
「中辛ください」
「400円です」(高校生が頑張って販売しているので応援しましょう)
パッケージには「折尾高校は総合ビジネス課、ビジネス情報課、生活デザイン課をもつ、1918年設立の北九州市八幡西区にある県立高校です。長年受け継がれた伝統のレシピを基本に、色々な食材を楽しく30品目摂れるようにしました。ステック型のカレーを重宝してもらえると嬉しいです」と書いてます。
そう、ステック型の使い切りカレーで、温めなくても美味しく食べられるというのが売りです。(もちろん温めても良い)パンに塗ったりするのも良いですね。
特製シールをおまけで貰いました。
「良かったら資料室を開放しているのでどうぞ」
「わっかりました」
折尾高校の前身は、「福岡県立東筑高等学校全日制課商業課」で、高倉健氏が卒業した母校ということです。(知らんやった)
折尾高校のすぐ横には「堀川」が流れています。この水路は江戸時代に建設され、遠賀川から洞海湾へ水路を通すことで、洪水防止・灌漑・物資輸送に使われました。また、明治時代になると筑豊の石炭を積み出し港の若松港へ運ぶための大動脈として使用されるようになりました。
水路は手作業で掘られたため、川幅は狭く水深も浅く大きな船は通行できません。そのため、「ひらた船」「川ひらた」「五平太船」と呼ばれた、平たくて横幅が広い木造船が物資輸送に使われました。今の堀川は水量が極端に少ないので、ひらた船の通行は不可能ですが、最盛期は700捜の船が行きかったそうです。
ひらた船の実物は、折尾高校の敷地内に展示されています。
帰ってから、早速開けてみました。小分けにしたカレーが5本入っています。(というのは買うとき説明を受けた)
少量ずつ使えるので、こういう使い方もいいですね。